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2009.11.23 Monday 19:41
えー突然ですが、ここ最近、無茶苦茶な内容の記事ばかり書いてたせいかどうかわかりませんが、パソコンが壊れました……。
うわあああああああああああああああん○| ̄|_

仕方ないので、パソコンが復旧するまで、ブログお休みします。
これまで読んでくださった皆様、コメントくださった皆様、拍手くださった皆様、本当にありがとうございました。
ブログ主はしばらくおいとまいただきます。

ちょっと言い訳。
あの、私、自分で言うのもあれですけど、昔から人様からいただく評価って、「真面目な人」っていうのが多かったんですね。いやこれがもう、初対面の人からまで「真面目そう」とか言われる始末で。
これ自分では、結構コンプレックスなんですよね。実際にはそうでもないこと、自分が一番よく知ってますし。

で、このブログは、「真面目な人間が壊れたらどうなるか」っていう、いい見本だと思います。
言ってみれば、反抗期みたいなもんですね。
遅っ! 反抗期、遅っ!
こういうのは、十代のうちに済ませておくべきです。

残念ながら私、やっぱり「まともな人」ではいられないみたいです。
それは、リアルでもネットでも同じことでした。
どっちにしても、「普通」のふりして生きていくのって、苦しいですね……。

そんなわけで、しばしのお別れです。
いつになるかわからないけど、パソコンが復旧したら、「書きたかったこと」の続きを書く予定です。今のところ。
レスは遅れますが、ブログ主がいない間も、コメント等は自由に残していってください。
戻ってきて続きを書き始めたら、またぜひ見に来てくださいね。

それでは皆様、ごきげんよう。

◎今日の教訓: 反抗期は十代のうちに済ませましょう。

 またね☆
| ●月ノヒカリ● | 日記・雑感 | comments(2) | trackbacks(0) |
2009.11.22 Sunday 21:29
自殺についての記事にコメントをいただいたこと、ブログ主として感謝しています。
ただ、やっぱり自分の言葉は伝わっていないのかな、と感じたので、もう少し書き足します。

「自殺について」というカテゴリをつくってまで、自分が過去に何度も自殺を考えたことがあって、他人事ではないと思っているからです。
私は、「自殺」に無関心ではいられない。
そりゃ私だって、いちいち個々の報道に反応することはないです。
でも、自分と同じ三十代の人が、仕事もなく病気になって、誰にも助けを求められず死んでいったというニュースを聞いたら、平静で入られない。胸が痛くなります。

私は、自殺者がこんなに多い今の世の中は、ひどいと思う。
こんな世の中、私は嫌です。

こんなこと大声で叫ぶのは、子どもじみているかもしれない。
実際に、私は死んでいく人たちのために何もできない。
無力な自分が悔しいです。

自殺志願者に、同志として告ぐ」の記事は、誰にも助けを求めることなく、死んでいった人たちに、言いたかったことだ。
あるいは、助けを求めても得られなかった人に。(過去の自分自身も含めて。)
そして今現在、苦しんでいる人に。
過去に、どうしようもないところまで追いつめられてしまったことがある人に。
もしかしたら将来、そうなるかもしれないとおびえている人に。

自殺する人って、どうしようもないところまで追いつめられていたんだと思う。きっと頑張った人だと思う。頑張って、頑張って、それでも駄目だったから、絶望したんだと思う。

人が死んでいっているのに、見て見ぬ振りをする世の中、私は嫌いです。

「自己責任」とか、「しょうがない」とか、そういうふうに冷めた考えをする人が、大半だと思う。
実際に、私も自分の責任だと思ってました。
だから、自分で何とかしたいと頑張ってきた。
で、もうこれ以上は無理です。
だからこそ今、私はあえて言います。
自殺者が多いのは、「社会」が悪い!

