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2010.06.29 Tuesday 23:26
先日、スピッツの「バニーガール」について書いたら、その翌日、急にアクセス数が伸びた。「スピッツ」で検索して来た方が、予想以上に多かったみたい。

えっと、スピッツって今でも人気あるんですね。
ブログ主は特にスピッツのファンでもないのに、あんな記事を書いちゃってどうなんだろう?という感じですが。
スピッツのファンって、オサレなリア充が多そうだし(←勝手な決めつけ)、検索の結果、こんな非モテブログにたどり着いちゃって、ドン引きされちゃったかもね〜。

まあいいです。
当ブログでは、アクセス解析を試みてるんですけど、たまに謎の検索ワードで漂着される方がいらっしゃいます。
で、検索ワードの話をしようと思ったんですが、その前に。

アクセス解析されるのを嫌がる方がいらっしゃるみたいですね。
まあ気持ちはわからんでもない。
私も、解析するのはいいけど、解析されるのはちょっと嫌だw
というわけで一応断り書きを。
「アクセス解析で個人が特定できる」なんて、少なくとも当ブログでは、一切あり得ません。
月ノヒカリは無害かつ無能な生き物なので、訪問者さんの身元を割り出すとか、CIAを派遣して拉致する、なんて高度かつ面倒臭いことやりません。やりませんったらやりません。
だからまあそんな怖がらずに、安心して訪問してコメントを残すなりしてくださいね〜。

さて前置きはこのくらいにして、検索ワードの話。
アクセス解析で、「どんな検索ワードで、このブログにたどり着いたか」がわかるんですけど、これがちょっと面白い。というか謎の検索ワードでここに来られる方がいらっしゃるんです。

で、その「ちょっとおかしな検索ワード」をここに紹介するのって、マズイのかなあ? でも、個人が特定できるわけでもなし。
だからまあ面白い検索ワードを晒し―――もとい、公表しちゃっても、別にいいんじゃないの、というわけで、以下に列挙してみます。↓
続きを読む >>
| ●月ノヒカリ● | 日記・雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |
2010.06.27 Sunday 23:00
先日、2chのコピペと「社会的排除/包摂」の記事で、私は「包摂」を「排除」の対概念として紹介した。
「包摂」というのは、菅首相の所信表明(「一人ひとりを包摂する社会」の実現)にも登場したように、もともとは社会科学とか社会政策の分野で使われる言葉だ。
でも、それだけで終わらせたくない。「包摂」という概念は、摩擦の多い社会のさまざまな場面で使える、なかなかよい言葉だと思っている。

私は、このブログでも「包摂」を実践していきたいんだ。
だからコメント欄は解放しているし、明らかな迷惑コメント以外には、全レスする方針でやってる(まあこれはコメント数が少ないからできることですが)。

以前、「政治的主張に必要なこと〜高橋源一郎氏のTwitterから」で紹介した原則を、このブログのルールとしても採用したい、と私は書いた。高橋源一郎さんは、ツイッターでの発言を拝見している限り、かなり「包摂」を体現しているように思う。

「包摂」という言葉、私は社会学者の宮台真司さん経由で知ったので、宮台さんの言葉を引用すると、
「“みな友達”の禁止」「抹殺の禁止 」という両立し難い2つの意味で「敵の抹消」を禁じる
というのが、「包摂」の定義に近いと思う。

でも、これだけじゃわかりにくいかな。
宮台真司さんの新刊『中学生からの愛の授業』のあとがきに、「包摂」についてわかりやすく説明してあったので、以下に引用したい。(あとがき全文はこちらで読めます。)
「包摂」とは、のけ者にすること(排除)の反対で、手を差し伸べて仲間にすることです。もはや経済が当てにならない昨今、「包摂」なくして人を「幸せ」にする社会は望めません。
 近ごろ「イラッとくる」という言葉が若い子を中心によく使われています。その前は「KY」という言葉が流行りました。日々の生活で「イラッとくる」ことがたくさんあるのは理解できます。(中略)でも、だからといって、感情のままに、相手を攻撃して「排除」するようでは、その人自身も「幸せ」にはなれません。
(中略)
 小さな問題に目くじらを立てていたら、一人一人の人間関係も、民族と民族の関係も、国と国の関係も、メチャクチャになります。逆に、大きな心で「いつでも親密な関係に入れるぞ」という構えで、ビシッと言うべきことを言うのであれば、素晴らしいです。
 クダラナイことで「排除」的になることが愚かであるのと同じように、ノイズやトラブルを恐れて「言うべきことを言わない」のは愚かです。そのような愚かな存在は、相手との間に、腹を割れるような信頼関係も、切っても切れない絆も、絶対に作れません。

  (宮台真司『中学生からの愛の授業』P.269-270 太字は引用者による)

私はこれまで、あまり「感情のままに相手を攻撃する」ことはしてこなかったと思う。
一方で、「ノイズやトラブルを恐れて、言うべきことを言わない」というのは、「まさにこれ私のことだ!」って感じで。

