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2011.03.20 Sunday 21:36
関東在住の方から「無事です」という拍手コメントをいただいて、ちょっとホッとしました〜。
そして、すごく示唆に富むというか、考えさせられるコメントでした。また後日レス書きますのでヨロシクです。

前回の記事は、被災していない地域の方々にはスルーされたのかもしれませんが……むしろ被災者ではない人たちにこそ、見ておいてほしいです。
将来、自分の地域が震災にあったときに、冷静に行動できるのか?
あるいは次に何かあったときに、どのような形で支援ができるのか?
―――そういうことを頭の隅に置いておいてもらえたらな〜と思っております。もちろん私自身も。

とはいうものの、ブログ主は【地震発生時緊急マニュアル】を読んで、非常用リュックにモノを詰め込んだのはいいけど、すごく重くなっちゃって、すでに非常時に持ち運べるようなシロモノではないのですが……一体どーすりゃいいのでせうか? コアラのぬいぐるみとか銀魂DVDを入れたわけでもないのに、何でこんなに重くなっちゃったんだろ?

―――閑話休題。
放射線ですよ。
このブログ主は理系オンチで、放射能と放射線の違いもわからないド素人なのでスルーしてたんですが……それでもたまたま読んだサイトが、ちょこっとでも参考になるかもしれないと思ったので、リンク貼っておきます。

とはいうものの、私は「地震怖いよう〜(ジタバタ)」とは思うけど、「放射線怖い」とはあんまり思ってないんですね。
というのも私は、癌の治療で、すでに50グレイの放射線を照射された経験があるんです。一日2グレイずつ、25日間。ちなみに1グレイ=1シーベルトであってるかな?
もちろん医学的な治療で局所に照射されるのと、別の形で体内に取り込むことを同一視することはできないでしょうが……。

そういう個人的な事情もあって、以下にリンクを貼るのは、事故そのものよりも「放射線による人体への影響」が中心です。
気になる方だけ、どうぞ。

■放射線は「甘く見過ぎず」「怖がりすぎず」(八代嘉美・シノドス)

■東大病院放射線治療チームのTwitter(@team_nakagawa)
 →「内部被ばくと福島の"牛乳問題”の解説」のまとめはこちら
 →team nakagawaのブログはこちら

■福島原発の放射能を理解する
アメリカUCSBのBen Monreal教授のスライド解説を日本語訳したもの(PDF
翻訳者の野尻美保子さんのコメントも併せてどうぞ
 →「福島原発の放射能を理解する」の翻訳へ頂いたコメント等につきまして

■緊急被ばく医療研修のホームページ
◎注意→トップページに「被災地への情報提供を優先するため、混雑時には西日本エリアの方々はアクセスをお控え下さい」とありました。

■原子力情報資料室(CNIC)
反原発の対場をとる民間機関。
事務所のある東京都新宿区での放射線測定結果も発表しています。

■普段から自然に浴びている放射線の量を一目で比べられる巨大なインフォグラフィクス
「バナナを1本食べる」と「原発周囲80km以内に1年間住む」の放射線量がほぼ同量。
「乳房レントゲン撮影」は「スリーマイル島事故で観測された最大被ばく量」の3倍。
・・・などなど、意外な事実だなあ。


私はまったくの素人なので、何が正しいのかわかりません。
ただ、これらを見る限り、放射線については、現地で作業している人は別として、それ以外の地域の人はそんなに怖がらなくていいんじゃないかなあ、というのが私の感触です。
最初のリンク先(シノドス)にあるとおり、放射線は「甘く見過ぎず」「怖がりすぎず」というスタンスがいいんじゃないかと。

一方で、原発問題は、また別に考えなきゃいけないと思っています。
拍手コメントでも指摘がありましたが、ハローワークの福島原発作業員の求人情報が話題になってますね。日給9,000円とか。

地球温暖化対策として「原子力はクリーンエネルギー」という広報がされてきましたが、今となっては、それを信じる人は少ないでしょう。
静岡県にも浜岡原発がありますが、あれは東海地震が来たときに耐えられるのか?
これからも電力を原子力に依存し続けていいのか?
それを問い直さなければならない時期だと思います。

次回はもっとゆるい記事にしたいです(できれば)。

| ●月ノヒカリ● | その他雑文 | comments(3) | trackbacks(3) |
2020.09.12 Saturday 21:36
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Comment
2011/03/22 1:25 PM posted by: ふなぼりすた
お久しぶりです。江戸川区も船堀は液状化知らず、重度花粉症に悩むふなぼりすたです。

