2019.10.11 Friday 22:15
祝☆「表現の不自由展」再開!
というわけで、再びあいちトリエンナーレ、愛知芸術文化センター会場に行ってきました。

表現の不自由展は、希望者多数のため抽選。抽選に2回参加して、残念ながら2回とも外れてしまいました。
が、表現の不自由展中止に抗議するために、展示を中止していた作品たちの再開を見ることができたので、再訪してよかったです。


芸術文化センター地下2階では、ピア・カミルの「ステージの幕」が下まで降りていて、音楽も鳴っていました。 ステージの幕 ああ、本当に再開したんだなあ、と感慨深いです。

「ステージの幕」、近くで見ると、Tシャツの脇を開いて縫い合わせていて、頭を入れる穴の部分にスピーカーが仕込んであるとわかりました。 ステージの幕


これまで展示中止していた作品では、タニア・ブルゲラがずっと気になっていたので、今回やっと体験できたのが嬉しい。
展示室に入る前に、手にスタンプを押されます。私の手に押されたのは、「10150920」という数字でした。これは、2019年に国外へ無事に脱出した難民の数と、国外脱出が果たせずに亡くなった難民の数の合計だそう。

そして真っ白な壁に、数字が書いてあるだけの部屋。 タニア・ブルゲラ 難民の数、少しずつ増えてるんですね。
室内にはメンソールの匂いが充満していて、目や鼻にツーンとくる刺激。
「難民の数、とんでもないんだよ! 素通りするなよ! ちゃんと体に刻みつけろ!!」という作家の叫びが聞こえてくるような。


芸術文化センター会場の外では、拡声器を持った男性が、表現の不自由展再開への抗議スピーチをしていて、その近くに「ヘイトスピーチ反対」のプラカードを持った女性を見かけました。

明日12日は台風接近のため、あいちトリエンナーレの会場はすべて休館だそうです。
台風、どうか大きな被害が出ませんように。
皆様もお気をつけて。




| ●月ノヒカリ● | 日記・雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |
2019.10.01 Tuesday 12:02
大事なことだから、最初に書いておこう。

「表現の自由」については、過去にこのブログにも書きながら考えたことがある。
私は、「表現の自由」は無制限に認められるべき、とは思っていない。
「アート」の名を借りて、甚だしく差別的な行為、倫理的に大いに問題のある行為が「作品」として公開されていることを、ネットを通じて知ったこともある。女性に対して、明らかに差別的(かつ稚拙な)表現が、「作品」と称して公開された例も見たことがある。

ただ、今回のあいちトリエンナーレで問題とされた「平和の少女像」は、公開中止に追い込まれるべき作品とは思えない。
とりわけ国や行政が、表現の内容に介入して公開を禁止するのには、反対だ。

私は、「平和の少女像」を含む「表現の不自由展・その後」の作品たちを、この目で見たかった。
それらの作品が公開中止になったことに抗議して、作品を非公開にしたり、改変した作家たちの作品も、元の形で見たかった。
「平和の少女像」の写真なら、ネットニュースなどでいくらでも目にすることができる。でも、あの作品は、少女像の隣の空いた椅子に座ることができて、「隣に座ってみて何を感じるか」まで含めての鑑賞体験になるらしい。私もそこまでやってみたい。

また、河村たかし名古屋市長による、あいちトリエンナーレへの圧力と受け止められる発言は、名古屋市民としてとても残念に思う。文化庁が後出しで「補助金を交付しない」と発表したのも、「そこまでするか」と驚いた。
文化庁による補助金不交付への抗議表明として、ネット署名活動をしているのを知って、私も署名した。関心のある方はぜひ署名を。

■文化庁は「あいちトリエンナーレ2019」に対する補助金交付中止を撤回してください。(change.org)


前置きはこれくらいにして、トリエンナーレの話を。
芸術監督にジャーナリストの津田大介氏を迎え、参加アーティストの男女比を平等にすることで、開催前から話題になった今回のあいちトリエンナーレ。

開催後すぐ、「平和の少女像」を中心に作品への脅迫を含めた抗議が激しくなり、「表現の不自由展・その後」の展示は公開中止。連帯して作品を公開中止にするアーティストたちも現れた。

