2019.01.15 Tuesday 22:24
2016年にツイッターで「野菜の短歌」として投稿した4首に新作をプラスして、「Wonderful Vegetables(素晴らしき野菜たち)」という連作にして、noteはてなの短歌ブログに公開しています。

■【連作短歌】Wonderful Vegetablesへのリンク


えーと自作解説というのは、こういう世界では「野暮だ」「読者の連想を妨げる」として嫌われがちだけど、私はしゃべりたくて仕方ないので、書いちゃいます!

最初の4首は、ツイッターに投稿した時、クイズ形式にしたんですよね。
「この中で事実を基にして作られた短歌が一つだけあります。さて、事実はどれでしょう?」という。
答えは、「にんじんジュースに飛び込んで溺れた蠅がいる」でした。本当にいたんですよね。そんな間抜けな蠅が。
にんじんジュース、私は毎朝飲んでます(カゴメのですが)。

O157騒動でカイワレが野菜売り場から消えたのは、今調べたら平成8年でしたね。当時の菅直人厚生大臣がカイワレを頬張るパフォーマンス、今も覚えている人はいるでしょうか。

グリーンピースは、ずっと昔、家庭菜園で栽培していた時期がありました。そのときはたくさん採れたので、グリーンピースご飯だけでなく、ひすい煮にしたんですよね。グリーンピースのひすい煮、もちろん食べても美味しいけど、色がとても綺麗なんです。宝石みたい。
今は、グリーンピースは買わなきゃ手に入らないんだけど、結構お値段高めの食材なので、ひすい煮にするほどは買えません。ご飯に入れるだけですね。

キュウリは、私にとっては「特に味のない野菜」でした。
でも、子どもの頃、田舎の祖父母の家に遊びに行ったとき、家の裏でキュウリを栽培してたんですね。売り物のようにまっすぐに育ってはいないんだけど、もぎたてのキュウリはすっごくみずみずしくて、「キュウリってこんなに美味しいものだったのか!」と目から鱗でした。
あんなに美味しいキュウリは、あれ以来食べてません。

ニンニクは、料理に使うのは好きなんですが、聞くところによると、海外ではニンニクを生のまま丸かじりする文化もあるとか。
私も試しにひとかけら口に放り込んで、かじってみたんですけど、「ぐぅええええぇぇえええーー」となりました。口から火を噴くかと思うほど、刺激が強かったです。

そんな野菜への思いを、短歌にしてみたのがこの連作です。






| ●月ノヒカリ● | 短歌 | comments(2) | trackbacks(0) |
2019.01.11 Friday 15:01
一つ前のエントリでお知らせした通り、以前作ったはてなの短歌ブログおよびnoteで、自作短歌の発表をしています。

特にnoteの方は、トップに写真を一枚載せられる仕様になっていたので、短歌のイメージに合う写真を選んで貼っています。
短歌のイメージに合う写真が見つからない時は、新たに撮影して掲載することに。写真選びや撮影、楽しんでやってます!

今のところnoteには、過去に発表した短歌作品を7つのエントリに分けて公開しています。

■2014年につくった短歌へのリンク

■2015年頃につくった短歌へのリンク

■2016年前半につくった短歌へのリンク

■【短歌】小さな手紙へのリンク

■2016年後半につくった短歌へのリンク(当ブログ未発表)

■【短歌】recurrence of cancer 2016へのリンク

■【連作短歌】蟹と闘うへのリンク


特に2016年後半につくった短歌は、Twitterで発表しただけで、まだこのブログにはまとめていなかったので、未読の方はぜひ一度覗いてみてください♪

その他の過去作品も、少し表現を変えたり、短歌の順番を並べ替えたり、なるべく読みやすいように工夫してみました。こちらも、写真を含めて見ていただけると嬉しいです。

今回、あえて収録しなかった過去作品は、「自分で納得いかないので落とした歌」と、「後日連作に使うつもりで取ってある歌」、両方あります。

これから先は、いよいよ未発表作品を公開していく予定です。
ぜひ一度(といわず、二度、三度でも)読んでくださいませ。
よろしくお願いしまーす。ぺこり。

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| ●月ノヒカリ● | 短歌 | comments(6) | trackbacks(0) |
2017.10.19 Thursday 23:17
体調を崩してから、ブログでの短歌の発表はお休みしていたのですが、短歌自体は、たまーに、ぽつぽつと作っていました。

今回は、これまでに作った短歌をちょっとだけ、ここに公開します。

まずは、秋になったので、この歌を。
すずやかな銀杏並木が黄水晶(シトリン)のしずくを散らすあきかぜの道

ツイッターで相互フォローしていた、あきかぜさんのお名前を短歌に詠み込んでみました。ツイッターで短歌を発表していたとき、ふぁぼってもらえたのが嬉しかったので、お礼の気持ちを込めて。
この短歌、実際に作ったのは今年の4月頃だったんですが、秋になるのを待って公開することに。
イチョウの葉が色づくのはもう少し先ですが、家の近くにも銀杏並木があるので、いずれ黄色に染まった並木道の写真を撮れたらいいなーと思ってます。


