2020.09.12 Saturday

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2020.05.30 Saturday 20:42
暑くなってきましたね。
note(およびはてなの短歌ブログ)で公開している短歌(と詩)、また少し溜まってきたので、こちらでも告知を。

■【断章】美醜について へのリンク

■【連作短歌】午前27時のLove Letter へのリンク

■【連作短歌】沈みゆく春に へのリンク

■【短歌】千の眼を へのリンク

■【連作短歌】春の回廊 へのリンク

■【短歌】むらさきの へのリンク

■【連作短歌】踏まれた薔薇 へのリンク


前回の短歌カテゴリの記事に、「もう短歌やめるかも」と書いたのですが、なんだかんだ言って、その後もポツポツと短歌を作っています。
外出自粛生活が始まってから、以前よりウォーキングすることが増えたので、近所を散歩しながら作った短歌も多いです(「春の回廊」「むらさきの」がそうです)。

もう少し作りためてから発表しようと思いつつ、来年の今頃は同じように短歌を発表できるかわからない——との思いから、桐の花の短歌は、一首だけで公開することにしました。

「午前27時のLove Letter」の連作は、私が考える「JUNEの世界」を表現したものになりました。BLではなく「JUNE」です。
十代の頃の私は、「JUNE小説を書いて、中島梓の小説道場に投稿する」のが憧れでしたが、それは叶いませんでした。でも代わりに、「JUNE短歌」を作ることができたので、それでいいかな、と今は思っています。

前から発表する予定だった連作は、あと一つ残っています。
それにプラスして、最近作った短歌もあるので、また折を見てnoteに公開していきます。
これからもお付き合いいただければ幸いです♪






| ●月ノヒカリ● | 短歌・詩 | comments(0) | - |
2020.01.13 Monday 20:47
note(およびはてなの短歌ブログ)で、短歌と詩を公開しています。


■【連作短歌】ヘモグロビンが足りなくなる日 へのリンク

■【断章】言葉よりも切実な言葉を へのリンク

■【連作短歌】地下劇場の王国より へのリンク

■【断章】  ◯ と私のあたらしい関係 へのリンク

■【断章】因果関係の創造 へのリンク

■【連作短歌】見えない戦争の時間です へのリンク


詩を「断章」としているのは、自分が書いているものを詩と呼んでいいのか、そもそも詩とはなんなのか、今ひとつわかっていなかったからです。
現在は、自分なりに「詩はなんのためにあるのか」「なぜ自分は詩を書くのか」の答えを見つけられました。
しかしやはり、「詩を名乗るのは恥ずかしい」気持ちがあるので、今も「断章」としています。

短歌は、一年かけて発表してきたのですが、手元にある発表予定の連作は、あと二つになりました。
残り二つを発表し終えたら、短歌をやめてもいいかな、とも思ってます。
どうするかはまだわかりません。

とりあえず、最後まで見ていただけたら嬉しいです。






| ●月ノヒカリ● | 短歌・詩 | comments(2) | - |
2019.10.24 Thursday 12:21
noteはてなの短歌ブログで、統合失調症の当事者研究的な短歌を公開しています。

【短歌】Schizophrenic Visions へのリンク


べてるの家の当事者研究とか、健常者の世界からは「幻覚」「妄想」と名指されるような体験をちゃんと聴いてもらえる場があるのって、本当に羨ましいと思う。私にもそういう場があったら、発症後何年も後遺症で苦しまなくても済んだのかも、と考えずにはいられない。

・・・というわけで、仕方ないから、統合失調症急性期の体験を、短歌にしちゃったんです。
2016年に、Twitterで散発的に公開していたのを、今回再録しました。

実は再公開すべきか迷ったのですが、当時思いがけず、ツイッターを読んでくださった同病の方から「素晴らしく病気を的確に表現されていて〜」という評価をいただいたんですね(コメントくださった方、ありがとうございます)。
だから、一連の統合失調症短歌、残しておくことにしました。

ここに書いたことは、医療者や「正常な世間」からは、「幻覚・妄想」と呼ばれる類のものです。が、私にとってそれは「ありありとした実体験」でした。


「〜息継ぎのために電車で揺れる一日」の歌について。
これは実話で、統合失調症の急性期は、家にいても外を歩いていてもどこにいても怖くて仕方なかったんだけど、比較的安心できたのは、乗客のいないローカル線の電車に揺られていたときでした。そこでは何とか息ができたんです。


「日本語があらゆる場所で毒となり〜」の歌について。
病名はわからないけど、精神疾患の人が、「病気の症状が酷かったときは、文字が書いてある本を読むのは苦しくてできなかった。絵だけの本なら大丈夫だった」と話すのを聞いて、ああ自分と同じだなあと、ちょっと嬉しかったの思い出しました。
私の場合、文字だけではなく、外出時にふと耳に入る見知らぬ人たちの会話も、なんだか自分が責められているように感じられて、苦痛だったのですが。


ただ、短歌という表現に落とし込む性質上、部分的に脚色が入ってしまったところもあります。
例えば、「頭上たかく横切る赤い飛行機が〜」と書きましたが、実際のところ、飛行機の色も種類も様々でした。 様々な飛行機が私の頭の真上をやたらと通過していったのは事実で、その中には赤い奇妙な形の飛行機(?)もありましたが。
飛行機が頭上を通り過ぎるのを見る機会は今もありますが、「いつも、出かけた先でも、すべての飛行機が自分の頭の真上を通り過ぎる」体験をしたのは、あの時だけです(これは、その時一緒にいた父も、見ていました)。