そんなニュースが飛び交う中でも、会場は静かで、落ち着いて鑑賞できる状況だった。
ほぼ全ての作品が「写真撮影自由」で、SNSに投稿することも奨励されているみたい。 私もいくつか撮影したものがあるので、記録も兼ねて掲載。

今回のあいちトリエンナーレは、大まかに4つのエリアに分かれている。
愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、四間道・円頓寺周辺、そして豊田市駅周辺。
もちろん一度に全部は回れないので、それぞれ別の日に行くことに。

まずは愛知県芸術文化センターへ。
私は地下から入る派なので、ピア・カミルの作品「ステージの幕」がお出迎え。
音楽バンドTシャツをつなぎ合わせて作ったものだそう。 ピア・カミル 本当ならスピーカーから音も出るらしいんだけど、無音だった。
近くに、今回のトリエンナーレ参加アーティストが連名で出した抗議声明文「表現の自由を守る」が貼られている(この声明文は、その後、あちこちの公開中止された作品の場で見ることになる)。


愛知県美術館のある10階に上がって、入り口にはエキソニモの「The Kiss」がお出迎え。 エキソニモ

展示作品中、最もフォトジェニックだったのは、こちらのピエロの部屋。
ウーゴ・ロンディローネ「孤独のボキャブラリー」。
ウーゴ・ロンディノーネ ウーゴ・ロンディノーネ よく見ると一体一体、頭の形が違う。すごくリアルで、今にも動き出しそう。
ピエロと並んで写真を撮っている人も多かった。


他に印象に残ったのは、キャンディス・ブレイツ袁廣鳴(ユェン・グァンミン)の映像インスタレーション。 過去のトリエンナーレでは、映像インスタレーションは「退屈」なイメージしかなくて、すぐに席を立ってしまったと記憶しているけど、今回はじっくり見入ってしまう映像作品が多かった。


そして豊田市へ。
当初は「名古屋市内の展示だけ見ればいいや」と思っていたんだけど、「(豊田市駅近くの)喜楽亭の展示がすごい」という噂を聞きつけ、見に行くことに。
写真は撮らなかったけど、ホー・ツーニェン「旅館アポリア」、特攻隊員も宿泊したという旅館・喜楽亭で、特攻隊にまつわる映像インスタレーションを見るという得難い体験をした。旅館の畳の部屋での映像鑑賞、古い旅館の建物がガタガタ揺れる演出も相まって、なかなか迫力があった。小津安二郎や漫画家の横山隆一、京都学派の哲学者の、戦時中の活動についての言及も興味深い。


高嶺格「反歌:見上げたる 空を悲しも その色に 染まり果てにき 我ならぬまで」。廃校のプールを使ったインスタレーション。 高嶺格 炎天下の坂道を登った先にあったので、正直グッタリ。


豊田市美術館、実はこれまで行ったことがなかったんだけど、水と緑と現代アート作品に囲まれた、美しいロケーションだった。 豊田市美術館 敷地内にある茶室「童子苑」は、350円で抹茶と和菓子をいただける、おすすめスポット。


豊田市美術館内に展示されているスタジオ・ドリフトの「Shylight」、これは動画でお見せしたかった。 スタジオ・ドリフト 天井からゆっくりと、白いふわふわの布で包まれた花のようなライトが降りてきて、開いたり、閉じたり、まるで生きているよう。 床に寝転んで鑑賞できるのもgood。


写真は撮らなかったけど、豊田市美術館、レニエール・レイバ・ノボの作品も公開中止になっていて、壁にかけてあった絵(?)が、新聞紙で包んである。その包み紙が、今回のあいちトリエンナーレ、「表現の不自由展」公開中止関連の記事を掲載した新聞各紙だと気づいて、面白いプロテスト方法だと思った。思わず記事を読みふけってしまったよ。


そして名古屋市美術館
作品数は少ないものの、見応えがあった。

入り口近くにあった、藤井光「無情」。
正面のスクリーンには、戦時中、台湾の人々を「日本人化」する目的で設けられた「国民道場」の記録映像が流れている。 藤井光 向かって右側のスクリーンには、日本で学び働く若い外国人らが、上記フィルムの中で行われている訓練を再演した映像が。 藤井光 あれ、もしかして、いまの私たちって、日本で働く外国人労働者に対して、過去に台湾や朝鮮半島で行なった「皇民化政策」と同じようなことをしてるのかな? などと考えさせられた。
今回のトリエンナーレ、先の戦争をテーマにした作品が思いのほか多い。