水に舞う瑞鳥の羽(はね)はろばろと来世を照らせ紫苑いろの灯(ひ)よ

折句のような形で、人名を詠み込んでみました。
以前、当ブログで実施した「短歌クイズ」のような読み方をしていただくと、とある方の名前が出てきます。


もう一首だけ。
背中には翔べないままの泣きそうな翼があった ここだけの呪詛

これも折句の形で、とある方の名前を詠み込んだ歌です。


こういう折句の短歌をサラサラーと作れたら、もしかしたら商売として成り立つのかなあ——などと考えないでもないのですが。

ただ、ハンドルネームでもペンネームでも実名でも、人の名前を短歌に詠み込むのは、多少なりともその人に対する親愛の情を抱いていなければイメージが湧いてこないので、量産はできそうにないんですよね。残念ながら。


ところで、人名を短歌に詠み込んだ例で思い出したのですが、こんな歌があります。
塚本邦雄の『新撰 小倉百人一首』の冒頭に掲げられた序歌です。

きらめくは歌の玉匣(たまはこ)眠る夜の海こそ千尋やすらはぬかも /塚本邦雄

文庫版の解説によると、この歌には、親しい編集者の箱根裕泰(はこね・ひろやす)氏の名前が詠み込まれているとのこと(「玉匣(たまはこ)眠る」に「はこね」、「千尋(ちひろ)やすらはぬかも」に「ひろやす」が隠されています)。

こんなふうに、人の名前を短歌に詠み込めるテクニックがあれば、表現の幅も広がりそうですね。私もいずれ、こういう短歌も作れるようになりたいなあ。

ところで、上に引いた歌の意味ですが、文庫版の解説には、〈古典和歌という「歌の玉手箱」の中から、夜も眠らずに、珠玉の和歌ばかりを百首選んだ、という自讃の歌〉と書いてあったんですけど……私は、そんなふうには読めなかったんですよね。

私の解釈は、こんな感じです。
「きらきらした歌のたくさん詰まった宝箱が眠っている、深い深い夜の海。それを思い浮かべると、心がはやって気持ちが休まるときもない——」

実際、この『新撰 小倉百人一首』には、きらきらした和歌がたくさん詰まっていて、たまにページを開いては、うっとりしています。

話が前後しますが、この本の内容をさらっと説明しますと。
前衛短歌の巨人・塚本邦雄は、藤原定家が選んだといわれる「小倉百人一首」の歌を、「凡作ばかり」と一刀両断してるんです。
古典和歌にも造詣の深い塚本が、百人の作者一人一人にとって「これぞ真の代表作」という一首を選び直したのが、この『新撰 小倉百人一首』です。

この本を読んでいると、塚本邦雄に洗脳されて、百人一首の歌が本当に「凡作ばかり」に見えてくるから怖い。
旧かな旧漢字表記の美文調なので、読みやすくはないのですが、一度ハマると癖になります。

今回はこの辺で。

※10/21(土) 短歌を少し修正しました。

   




| ●月ノヒカリ● | 短歌 | comments(2) | trackbacks(0) |
2017.03.28 Tuesday 22:56
えっと、前にも書いた通り、これから先、新作短歌は、まずは紙媒体→その後ブログに転載、という順で発表するつもりでした。

でも今、ここを読んでくださっている皆さんに、どうしても伝えたいメッセージがあるので、発表することにしました。

これが、短歌ブログで発表する作品の第一弾になります。
「小さな手紙」です。
はてなブログ「あすも短歌の花が咲く」へのリンク

これまでに何度か、固定ハンドルネームで当ブログにコメントくださった方に、感謝の気持ちを込めて、ハンドルネームを短歌に詠み込んでみました。

こちらにも転載しますので、ご自身のハンドルネームを探してみてください。

桜餅の葉にふくまれた塩分があした私の涙にかわる

ノラ猫に生まれかわって来世では煮干しが泳ぐ海辺で暮らそう

薄闇の底に光はしらしらとあなたの石を照らしはじめる

家じゅうを探しまわって見つからず開けた窓から来る青い鳥

冬の日のこころの淵につもる雪 月には月の道があるから

絹さやのすじを引きつつきららかな翠(みどり)の風をわたしに招く

渡り鳥のように世界を翔けめぐる未来の文字も雨に滲みるか


ハンドルネーム、気づいてくださった方はいるでしょうか。
桜餅の葉っぱさん、ノラさん、しらさん、(旧HN)青い鳥さん、雪月さん、絹さやさん、ミルカさん――皆さんのことを思い浮かべつつ、短歌にお名前を入れさせていただきました!

それなりに長期にわたって、固定ハンドルネームでやり取りをしてきて、それぞれのお人柄もある程度理解しているからこそ、できた作品です。

実名でコメントくださった方、短歌にしづらいハンドルネームの方は、残念ながら作品にはできませんでした。
そうであっても、コメントくださったこと、励ましの言葉をかけてくださったことに、心から感謝しています。
本当にありがとうございました!!

月ノヒカリ/都樹野ひかりは、このブログを読んでくださって、コメントくださった皆様に育てられました。

自分の短歌を自分で評価するのは難しいのですが、これが、今の私にできる精一杯です。
この先、どういう作品を発表することになるのか、自分でもよくわからないのですが、今回の作品は、一つのマイルストーンになるんじゃないか、と感じています。

体調面の不安を抱えながらの活動になるので、のんびりペースの更新しかできないと思いますが、今後もお付き合いいただけると嬉しいです♪






| ●月ノヒカリ● | 短歌 | comments(4) | trackbacks(0) |
2017.02.10 Friday 23:20
前回のエントリで予告した、新作短歌です。

チョコレートを愛するすべての女性に贈ります。

今回は男子禁制。男性の閲覧希望者は、女装してお入りください。
続きを読む >>
| ●月ノヒカリ● | 短歌 | comments(0) | trackbacks(0) |
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