2016.01.03 Sunday 18:46
あけましておめでとうございます。
本当は、拍手レスをUPしなきゃなーと思いつつ、思っただけで年を越してしまいました。いただいたコメントはすべて、ちゃんと読んでます。コメントくださった皆様、ありがとうございます〜&レスできなくて本当に申し訳ありません。

実際のところ私自身、以前よりはリアル生活での活動量も増えてきて、そんなにネットに時間を割けなくなった、という事情がありまして、ですね。
そんな状況でもあえてネット上で発信し続けるとしたら、何を書くべきだろう?
――ということは、少し前から引っかかっていたんです。

今や月に1、2回しか更新していないブログに成り下がってますが、それでもたまーに、過去記事に「共感しました」というコメントをいただくことがあって。非コミュとか、レールから外れたとか、そういう記事に共感される方が多いみたいで。そんでもって、いただいたコメントやメール等を拝読すると、なかなかに大変そうな状況に置かれている方もいらっしゃるようで……。
そういった方たちには、「レス不要」の拍手コメントに対しても、ブログ主として何らかのレスポンスはしたい、という思いはあるのです。

それでですね、実はちょっと前から考えていたことだけど、「当事者研究」をやれたらいいなあと思ったんです。
「当事者研究」というのは、浦河べてるの家という精神障碍者のグループホームで始まった、当事者が自分自身の「困ってること」を研究しちゃおう!っていう試みのこと。
過去ずっと長い間、病気とか障碍というのは、医師や研究者の研究対象だったわけですが、当事者が自分の病気を研究してもいいんだ!っていう、ものすごく画期的なアイデア、それが当事者研究なんですね。
もちろん病気や障碍をお持ちの方だけでなく、誰がやってもいい。支援者がやってもいい。それが当事者研究です。

本当なら、べてるの家みたいに、リアルな場で集まって、グループで話し合えればいいのでしょうが……残念ながら自分の身近には、そういう場はないんです。
仕方ないので、我流になっちゃうけど、とりあえずこのブログ上でやってみようか、と思い立ったわけです。

過去にも、このブログでは、私自身の「困ってること」を書いてきたつもりですが、それは「自分語り」のような形でした。
そんな「自分語り」であっても、読んでくださった方に「共感した」という言葉をいただいたとき、私自身ちょっぴり気持ちが楽になったんですよね。自分が苦しんできたことも、誰かの慰めになったのなら、まったくの無駄というわけでもなかったかもしれないなあって思えるから。
そんでもって、皆さんから寄せられたコメントがあったからこそ、さらに自分自身について考えを深めることができた、という面もあります。

だから次は、もう少し「問題の解決を目指す」方向にシフトしつつ、書いてみたいと思ったんです。
もちろん、そんな簡単には解決しないかもしれない。
でも、解決しなくても、それ以前より10%でも気持ちが楽になったのなら、それはそれでいいんじゃないか。
いきなり「問題を解決する」のは無理でも、自分の手の届く範囲で「できること」を模索してみるのも、いいんじゃないか。

というわけで、ここを読んでくださっている悩み多き皆様に、私は提案したい。
悩むより、自分が困ってることについて、「研究」しませんか?

研究の目的は「生き延びること」です。
ここを読んでくださっている方々の中には、何らかの事情があって、生きづらさを抱えている方が多いみたいですが――それでも、私たちは生き延びなければならない。
何が「生き延びること」を妨げているのか?
生き延びるために、とりあえずいま何をすれば良いのか?
そういうことを、一緒に考えてみませんか。

「いや自分は生き延びるよりも、むしろ人生退場したいんですけど…」と思ってる方もいらっしゃるかもしれません。それでもまったく構いません。ブログ主も過去ずっとそんな感じだったし、いまでも時々そう考えることはあります。
それも含めて「研究」しましょう。

自分が「困ってること」を、困ってる人同士でシェアしあうことには、大きな意味があると思うんです。
もしかしたらそれをきっかけに、今まで見過ごしていた新しい視点に気付けるかもしれない。
あるいは、自分が悩んできた経験が、他の誰かを助けるヒントになるかもしれない。