抗議のため展示を中止・改変した作品の中で、特に目を引いたのは、モニカ・メイヤー
もともとは、身近で起こったセクハラや性暴力について、来場者が紙にコメントを書いて展示できるはずだったんだけど……こんな無残な姿に。 モニカ・メイヤー モニカ・メイヤー 通常の展示を見るより、目に焼きつく光景だったかもしれない。


すぐそばに展示されていた、桝本佳子の陶器作品。愛らしい。 桝本佳子 桝本佳子


青木美紅。人工授精によって産まれたと母親に告げられた自分と、同い年生まれのクローン羊ドリーを重ね合わせたインスタレーション。 青木美紅 実家のダイニングルームを模したという小さな部屋、可愛らしさの中に狂気を感じた。


写真は撮らなかったけど、ホドロフスキーの「サイコマジック」セラピー、クライアントからホドロフスキーへの感謝の手紙を日本語訳した冊子を配布していて、家に帰ってから読んだのだけど、「なんじゃこりゃ」とドン引きしてしまった。そういえば映像もカルトっぽかった。


おまけ。
美術館の窓から見えた(たぶん)常設作品。 名古屋市美術館


最後に四間道・円頓寺界隈
名古屋に住んでいながら、足を踏み入れたことがなかった通り。
街のあちこちに作品が点在していて、道に迷いそうになりながらも、各所に配置されたボランティアスタッフが丁寧に対応してくれたため、気持ちよく鑑賞できた。

この界隈での一番は、キュンチョメ「声枯れるまで」。 キュンチョメ トランスジェンダー・Xジェンダーで、名前を改名した人へのインタビュー映像、そしてひたすら自分の名前を叫ぶシーンが圧巻。「声枯れるまでー」の叫びが、今も耳に残っている。


最後に、全会場を回った感想など。
2010年、2016年、2019年とあいちトリエンナーレを見てきたけれども、今回がいちばん良かったように思う。
ところどころ歯が抜けたように公開中止の作品に出くわしたが、そうであっても、前回のトリエンナーレより、印象に残る作品は格段に多かった。

不思議なことに、作品の不在や改変によって、より感情を揺さぶられる結果になったみたいだ(今回のトリエンナーレのテーマは「情の時代」だった)。アーティストたちの熱のこもったステートメントが、戦時のような非日常を想起させる。
展示中止事件がなかったら、何も考えずに素通りしていたのかもしれないのに、(脅迫者たちにとっては皮肉なことに)今回の騒動によって、より深い鑑賞の機会が与えられたように思う。

会場で、視覚障碍者の方や車椅子ユーザーの方と出会えたのも、忘れがたい体験となった。
今回のトリエンナーレでは、愛知県美術館の会場内に、観客が作品の感想を話し合うスペースが設けられていて、そこで彼らと話す機会があったのだ。この一点だけ取ってみても、意義深い試みがされていたと思う。

ただ、公的な美術館は、身体障碍者の方も比較的アクセスしやすいだろうけど、まちなかにある展示作品を鑑賞するのは難しいだろうな、と感じた。小さな建物の狭い階段を上った先の、狭い部屋に作品がある、という例も多かったから。もちろん、美術館ではない場所で、作品を鑑賞することの意味もあるんだけど。バリアフリーは遠い課題ですね。

「表現の不自由展・その後」を含めて、公開中止作品が、会期中に無事展示再開されることを祈りつつ。






| ●月ノヒカリ● | その他雑文 | comments(0) | trackbacks(0) |
2019.08.30 Friday 17:52
7月にやったCT検査の結果、再び肝転移が増大していることがわかったので、抗がん剤治療を変えることになりました。
前のピーチ味のまづい抗がん剤ともお別れです。あの薬で一年保ってくれたんだから、まあいい薬だったんだろうなあ。

でもって、新たに点滴の抗がん剤を始めることになりました。
せっかく一年かけてベリーショートくらいに回復した髪、また脱毛しちゃうのは残念ですが、これもまあ仕方ないです。

7月末から、点滴の抗がん剤を始めたのですが、これがなかなかに大変な薬でした。
まず、点滴した2日後に、38度くらいの熱が出たのですが、これは前もって処方してもらっていた抗生剤を飲んだら、すぐに熱は下がりました。
ここまでは、まだよかったんです。