グレイ(Gy)とシーベルト(Sv)
http://www.hicare.jp/09/hi03.html
今回の場合は、1グレイ=1シーベルトで良さそうですね。

放射線の影響
http://www.remnet.jp/info/00001.jpg
http://www.remnet.jp/lecture/b03_02/2-2.html
ふつう放射線の人体に対する影響と言ったら、DNA鎖の破壊→細胞増殖異常みたいな話なんでしょうけど、癌治療の放射線照射は細胞そのものを死滅させる為なので、外部被曝とはいえ10グレイ程度を全身に浴びたら・・・ま、フツーに死ぬんでしょうね。

私、元々は理系人間なので、最近のニュース、原発自体については既知の話が多かったのですが、人体への影響とか知らないことが多かったですね。いざってとき(ない事を願いますが)に正しい判断ができるように、もっともっとたくさん知っとかないと・・・(←ここらへん、私の悪い癖です)
でも、最近年のせいか、いろいろ忘れっぽいしなあ・・・(←無意識の私はバランス感覚に優れているようですw)
2011/03/24 8:17 AM posted by: らんらん
こんにちは。
今週から10時出勤になり、朝にすこし時間ができました。
下の子が6歳まで。こういう制度はありがたいです。

じつはわたし、阪神・淡路大震災のいわゆる震災ボランティアでした。といっても、被災されたかたに役にたつことはなにもできませんでしたが。ですが、その時の経験や人間関係で、ひきこもりがちな性格だったのが、社会的なことに目を向けるきっかけになりました。

放射線の影響はよくわかりませんね。しかし広島の研究でかわっていることもあると思うんですが。また、政府や東電の発表は、わかっていないことについて楽観的に過ぎるような気がします。
次のサイトはこちらの人のようです。参考まで。
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005

それでは、また。
2011/03/24 12:55 PM posted by: 月ノヒカリ
☆ふなぼりすたさん

こんにちは〜。
まずは、ご無事でよかったです!

わかりやすいサイトを教えてくださってありがとうございます。
私はやっぱり理系オンチなので、いまだにわからないことがたくさんあるのですが……癌の放射線治療でも一日2グレイでしかも局所照射なので、10グレイを全身に浴びることと同じレベルでは語るべきではないのでしょう。

情報をたくさん仕入れても、それを咀嚼して、毒を中和できる人はいいのですが、かえって不安になる人もいるんじゃないかと思うんですよね。私もそうですが。
情報との付き合い方は、難しいです。
こういう記事を書くこと自体、いいことか悪いことか、微妙だと思います。

たぶん関東の方では、余震や計画停電もあり、原発に近いこともあって、危機感は強いんだと思います。
そういう意味で、このブログはいろいろと割り引いて読んでください。

拍手コメントには、また後日レスしますね!
あと、「真面目なHさんのはなし」へのレスは、長文になってしまうので明日以降にさせていただきます。スミマセン。




☆らんらんさん

お久しぶりです。
お勤めしている人の朝は忙しいものですし、お子さんがいるとなお大変だとお察しします。

放射線の影響は、一般の大人と、乳幼児や妊婦は分けて考えるべきでしょうね。
小さいお子さんのいる家庭では、心配も大きいと思います。

原爆と原発事故とを同一視できるかはわかりませんが……。
東電はともかく、政府はパニックを避けたいという思いもあるのでしょう。
ご紹介のサイトはざっと見ただけですが、後でまた読んでみます。

震災ボランティアは、自力で食糧や寝床を準備できる人でないと駄目なようで……私には、体力的に無理だなあと思ってました。
行ける人は行った方がいいのでしょうね。

私も、地元の障碍者施設や老人保健施設のボランティアなら経験したことがあって、いま障碍者や介護の問題を考える糸口になってます。
ひきこもりがちな性格はあんまり変わりませんでしたが……。



お二人とも、コメントありがとうございました〜。それではまた!
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2011/03/23 12:21 PM posted by: 地球温暖化の原因対策
地球温暖化の原因対策の情報です。
2011/03/23 11:52 PM posted by: 村野瀬玲奈の秘書課広報室
   フランスの独立系原子力情報センター、「CRIIRAD」の2011年3月21日11時(日本時間で同日19時)の発表記事を読んでみましょう。ここに含まれるいくつかの情報、たとえば、「ホウレンソウの汚染が27倍」...
2011/04/15 1:24 PM posted by: 被ばくを最小限に抑えるための知識
このたびの東日本大震災で被災された方々、そのご家族、ご関係者のみなさまへ心よりお見舞い申し上げます。 震災後、福島第1原発の放射能漏れ事故の影響で消費者が水道水を敬遠し、ペットボトルなどのミネラルウォーターなどの飲料水を買いだめする傾向がみられていま
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