2018.06.23 Saturday 20:35
前回の更新から、また間があいてしまいました。
抗がん剤治療、なかなかにハードです。
まだ親知らずの件が解決していないというのに……というか、抗がん剤&骨転移の治療中に歯の治療をするのは難しいらしくて、どうしかものかと思案中です。

毎週のように病院通いが続くのはまあ仕方ないとして。
先日なんか、8時半〜17時過ぎまでずっと病院にいたという——昼食も抜きで。
血液検査→診察→抗がん剤治療→歯科受診で、丸一日かかったんです。最後の方はもう、意識が朦朧としていたような。
でも、入院するよりは、通院の方がまだマシかなあ。

前回のエントリにも書いたんだけど、退院したあと、かかりつけの精神科を受診したんですね。
で、精神科の主治医に、「こういう抗がん剤治療をやっていて、薬が効いている限り治療はエンドレス。でも、薬が効くかどうかはわからない」という話をしたら、すごくビックリされて。
そして、
「退院してすぐ抗がん剤の予定を入れられたけど、お願いして一週間延ばしてもらった」
と話したら、その精神科の主治医は、
「最近の医者って、そんなに患者の全身の状態を見てくれないの!?」
と呆れたように言ったのでした。

その言葉を聞いて、ちょっとドキッとしたというか、実は私自身も似たようなことを思っていたので、「う〜ん、精神科医から見ても、外科医の判断って、そんなふうに見えるんだな」と。

今の私は、ほぼ「治療のために生きている」ような状態で、ずっと微熱が続いていて、「自分の楽しみのために外出する」ことは本当にできなくなっていて。
でも、家で本を読んだり、好きな音楽を聴いたり、家事や身の回りのことはそこそこできるし、お風呂にも入れるから、入院するよりはマシだと思うけれども。

正直に言えば、「ちょっと抗がん剤治療を休みたい」という気持ちでいっぱいです。
でも、外科の主治医は、「余程のことがなければ抗がん剤は続行する」という立場で、なんだか怖くなりました。
もうね、「抗がん剤で殺されるんじゃないの?」という感じで。

もちろん、癌が転移した肝臓の状態がよくないから、外科の主治医としては抗がん剤治療を強く勧めるのだろう、というのは理解しているつもりなんだけれども。
そして、外科医は「画像診断や血液検査の数値を見て判断している」のだけど、精神科医はそうではなく、患者との会話の中で判断している。そこに差が出てくるのかな、とも思う。

私個人としては、当然「全身の健康状態ができるだけ良い状態で過ごしたい」わけで。
癌の進行は抑えられても、「寝たきりで食事もままならない状態」になるなら、抗がん剤治療の意味って何なの?などと考えてしまいます。

これで、抗がん剤が効いているならまだ良いんだけど、腫瘍マーカーは迷走中で、効果もよくわからない。

今後、遺伝子レベルの分析が進めば、「効く抗がん剤と効かない抗がん剤が、あらかじめわかるようになる」はずで——今の私のように、「抗がん剤が効くか効かないかは、実際に試してみないとわからない」なんてことは、将来的には無くなるのでしょうけど。
そういう時代が早く来てほしいですね。

悩みは尽きないですけど、今回はこの辺で。






| ●月ノヒカリ● | 病気 | comments(3) | trackbacks(0) |
2018.07.13 Friday 20:35
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Comment
2018/06/24 10:53 AM posted by: arimoto
月ノヒカリさま
「全身の健康状態ができるだけ良い状態で過ごしたい」と思われることは当然だと思います。一番大事なところが進みにくい、そういうことを進めようとするお医者さんが評価されにくいのでしょうか・・。少しでも体調がよくなられますように。
私も10代でJUNEを読んでいたひとりです。社会適応できている時点で「オタク」とは言わない、というのは、本当にそう思います。オタクって「なる」とか「卒業」するとかいうものではないですよね。
2018/06/24 1:25 PM posted by: 雪月
ヒカリさん、こんにちは。

>「最近の医者って、そんなに患者の全身の状態を見てくれないの!?」

これって内科とかでも思うことです。
自分の専門的な箇所しか診てくれてない、というか、診られないのでしょうね。それは正しいことだとも思いますが、関連性のある場合は垣根を越えてほしいとも思います。
(解釈間違っていたらごめんなさい)

東洋医学とか西洋医学がどうのって言うつもりはないけれど(そこまで知識は無いので…)、以前通ったことのある耳鼻科の医師は漢方も学んでいたようで、耳鼻科の前に脈をはかったり舌の具合を診たりしてから診察でした。

そんな医師のほうが珍しいのでしょうが、ちゃんと他にも悪いところや原因がないかどうかを診てくれました。
残念ながら高齢だったので退職されたみたいですが、そういう医師がまたいたらよいのになーと思ってます。


梅雨のこの時季はただでさえ体調が悪くなりがちですが、ヒカリさんがなるべく快適に過ごせていますように☆彡
2018/06/26 11:14 AM posted by: 月ノヒカリ
☆arimotoさん

こんにちは。前にコメントくださった方でしたっけ?
どの分野でもそうですが、医療も専門化・細分化されていて、「患者の全身(心も含めた全体)を見る」ということは、されないですね。
緩和ケアとか在宅医療をしている医師は、どうも外科とは異なる考え方をしているらしい、というのは、少しわかってきました。
患者自身が精神科を受診したり、緩和ケアにアクセスしたりして、自分の中でバランスを取っていくしかないのが現状でしょうね。

JUNE懐かしいです。私も最近、かつてのJUNEに掲載されていた小説の単行本を読み返して、「やっぱりいいなあ…っ」と改めて感じた次第です。


☆雪月さん

こんにちは。
上のレスにも書いたんですけど、医療も専門化が進んでいるので、だいたい「専門外のことはわからない」と言われますね。

昔、漢方の先生に診てもらっていた時期があったんですけど、漢方は全身を診てくれるところがいいなあと思ってました。ただ、漢方薬は高いし、煎じるのが面倒だし、効果もイマイチよくわからなかったので、やめましたが。

今は、同じ病院の外科と皮膚科と歯科にかかっていて、カルテは共有されているはずなんですけど……先生方はお忙しくて、他科のカルテまで見る余裕はないらしくて。
結局、患者(私自身)が口頭で説明して、質問して、必死でメモを取っている、という感じです。

複数の科を受診するのは面倒ですけど、そうすることで、自分の中でバランスを取っていくしかないのが現状かもしれません。

お見舞いの言葉、サンクスです! 雪月さんもお元気で過ごされますよう。


お二人とも、コメントありがとうございました。それではまた。
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