1週間後に、2回目の点滴のために通院したら、なんと好中球(白血球の一種です)が200という、過去最低値を更新してしまいました。骨髄抑制があるのは知ってたけど、ここまで下がるとは……。

とりあえず人ごみに出かけるのは禁止、と言われて、白血球を増やす注射をすることになりました。その注射、3日間連続で打たなきゃならないので、病院通いが続くことになったんですが、それは仕方ないとして。

注射を打った翌日、またもや38度を越える熱が出てしまったんです。
しかも同時に生理が来て、これがまた、これまでになかったくらいの大出血で、貧血のダブルパンチ。

もしかして「入院するように」と言われるかなあと覚悟していたのですが、血液検査の結果、CRP(炎症の程度を示す数値)がそれほど高くなかったので、自宅で寝ていることに。

前のエントリにも書いたように、その38度越えの熱が、1週間下がらなかったんです。
しかも咳も出て、「もしや肺炎では……」と心配したのですが、どうやら風邪だったみたいです。

そして味覚障害。
これも地味〜につらかった。
何を食べても変な味がするんです。食事が全然おいしくない。

前の飲み薬の抗がん剤の時も、微妙に味覚障害はあって、甘いものが好きじゃなくなったんですが、それでも普通のご飯はそれなりにおいしく食べてたんです。
それが、何を食べても不味いなんて、「もう私には食事の楽しみは無くなったのね……」と、かなり切ない気持ちになりました。

それでもなんとか熱は下がり、好中球も回復して、3週間ぶりに、2回目の抗がん剤の点滴をすることができました。今回は、2段階減薬しての点滴です。

減薬のおかげか、今回はまだ熱は出てないし、味覚障害もかなり回復しました。
ずっと食べてなかった「甘いもの」も、桃も(!)、再びおいしく食べられるようになりました。

さて、次回の診察、好中球の数値はどうなってるでしょうか。
無事回復していれば、このまま減薬して治療を続けることになりそうですが、果たして?


そんなこんなで、8月半ばはほぼ寝たきりで過ごしていたのですが、不幸中の幸いというか、ひとつだけいいことがありました。

熱を出して寝込んでいる間に、体重がするすると減って、かつてのベスト体重に戻ったんです!
あれほど苦労してダイエットしていたのが、嘘のようです。

しばらく寝てばっかりいたので、熱が下がったらまた体重が増えるのかな? と心配していたのですが、今のところそれほど揺り戻しはなく、ほぼベスト体重をキープしています。


この間、BRCA遺伝子の変異を調べる検査とか、MSI検査(免疫チェックポイント阻害剤のキイトルーダ が使えるかどうかの検査)もしたのですが、どちらも陰性で、使える薬の選択肢もかなり限られてきました。

私は、「最後まで明るく周囲の人に感謝して〜」というような、模範的な患者にはなれそうにないですが、まあ淡々と対処していけたらいいなーと思ってます。

まだあといくつか、発表したい短歌の連作が残っているので、それを発表し終えるくらいの時間は残されている、と思いたい。
あと〇〇〇〇の新刊も絶対読みたいし、できれば〇〇〇の完結も見届けたい——みたいな望みは尽きないので、もうしばらくは生きていると思います。






| ●月ノヒカリ● | 病気 | comments(4) | trackbacks(0) |
2019.08.19 Monday 21:25
残暑がまだまだ厳しいですね。
私は、抗がん剤が変わって、その副作用か、38度越えの高熱が1週間以上続き、さすがにバテています……。
詳しくはまた病状報告のエントリに書く予定です。

さて、今は月2回くらいの更新頻度ですが、note(およびはてなの短歌ブログ)で、短歌の更新と、新たに詩(のようなもの)も公開しています。

■【短歌】夏の散歩道 へのリンク

■【連作短歌】ありふれた夜のために へのリンク

■【断章】 世界は愛で充たされている へのリンク

■【連作短歌】水の領域 へのリンク

■【断章】壊れた世界 へのリンク


noteを始めた当初は、詩(のようなもの)を発表するつもりなんてありませんでした。
でも、noteで様々な人の投稿を見ていると、詩を発表されている方が思いの外多く、ここでなら私も、ひっそりと詩を置いていくことができそうでした。
だから今は、たまに「詩のようなもの」も書いています。