「自殺」なんていう問題に「関わり合いになりたくない」という気持ち、わからなくもない。
でも私は、やっぱり嫌だ。

何よりもまず、見て見ぬ振りをする自分が嫌だ。
何もできない無力な自分が嫌だ。

もう少しだけ、皆が真剣に考えれば、少しは何かが変わるんじゃないかって、希望を持ちたいんだよね。
だから、「ありふれた親切をちょっぴり多めに」とか、書いてみたりしたんだよね。
困っている人に、自分にとって無理のない範囲で、ちょこっとだけ手を貸すことができれば、それだけでこの世界は少し明るくなると思うんだ。

自分が本当に弱い人間だから、ダメな人間だから、欠陥だらけの人間だから、だから私は、弱い人を責める気持ちにはなれません。
ひとまずこれで。

| ●月ノヒカリ● | 自殺について | comments(10) | trackbacks(0) |
2009.11.20 Friday 18:21
もう2ヶ月近く前のことだが、「障害者? 障がい者? 障碍者?」という記事を書いて、以後私は「障害」ではなく「障碍」という表記をします、と宣言した。
なぜか、そう宣言した途端、新聞その他のメディアに出てくる「障害」「障害者」という表記が、やたら気になるようになった。不思議なものだ。

私は、いわゆる「障害者手帳」を持っているわけではない。
でも、実際の私には、生活していく上で、いろいろな「障碍」がある。
そういう人、案外多いんじゃないかって思うんですよ。
公的に認められた「障碍者」ではないけれども、「障碍者」に近い位置にいる人。

本当は、完璧に健康な人間なんてどこにもいなくて、人間は誰でも、どこか病んでるんじゃないかって気もする。
中島梓が『コミュニケーション不全症候群』に書いたのと同じように、私にとって一番怖いのは「まともな人」だ。っていうか、自分を「まとも」だと信じて疑わない人。

それで、私は自分のことを「障碍者」に近い存在だと思っているので、よけいに「障害」「障がい」「障碍」の違いが気になってしまう。
以前書いたように、「」は「さまたげる」、「」は「そこなう」という意味を持つ漢字だ。

だから、私は「碍」の字を使う方が、日本語として「正しい」と思った。
でも今、「障碍」という表記が「正しい」だけじゃなく、「好ましい」と感じる。

「障碍」は、私の行く手を「さまたげる」ものであっても、私自身を「そこなう」ものではない。
最初の記事に引用した福田恆存の言葉を借りれば、「障碍」は、自分が自分であることをしみじみ実感するために、存在するものなのだ。
そう考えると、「障碍」も、そう捨てたもんじゃないなって、ぱあーっと目の前の扉が開いて、光が差し込むような気持ちになるのです。

言葉には、不思議な魔力がある。
漢字を一字置き換えるだけで、こんなにも世界が変わる。

でも、だからと言って、世の中のメディアがすべて「障害」→「障碍」に変えるべき、とは思わないなあ。私は。(現在、「碍」の字は常用漢字に入ってないから、公文書には使えないらしい。)
自分がブログ上で「障碍」と書ければそれでいいです。
私が「障碍」という表記を選んだのも、しょせんミーハー的な福田恆存スキーのこだわりに過ぎないのだし。
ま、私は今のままでいいです。
世の愚民どもは永遠に「障害」と書き続けるがいい!ふはははははは!!!(冗談です。)

| ●月ノヒカリ● | その他雑文 | comments(2) | trackbacks(1) |
2009.11.17 Tuesday 23:11
評価:
山田 玲司
小学館
¥ 650
(2004-05)
コメント:かえって絶望が深まりました……

『絶望に効くクスリ』という漫画、ご存じでしょうか?
漫画家・山田玲司氏が、各界著名人にインタビューしてそれぞれの人生の軌跡を尋ね、最後に「希望のライム(言葉)」をもらう、という構成の漫画作品。

一巻(2004年)の帯には、「一日平均86人が自殺するこの国で、希望はいったいどこにある?」というコピーが書かれていて、自殺者が増えている時代への問題意識を持って始められた作品だと思われます。(実際には、山田玲司氏ご自身が、”絶望に効く薬”を必要としていたそうですが。)
現在15巻まで出ているようですが、私は今のところ6巻までしか読んでませんゴメンナサイ。
この作品に登場する著名人一覧はこちら(wiki)にあります。

これ、漫画作品としては、すごく面白い。
著者の山田玲司という人、個人的には嫌いじゃない。むしろ、こういう熱い兄ちゃん、好きです。だから、本当はあまり悪く言いたくない。

けど、この漫画が、「絶望」に効くかというと……効きませんでした。私の場合。
私こそ、”絶望に効く薬”を求めて読んだのですが、かえって絶望が深まりました。

まず、この漫画のコンセプト「成功者の、苦労した時代の話を聞くと元気が出る」というスタンスが、私には「違う」と感じました。
私は別に「成功」したいのではない。ただ普通に暮らしたいだけなのです。普通に生きていくことができないから、苦しいのに。
「成功者」って、作者の山田玲司氏も含めて、ちゃんと「夢」を持ってるんですよね。羨ましいです。「夢」なんて特にない人間にとっては、「ただ生きる」ことしかできなくて、それすら苦痛でしょうがない現実。「夢」があれば、つらい現実にも耐えられるかもしれない。でもその「夢」すらないから、毎日が苦しいのに。

