2009.08.27 Thursday 22:22
前回と前々回の内容はアレだったんですが、今回は一応真面目なテーマです。
ご存じの方も多いのではないでしょうか。
6月20日の朝日新聞政治欄のコラム「政態拝見」に、気になる話題が載ってました。こちら↓で詳しく読めます。

麻生首相の差別発言問題:麻生首相に部落差別発言はあったのか、なかったのか

問題の差別発言は、01年3月12日、派閥の会合で、麻生氏が次のような発言をしたというのです。

「野中やらAやらBは部落の人間だ。だからあんなのが総理になってどうするんだい。ワッハッハッハ」

野中広務・辛淑玉の対談集『差別と日本人』(角川書店)からの引用です。
この本で、野中氏は自ら被差別部落の出身だと明らかにしているそうです。

私、ビックリしました。
野中広務さんが被差別部落の出身というのも、初耳でした。有名な話なんでしょうか?

っていうか、そもそも私は野中広務さんという方をよく存じ上げないのですが。
Wikiによると、1925年(大正14年)生まれ、内閣官房長官、自民党幹事長などを歴任された方なんですね。(ブログ主は政治に興味がない人なので、無知はデフォです。)

不思議なのは、なぜ新聞はこんな大事なことを、一面トップではなくて、小さなコラム記事で書くのかってことです。
もし事実なら、大問題ですよね。こんなチャチな扱いでいいのか?


ついでに、野中広務さんについて、もうひとつ気になる記事がありました。
なんと野中さん、かつての「宿敵」共産党の機関紙「しんぶん赤旗」に、インタビュー記事を寄せているのです。
これって、ちょっとした事件じゃないですか?
自民党幹部だった方が!共産党の機関紙に!!

こちら↓でインタビューの全文が読めます。
野中広務さん 憲法・戦争・平和/いま日本がおかしい【しんぶん赤旗】
(2009年6月27日付)

インタビューの内容を読むと、納得しました。
一部引用します。
 いま静かに日本の政治を見ると、おかしくなっていく日本を感じます。とくに小泉内閣の5年は、短い言葉で国民を狂わせて、アメリカ型の市場万能主義をそのまま持ち込み、アメリカの権益がかかわる戦場に自衛隊を派遣して日本社会の屋台骨を粉々にしてしまいました。私はこんな内閣と同じ時代に国会議員でいたら後世恥ずかしいと思い、議員を退いたのです。

 私自身は、軍隊経験は6ヶ月だけですが、あの戦争の時代とその後を体験した人間として、今日ほど日本の人々が、この国の進路を誤らないように明治以後の歴史を振り返り、平和を考えなければならない時はないと思います。

 僕は子どものころ、鉱山で働く朝鮮人が、背中にたくさんの荷物を背負い、道をよろよろ歩く、疲れ切ってうずくまるとムチでパチッと叩(たた)かれ血を流しながら、はうようにまた歩き出す、そんな姿を見てきました。また私の家から300メートルほど先に大阪造兵廠(しょう)が疎開してきて、兵器を造るため連行されて来た朝鮮人が同じようにひどい仕打ちで働かされていました。

野中広務さんがどんな方だったのか、私はよく知らないけど、やっぱりリアルに戦争を体験された方の発言は、重く受けとめたいと思います。

今回この記事を書くためにいろいろ調べてたら、麻生首相の野中広務さんへの差別発言は、私が知らなかっただけで、以前から話題になってたんですね。
ホドロフスキの記録帳さんに、過去の週刊誌記事の詳しいまとめが載ってました。
(力作です)

あと、こちら↓もご参考までに。
麻生首相の「差別発言」は衆院選で問われるべき重要テーマだ(janjanニュース)



| ●月ノヒカリ● | 社会 | comments(3) | trackbacks(3) |
2019.12.05 Thursday 22:22
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Comment
2009/08/28 10:55 PM posted by: フフン
これが本当のネガキャンだと思いますが。
野中さん以外にそれがあったと主張する者は、今のところいません。

一方で、野中さんと言うと、北朝鮮への食糧支援に反対する拉致被害者家族に向かって「あんたたちが何を言おうが、めぐみさんは帰ってこない」という暴言を吐いたことを思い出します。
2009/08/28 11:24 PM posted by: 月ノヒカリ
フフンさん、こんばんは。
私は新聞やネットを通じて知り得た情報をもとに、「これは書き留めておきたい」ということを書いているだけです。
今の段階では、それ以上のことはわかりません。
2011/09/13 10:01 AM posted by: 青い鳥
まず、被差別部落の問題は、マスコミではタブー(禁忌)とされているから、太郎さんの飛んでも発言が大きく取り上げられないんですね…。残念ながら、これ以上詳細を記すと貴ブログにご迷惑を掛ける恐れがありますんで避けます…。
わたしは、自民党は大嫌いですが、野中広務氏と故後藤田正晴氏の、お二方は尊敬しているんですね。自衛隊の海外派兵にとことん異を唱え反対されましたし、何より、月ノヒカリさんが記された様に戦争の悲惨さを体験、熟知されてみえて反戦・平和の大切さを訴えてみえるからです。野中広務氏は、京都府議会議員のご出身で、反共産の急先鋒で当時の蜷川知事(社会・共産の革新知事)と喧々囂々やりあいましたが、蜷川知事引退時、野中さんは議会演説で思想・信条を超えて、涙を流し蜷川さんの実績を評価され敬意を表されました。共産党の機関紙『しんぶん赤旗』に載られたことも、頷けるところですね…。思想・信条を乗り越えて、良い悪いをハッキリと主張できる政治家は素晴らしいと考えます。 辛淑玉さんも、筋金入りの平和主義者であり、尊敬してます。女史の『わたしは戦争で殺されようと、絶対わたしは人殺しはしない…。』という珠玉の言葉が大好きですね…。
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2009/08/28 12:33 AM posted by: 大脇道場
 総理・麻生太郎と野中広務元幹事長は犬猿の仲だそうだ。 麻生が自民党の会合での野中元幹事長に「部落出身者を日本の総理にはできないわな...
2009/08/28 12:42 AM posted by: 村野瀬玲奈の秘書課広報室
元自民党幹部の野中広務氏が「赤旗」のインタビューを受けたそうです。現在の政治の流動化と危機、そして自民党の終焉を示しているようで...
2009/08/28 6:21 PM posted by: たかしズム「ネトウヨ、バカウヨ、ネット右翼、恥さらし、売国奴、日本の恥」を語るための、たかしのブログ
6月27日のしんぶん赤旗の第一面に載っていた「憲法・戦争・平和」というインタビュー記事に自民党の野中広務 元幹事長が登場していたことが、いろいろなブログで評判になっている。私はしんぶん赤旗を取っているのでリアルタイムで読んだのだが、詳しくは以下のブロ
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