まあ、いきなりそんな上手くいくとは限らないんですけどね。
私自身、ちゃんと当事者研究のやり方を教わったこともなく、自己流でやるしかないわけですが……それでも、やってみる価値はあるんじゃないかと。

というわけで、今年の目標は、「生き延びるための当事者研究」、です。
ボチボチとですが、ブログに書いていく予定なので、ここ読んでくださってる皆様にも、ご協力いただけると嬉しいです。
よろしくお願いします〜。ぺこり。






| ●月ノヒカリ● | 当事者研究 | comments(11) | trackbacks(0) |
2018.04.17 Tuesday 18:46
| スポンサードリンク | - | - | - |
Comment
2016/01/03 8:09 PM posted by: くじら
こんばんは。ツイッターでくじらと名乗っているものです。
当事者研究というのは自分が自分自身を研究するということだというふうに理解していますが、たとえばどんな薬が自分に効いてどの薬は自分に効かなかったということも当事者研究になるのでしょうか?当事者研究にかぎらず、生きのびるための方法を探しているというのは私も同じです。月ノヒカリさんは中井久夫先生の本を読んでいらっしゃるようですが、私も中井先生やひきこもっているので斎藤環の本を読んだりしていますが、ひきこもっている人が自分のことを客観的にみるために斎藤環の本を読むということも、当事者研究ということになるのではないかと思います。精神科患者が精神医学の本を読むことも当事者研究だと思います。結論として何を言えばいいかわからなくなったので、とりあえずここまでにしておきます。
2016/01/04 3:10 PM posted by: 雪月
ヒカリさん、あけましておめでとうございます。
リアル生活での活動量が増えてきているのは良いですね♪
私も今年は徐々に活動量増やしたいです。
でもそうなるには困ったことあります。
まさに当事者研究中かもしれません。

ブログ上でどうやっていくのか興味があります。
うまく協力できるか分かりませんが、
ゆるゆるっと参加したいと思ってます(・ω・)/
(途中で脱走したらごめんなさい☆)

今年もよろしくお願いいたします。
2016/01/04 11:28 PM posted by: 月ノヒカリ
くじらさん、こんばんは。
ブログにコメントいただくのは初めてでしたっけ? 当ブログへようこそ!

>どんな薬が自分に効いてどの薬は自分に効かなかったということも当事者研究になるのでしょうか?

おそらくそれも当事者研究に含まれるのでしょうが、私が読んだ本にはそういう例はなかったように思います。
薬の話なら、診察の場で医師に相談できるので、あえて「当事者研究」の場で話す必要はないから、かもしれませんね。通常の診察の場ではなかなか取り上げられない問題を「問題」として扱えることが、当事者研究の醍醐味じゃないかと。

実は私自身もよくわかってないので、手探りでやっていくしかないのです。誰か詳しい人が教えてくれることを密かに期待しています(笑)

これからブログに、自分の当事者研究を書いていく予定なので、参考になれば幸いです。
また、ご意見等いただけると嬉しいです!

コメントありがとうございました。それではまた。
2016/01/04 11:29 PM posted by: 月ノヒカリ
雪月さん、こんばんは。
風邪はもう良くなられたのでしょうか。

リアル生活での活動量が増えてると言っても、あくまでも当社比でありまして、一般の人から見れば相当なグータラ者だと思いますが……まあでも、何もできなかった頃に比べたら、マシなのかなと。

当事者研究はずっとやってみたくて、もし可能ならオフ会でやってみたいという気持ちもあるのですが……私自身ちゃんと当事者研究のやり方を終わったことがないので、とりあえず自己流でブログに書いてみようと思ったんです。
また何か気づいたことがあれば、ご意見いただけると嬉しいです。

コメントありがとうございました。こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
2016/01/05 9:46 AM posted by: くじら
月ノヒカリさんのブログにコメントさせていただくのははじめてです。

>薬の話なら、診察の場で医師に相談できるので、あえて「当事者研究」の場で話す必要はないから、かもしれませんね。通常の診察の場ではなかなか取り上げられない問題を「問題」として扱えることが、当事者研究の醍醐味じゃないかと。

なるほど。僕が言いたかったのは、同じ病気、同じような症状に対して、ひとつの薬を使っても、効く人と効かない人がいて、その個人差とか体質というか相性みたいなものはどういうことなんだろうか?ということが僕が言いたかったことです。でもこれは他者との比較という話なので、たしかに自分自身を研究するという当事者研究ではないかもしれません。

それではまた。
2016/01/05 11:49 PM posted by: 月ノヒカリ
くじらさん、再びこんばんは。

>同じ病気、同じような症状に対して、ひとつの薬を使っても、効く人と効かない人がいて、その個人差とか体質というか相性みたいなものはどういうことなんだろうか?