読んでいて、山田玲司氏は本当にバブル世代の人なんだなあ、と感じてしまいます。(山田玲司氏1966年生まれだそうです。)
発想がバブル世代のものなんです。まったく共感できないんです。

例えば、6巻の辻井喬(堤清二)氏の回で書かれた、以下の言葉。
●なんだかんだ言ってもこの国は まだ金とブランドの病人ばっかだし(P.101)

●なぜならいまだにこの国の人の多くが「大金持ちの権力者になること」が人生の成功だと思っているからだ…(P.110)
マジですか!? あり得ねえ!!

この6巻が描かれたのは、2005年のことですが、「この国の多くの人」って、そんなに「大金持ちの権力者」になりたかったのでしょうか?
少なくとも私は「NO!」です。
ごく普通に、人並みに生活できれば、それでよかったのに。
頑張っても、普通の生活が送れないからこそ、「絶望」しているのに。
大金持ちになりたいなんて、まったく思ったことないし、そんなもの望んでいません。私は。
あと、自慢じゃありませんが、私はブランドものにまったく興味ないです。「無印良品」はわりと好きですけど。(自慢にならんなw)

「普通に生活したいのにできない」という絶望を抱えた人間は、山田玲司氏の視界には入っていないようです。
でも、私たちポストバブル世代の抱えている「絶望」って、「上の世代が当たり前に享受してきた『普通の生活』に、自分たちはこんなに努力しても到達できない!」という苦しみだと思うんです。
それ、本当に、上の世代には、理解されていないんだなあ。

っていうか、バブル期の人たちって、「金」と「ブランド」と「権力」しか頭になかったんでしょうか?
それが「成功」だと思ってたんでしょうか?
それなら、ポストバブル世代として言わせてもらいます。
なんて貧しい人たちだろう!

「金」や「権力」を持つことには、責任も義務も伴うはずなのに。そういう認識はまるでなかったのでしょうか?

『絶望に効くクスリ』自体は、決して悪い作品ではないんです。ただ、そういうバブリーな発想がこの作品のあちこちに見え隠れして、そのせいで私としては、かえって「絶望」してしまうんです。

ただ、この作品には、1巻だけでも、超人気漫画家、占い師、カリスマホストまで、様々な分野で活躍中の人が登場し、それぞれの人生を背負った言葉からは、学べるものがたくさんあります。
個人的には、2巻に登場する荒俣宏さんの、
「人生は飛車角落ちの将棋です!! 負けるのがあたり前!!」
というセリフがツボでした。荒俣さん、カコイイ! 惚れ直しました(笑)

絶望には効きませんでしたが、面白い作品ではあります。

| ●月ノヒカリ● | 自殺について | comments(0) | trackbacks(0) |
2009.11.15 Sunday 22:43
いきなり日記。
もう昨日のことですが。

えーと、わたくし月ノヒカリは、普段の移動はたいてい自転車です。
そんで昨日の午後、駅まで自転車に乗って行ったときのことです。自転車置き場に入れようとしたら、隣の自転車に触れて、その横の自転車数台を将棋倒しにしちゃったんですよね。
こういうこと、ないですか? 私はたまにやります。
で、困ってたら、たまたま通りかかった人が、自転車起こすの手伝ってくれました。

こういう「ちょっとした親切」って、結構うれしいです。
最近は、黙って通り過ぎる人が、ほとんどですから。
「あ、こんな親切な人って今でもいるんだ」って、ちょっと感動しました。

こういう「ありふれた親切」が、もう少しだけ多くなったら、この世の中、かなり住みやすくなるんじゃないかと思うんですが。
それは、そんなに難しいことではないと思うんですが。

ちなみに、「ありふれた親切をちょっぴり多めに」という言葉は、カート・ヴォネガットの『スラップスティック』からの引用です。SFの世界が現実になるのって、良いことかどうかわからないけど、『スラップスティック』の「拡大家族」が現実になったら、ちょっと楽しいだろうなあ、と空想してしまいます。

ありふれた親切=拍手のこと(『月ノヒカリ辞典』の定義による)
| ●月ノヒカリ● | 日記・雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |
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