本当は、ここには書ききれないもっといろいろなことがあったのですが……私が最初に統合失調症を発症したのは、もう20年近く前のことで、記憶も薄れているので、たぶんこれ以上統合失調症短歌を作ることはないと思います。


統合失調症短歌を作っていて気づいたのは、短歌では「大きな物語」を描き出すのは難しい、ということです。
統合失調症の初発時の急性期、私の脳内では、人類の歴史を書き換えるレベルの壮大な妄想が繰り広げられたのですが……残念ながらそれは、短歌として表現するには向かないモチーフみたいで。
もっとも、それらの「妄想」のごく一部については、思わぬ形で現実化してしまったものもありました(具体的に何が、ということは、ここには書きません)。

短歌は、「この私の身に起こった出来事」を表現するのには向いている形式です。
でも、壮大な人類史(偽史ですが)を短歌にしよう、という試みは無謀だったみたいです。残念。あのトンデモ妄想、本当に面白かったんだけどなー。やはり墓場まで持っていくしかないのか……。

とはいうものの、この世には壮大かつワクワクするような物語を紡がれる作家がたくさんいて、私も手にとって読むことができます。それらを味わうことで、かなり満足できるので、今はそれでいいです。

noteで公開済みの他の作品については、また後日、別エントリに書く予定です。


◎参考エントリ:統合失調症をカミングアウトすること






| ●月ノヒカリ● | 短歌・詩 | comments(0) | trackbacks(0) |
2019.08.19 Monday 21:25
残暑がまだまだ厳しいですね。
私は、抗がん剤が変わって、その副作用か、38度越えの高熱が1週間以上続き、さすがにバテています……。
詳しくはまた病状報告のエントリに書く予定です。

さて、今は月2回くらいの更新頻度ですが、note(およびはてなの短歌ブログ)で、短歌の更新と、新たに詩(のようなもの)も公開しています。

■【短歌】夏の散歩道 へのリンク

■【連作短歌】ありふれた夜のために へのリンク

■【断章】 世界は愛で充たされている へのリンク

■【連作短歌】水の領域 へのリンク

■【断章】壊れた世界 へのリンク


noteを始めた当初は、詩(のようなもの)を発表するつもりなんてありませんでした。
でも、noteで様々な人の投稿を見ていると、詩を発表されている方が思いの外多く、ここでなら私も、ひっそりと詩を置いていくことができそうでした。
だから今は、たまに「詩のようなもの」も書いています。


短歌でいちばん思い入れがあるのは、やはり「ありふれた夜のために」ですね。
この連作も、当ブログやツイッターで知り合った皆さんとのやり取りの中から生まれたものです。再発がんの治療中の今の自分の状況も、当然反映されてはいますが。

かつてはキリキリと刺すように自分の中に存在した「生まれてこなければよかった」という思いも、今はもう、鳴りを潜めてくれています。
その分、自分の寿命は、もう少し切迫したものになっていますが、それはそれとして。

哲学者ベネターの著書も、一昨年、翻訳が出ましたね。
数年前の自分なら読んだかもしれませんが、今はもう関心が薄れてきています。いい傾向だと、自分では思っています。

苦しみもがいている人が、「生まれてこなければよかった」と言うとき、「死にたい」という言葉よりもさらに悲痛な叫びを、私はそこに感じ取ってしまいます。
自分という存在を、遡ってまで消し去りたいという気持ち。
私自身がそんな悲しみを背負うようになった原因は、私の中でははっきりしているのだけれども、ここには書きません。

生きていれば、悲しいことも、苦しいことも、当然のようにやってきます。
そうであっても、たとえ苦しみのただなかにあっても、自分の存在を祝福できますように。

夏の終わりももうすぐそこ、この暑さもさらりと乗り切っていきましょう♪






| ●月ノヒカリ● | 短歌・詩 | comments(2) | trackbacks(0) |
2019.06.10 Monday 13:21
いつもの告知ですが、noteはてなの短歌ブログに、自作短歌を公開しています。

【短歌】二重春時間 へのリンク

【連作短歌】言葉を殺す へのリンク

【連作短歌】夢の消息 へのリンク

【連作短歌】芒果色の日曜日 へのリンク

【短歌】午後の教室 へのリンク

【短歌】水の季節 へのリンク


個人的には、「夢の消息」の連作が、いちばん気に入ってます。でもこれも、原型は2、3年前にできていて、ちょこっと手を加えて公開したものですが。

一昨年の夏に作った短歌も、そろそろ公開してもいい時期かな、と思っているので、次の公開はそれになるかも。やっぱり、夏の短歌を冬や春に公開するのは、ちょっと季節感がねー、気になります。


病状報告も、書こう書こうと思いつつ、何をどこまで書くかが難しくて、なかなかUPできません。が、これも近いうちに書こうと思っています(あくまでも予定)。

とりあえず、今回はこれで。






| ●月ノヒカリ● | 短歌・詩 | comments(8) | trackbacks(0) |
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