ああ、なるほど。
癌の患者さんの集まりでは、自分が使っている薬をオープンにして、情報交換し合う、ということは普通に行われていますが(もっとも薬の効果というより、副作用etc.についての情報交換になりますね)……精神科領域では、あまり聞かない話です。
でも確かに、そういうことが話せる場があるといいかもしれませんね。実現が可能かはわかりませんが。

ご意見ありがとうございました。またよろしくお願いします。
2016/01/06 7:52 AM posted by: ノラ
ヒカリさんあけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
当事者研究はよく分からないですが、なかなか打ち明けられないことを聞いてもらえるだけでも心強い気がします。
思いを共有できるだけで、ラクになれる部分もあります。一方妄想じゃないかと言われてしまうと打撃が大きい部分もありますが。
ブログ仲間の皆さまも、今年もよろしくお願いします。
2016/01/07 10:09 PM posted by: た
ヒカリ様、こんばんは。当事者研究ですか、いいですね。
私も参加させてください。昨年末頃から日曜日に散歩しながら写真を撮ることにして活動量が増えました。
2016/01/08 12:04 AM posted by: 月ノヒカリ
☆ノラさん

あけましておめでとうございます。
当事者研究については、実は私もよくわかっていないのです(汗)
なので、ブログに書くことで、もっと詳しい方に教えていただけたらなあと、密かに期待しているのですが……どうなりますかね〜。

「聞いてもらえるだけでも心強い」というのは、確かにありますね。
「妄想じゃないかと言われてしまう」というのは、どういう状況かちょっとわかりませんが……自分を苦しめるような思い込みを、良い方に修正してもらえるとしたら、いいんじゃないかと思うんです。例えば、「自分は人に迷惑ばかりかけてるんじゃないか」と思い悩んでいたとして、「そんなの別にたいして迷惑じゃないよ」と人に教えられるとしたら、それで気が楽になることもあるんじゃないかなあと。

コメントありがとうございました。こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。



☆たさん

こんばんは。
はい、ぜひ当事者研究参加してください!
というか、たさんは医学関係の本をよく読まれているようですから、当事者研究についてよくわかってないブログ主に、いろいろ教えていただけると嬉しいです(笑)

デジカメ持って散歩、いいですよね。私もたまーにやります。
コメントありがとうございました。今後ともよろしくです。
2016/01/09 6:26 PM posted by: -
管理者の承認待ちコメントです。
2016/01/09 11:43 PM posted by: 月ノヒカリ
上記コメントくださった方へ

以前、「迷惑だからやめてほしい」とはっきりお伝えしたはずなので、コメントは非公開とさせていただきます。
name:
email:
url:
comments:
Trackback
http://newmoon555.jugem.jp/trackback/491
Search
Profile
Category
Recommend
Recommend
私の幸福論 (ちくま文庫)
私の幸福論 (ちくま文庫) (JUGEMレビュー »)
福田 恒存
たとえ不幸のうちにあっても、私たちが「幸福である」ために
Recommend
新版・小説道場〈4〉
新版・小説道場〈4〉 (JUGEMレビュー »)
中島 梓
わが人生の師。全4巻
Recommend
敗北からの創作
敗北からの創作 (JUGEMレビュー »)
明川 哲也
9・11テロ後「敗北」した私たちにできる「創作」とは?
Recent Comment
Recent Trackback
Links
Admin
Calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< April 2018 >>
Latest Entry
Archive
【WEB拍手】
応援してくれる人、拍手ポチッと押してね↓↓↓
↓ブログ主に小銭を!
Analytics
Sponsored links
Mobile
qrcode
無料ブログ作成サービス JUGEM