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2011.10.02 Sunday 23:10久しぶりに映画を観て「涙が止まらない」という体験をした。
映画『人生、ここにあり!』公式サイト ◆全国の上映館◆ ◇予告編◇
80年代のイタリアが舞台、実話をもとにしたフィクションらしい。
イタリアでは、バザーリア法のもと、世界ではじめて精神病院を廃絶した、という話は小耳に挟んだことがあった。
■バザーリア法とその見直し(イタリアに好奇心)
■日本の精神病院を視たイタリア人はこう言った(FEM-NEWS)
ネタバレはしたくないから、映画の詳しい内容は書かない。
この映画について、「精神病患者が、社会で働くことによって人間らしさを取り戻す…」というような解説をすることはできるだろう。
原題が「Si Puo Fare(やればできるさ)」であるように、前向きな人生賛歌として見ることもできるだろう。
でも、決してそんな薔薇色ではない、重いエピソードも描かれていた。個人的には、そのエピソードのところで、涙が止まらなくなったんだけど。
「普通の人生」って何だろうな、と思った。
精神疾患の患者に、薬を飲ませて「安定」させるのは、本当に正しいことなのだろうか。
ここに描かれていることは、私にとって「他人事」ではなかった。
機会があればぜひ観てみてください。 -
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Comment
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2011/10/03 11:09 AM posted by: 青い鳥>日本の精神病院を視たイタリア人はこう言った
>…外の真実が見えなくなる危険性があります。…地域保健センターへの財源の振り分け…精神病院と言う体制が、精神疾患を慢性化させ、職員の努力を無にしてしまう…
これに記されていることは、素人のわたしには理解しずらいのですが、病の種類も、度合いもひとそれぞれ様々あるでしょうが、イタリアの方々は、口々に精神病院は不要で地域保健センターなるものの充実を薦めている…。何故なのでしょう…、社会との共生をはかるべくとの見解なのか…?。否、患者の早期治癒には精神病院は不要ということなのか?。社会に適合できない患者を荒海に放り込むのか…。重篤な患者さんは、精神病院で厚い手当てを施すことが必要ではあるまいか?。隔離と人権との兼ね合いの問題なのか?。今現在の日本には岩倉病院の様な‘真綿,のような病院も必要であると思います。わたしは前の職場で突然の‘雇い止め,にあい、現在、職を探していますが、社交的だったわたくしめも、最近、外出するのが億劫になり気味で、友人から心配して電話がかかってきても煩わしく思い、電話に出ないこともしばしば…。全てに自信がなくなってきました…。社会に恐怖さえ感じます…。ハローワークの紹介で面接に行っても、元銀行員という職歴が足枷になり、不採用の連続…背任横領したのではないか?などの色眼鏡…、ハナからうまくいく気など全然しないから身が入らない…悪循環…。精神病院があれば入院するか、何か犯罪を犯して刑務所に入り、3食にありつこうか…とも真剣に考える様になってきた…。しかし、やれるだけやるしかない…、自分に合わない仕事を無理矢理やること程の不幸はないし…。まぁ焦らずドーンと構え鼓舞するしかないか…得意のズボラな性格を呼び覚まして……o(^-^)o、、、
月ノヒカリさん…良い映画をご紹介くださり、感謝します。機会があれば是非観てみます…。
【川柳】
名画を観(み) 清い涙を
流したい… (感性は枯れさせたくないものですね…) -
2011/10/03 3:15 PM posted by: 華はこべ月ノヒカリさん、こんにちは。
その映画とても観たいけれど、重いエピソードを受け止められるか心配です。私もたぶん泣くと思うから、映画館で観るのはハードル高そうです。
>精神疾患の患者に、薬を飲ませて「安定」させるのは、本当に正しいことなのだろうか。
私は「正しくない」とは言えません。重要なことは、正しいかどうかよりも、自殺をさせないことです。そのために薬を飲むのは、ほかに方法がないかぎり仕方のないことだと思うのです。 -
2011/10/04 5:14 AM posted by: nina月ノヒカリさん こんばんは☆ ずっと音信不通で ごめんなさい!m(_ _)m
この映画、某雑誌に紹介されてて 気になってたんですが、忘れてました。全国の上映スケジュールありがとうございます!
体調良ければ観に行きますね♪
15年程前かな… うちの地元にイタリアのデザイナーさんが講演に来た時に、「イタリアは、精神病患者だらけだよ!」て冗談混じりにおっしゃってましたが…冗談じゃなかったのね〜f^_^;
何でもバランスて大事ですよね… 急性症状には投薬は必要かもしれないけど、徐々に自然のものに変えて行ったり、工夫が大切ですよね(^-^)
医者も国もアテにできなくなりそう?なので…(-.-;) やれることからやってきます☆ -
2011/10/05 12:11 AM posted by: 月ノヒカリ☆青い鳥さん
>患者の早期治癒には精神病院は不要ということなのか?
いえ、上のリンク先を見ていただければわかるかと思いますが……イタリアでも精神病院はありますが、平均入院日数は15日程度と短い。
つまり、イタリアには「社会的入院」がない、というのが日本との大きな違いでしょう。
日本でも「社会的入院」は減らす方向へ動いていますが、私もそれは間違ってないと感じています。
私は精神科病院への入院経験はないのですが、一般病棟であっても、病院というのは長居をしたい場所ではなかったですよ……。
ただ、気持ちの落ち込みが激しいとき、精神科・心療内科を受診するのは、いいのではないのでしょうか。
☆華はこべさん
こんばんは〜。
この映画、DVDになるかどうか?微妙な感じなので、思い切って観に行っちゃいました。
投薬については、確かに「ほかに方法がない」から「仕方ない」ことなのかもしれません。
でも、映画にも描かれていた通り、精神科の薬にも副作用はありますよね。意欲減退とか、だるさとか。
私も長く薬を飲んできたのですが、「自殺はしない」だけで、生きる喜びを感じられないまま生き続けるのも、つらいものがあります。
まあそんなことはあまり関係なく、映画は観てよかったです。
確かに重いエピソードはありましたが、基本コメディだし、後味は悪くないです。
チャンスがありましたら、ぜひご覧になってください。
☆ninaさん
お久しぶりです〜。
この映画のこと、他の方がツイッターやブログで紹介されているのを読んで知ったのですが、観てよかったです。
ninaさんも機会があれば、ぜひ。
>「イタリアは、精神病患者だらけだよ!」
これは言葉通りの意味なのか、それとも「クレイジーな人が多い」という意味なのか?
日本でも鬱病の人は増えてますけど、イタリアでは鬱病は少なそうですよね(←偏見?)。
私も、急性症状には投薬が必要だと思ってます。
でも、何年も薬を飲み続けても「回復する」わけでもなく、副作用もあって、それはそれでしんどいものがありましたね。私の場合。
医者であれ国であれ、もちろん頼ってもいいと思うんですが、信頼とか期待をし過ぎると、期待はずれになっちゃう気がします。
あまり無理せず、ninaさんのペースで進んでいってください♪
皆様、コメントありがとうございました〜。 -
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