短歌でいちばん思い入れがあるのは、やはり「ありふれた夜のために」ですね。
この連作も、当ブログやツイッターで知り合った皆さんとのやり取りの中から生まれたものです。再発がんの治療中の今の自分の状況も、当然反映されてはいますが。

かつてはキリキリと刺すように自分の中に存在した「生まれてこなければよかった」という思いも、今はもう、鳴りを潜めてくれています。
その分、自分の寿命は、もう少し切迫したものになっていますが、それはそれとして。

哲学者ベネターの著書も、一昨年、翻訳が出ましたね。
数年前の自分なら読んだかもしれませんが、今はもう関心が薄れてきています。いい傾向だと、自分では思っています。

苦しみもがいている人が、「生まれてこなければよかった」と言うとき、「死にたい」という言葉よりもさらに悲痛な叫びを、私はそこに感じ取ってしまいます。
自分という存在を、遡ってまで消し去りたいという気持ち。
私自身がそんな悲しみを背負うようになった原因は、私の中でははっきりしているのだけれども、ここには書きません。

生きていれば、悲しいことも、苦しいことも、当然のようにやってきます。
そうであっても、たとえ苦しみのただなかにあっても、自分の存在を祝福できますように。

夏の終わりももうすぐそこ、この暑さもさらりと乗り切っていきましょう♪






| ●月ノヒカリ● | 短歌 | comments(2) | trackbacks(0) |
2019.06.30 Sunday 14:33
ここのところずっとブログを更新してないのですが、いやーとにかく体がだるいんです。これは抗がん剤の副作用でしょう。
昨年から始めた経口抗がん剤、飲み始めてからもう一年くらい経ちました。そろそろまた肝転移が増大して、薬を変えなければならないかもしれませんが、それはまた来月、CT検査の結果を見て決めることになりそうです。

で、ですね、変わったことはというと、体重が増えました。
抗がん剤治療をしてて、体重が増えるなんて……。

昨年入院した時は、体重が減ってたんですよ。どうしよう〜これ以上痩せたら、消えて無くなっちゃうかも(←大袈裟)と心配になり、退院後は、吐き気にめげず、もりもり食べてたんですよ。そしたら、太りました……。

4キロ増えれば自分にとってのベスト体重、と思って食べてたんですが、気がついたら8キロ増えてました。もうね、20年以上見たことがない数値を体重計が示していて、流石にこれはいかん、と思いましたですよ。

いずれ食べられなくなったときのための脂肪の蓄積だと思えればよかったんですが……そうはいきませんでした。服がキツくなったんです。服を買い換えるのはちょっとね。
というわけで、心を入れ替えて、ダイエットすることにしました。

いや、1、2キロならすぐに減らせるでしょ。
と思っていたのですが、甘かった。
体重が減らない……っ! 食べる量を減らしても、体重が減らないんです。
運動はしてるんですが、何しろ常に体がだるく、以前のようにきびきび歩けなくなったので、消費エネルギーが少ないのかも。

そんなこんなで、数ヶ月悪戦苦闘していましたが、なんとか2キロは減らせました。これ以上体重が増えないようにすれば、「ベスト体重から2キロ増」ってことで、まあ許容範囲内かなと。

でも、食べる量を減らすダイエットなんてしてると、抗がん剤で減った白血球の数値が、戻ってくれないあたり、悩ましいところです。


あともう一個、書くつもりだったの、なんだっけ?
そうそう、ホルモン療法から抗がん剤治療に移行して、生理を止める注射をしなくなってから一年経ち、生理が戻ってきてしまいました……。戻ってこなくてもよかったのに〜。
しかもかなり生理不順で、出血がだらだら続いたりして。こういうこと、今飲んでる抗がん剤の副作用でありがちらしいんだけど。

抗がん剤の治療で、ただでさえ白血球値が下がってるというのに、この上出血して、貧血になるなんて……もう体がだるくて仕方ないです。
でも、できれば婦人科にはいきたくない。
またホルモン療法に戻せば、生理を止める注射をしてくれるかなーと、主治医に相談したりして。
なんとも悩ましいところです。

近況は、こんな感じです。
noteでの短歌の発表は、もうしばらく続けるつもりなので、また読んでいただけたら嬉しいです♪

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| ●月ノヒカリ● | 病気 | comments(8) | trackbacks(0) |
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