自分の意見を主張すると、相手と摩擦が生じることがある。
それが怖くて、私はこれまで、言いたいことがなかなか言えなくて、溜め込んでたんだけど。
「せめてネット上では、きちんと自分の意見を言えるようになりたい」と意識し始めたことが、このブログを始めた動機の一つだった。

そんなわけで、コメント欄にいただいた意見でも、「私の意見とは異なる」と感じたときは、率直に、でも感情的にならないように注意しながら、自分の意見を述べるようにしてきた。
私はその対話を有意義だと思ってるんだけど、もしかしたら過去にコメントくださった方で、気分を害されたコメント主さんもいたかもしれません。それでこのブログを読むのをやめたというのなら、それでもいいです。でももし、まだ読んでくれていて、「気まずい」とか感じてコメントできないというのなら、気にせずコメントして欲しいな、って思ってます。

ただし、唯一の例外。
昨年の総選挙時の「自民党のネガキャン」の記事に、絡むようなコメントを書いてきた人たちには、もう来て欲しくないです(笑)
ちゃんと記事を読めっつうの。
私だって、不毛な言い争いはしたくないですよ……。

万が一「言い争い」になったとしても、決して感情的にはならないように。
「言い争い」ではなく、「対話」に近づけるように。
というのが、私がコメントを書く上で、自分に課しているルールです。
自分とは異なる意見にも、真摯に耳を傾けてこそ、自分の主張をよりよいものに進化(深化)させていける、と私は信じているから。

というわけで、過去にコメントされた方々、まだコメント欄には未登場の方々、皆さんコメントは気軽に残してくださいね〜。というお話でした。

| ●月ノヒカリ● | その他雑文 | comments(3) | trackbacks(0) |
2010.06.24 Thursday 23:30
うっとうしい梅雨の季節。
といってもこのブログ主は、リアルに人間の友達がいないとゆーか、ウチのPC(林檎)が唯一の友達なんで、まあ外が雨でも晴れでも関係ないのです。

家で毎日、○○氏や△△氏や××氏の観察日記をつけて過ごしています。
観察といっても、実際にストーカーするわけではありません。ブログやTwitterやネット上で手に入る情報のみで、観察日記をつけるのです。
「今日○○さんがブログでこんなこと書いてた!」とか。まあヒキコモリの生活そのものですね。

ところが先日、『さよなら絶望先生』20巻を読んでたら、
「観察日記をつけた者は、大抵その相手に、観察され日記を、つけられているのです!」
などと書いてあるではありませんか。

月ノヒカリが観察してる相手は、ややマイナーかもしれんが有名人で、観察されるのが商売の方々なので、まさか「観察され日記」なんてつけないでしょうが。

しかしもしかしたら、こんなダメダメな月ノヒカリでも、どっかの誰かが面白がって観察日記をつけていないとも限らない。などとふと思いつきました。
というわけで、「月ノヒカリ観察日記」をつけているという奇特な人がいらっしゃったら、正直に名乗り出てください。何もあげません。

さてさて、本題の拍手レスいきまーす。↓からどうぞ。
| ●月ノヒカリ● | web拍手レス | comments(2) | trackbacks(1) |
2010.06.22 Tuesday 23:00
ラブソングはお好きですか?
私は苦手です。

いや、別に自分が非モテだから、ラブソングを憎んでるというわけじゃないのよ。
少女漫画は昔も今も好きだし、『君に届け』(椎名軽穂)みたいなピュアッピュアな青春ラブストーリーも楽しんで読んでるし。

でもさー、今の世の中に氾濫している歌なんて、ほとんどが恋愛、恋愛、恋愛ばっかりで、ちょっとウンザリしてるわけ。
「君のことを思ってるよ〜♪」だの「君が世界一好きさ〜♪」だの、しらけるっつうの。

という私だって、世界中のラブソングがすべて自分に語りかけてくるような、そういう瞬間をまったく知らないわけじゃない。
でもアレは一種の変性意識状態であって、冷静なときにラブソングの歌詞見ると、「なんじゃこりゃ」って感じで、ゲンナリするんですよ。

ただ、その中でも、ごく例外的に、冷めてるときに聴いても「いいなぁ」と思えるラブソングがあって。
その数少ない例外が、スピッツの「バニーガール」なのです。

あ、ここで一応補足しておくと、私、J-POPをまともに聴いてたのって、90年代後半だけなんだよね。最近の歌はまったく知りません。
そんなわけで、このスピッツの「バニーガール」も、1996年に「チェリー」のカップリング曲として世に出た歌だ。
チェリー」は有名だから知ってる人も多いだろうけど、「バニーガール」はどうかなあ。

   ■バニーガール■   【歌詞

私、恋愛というのが「ハッピーで楽しいもの」という考えにどうも馴染めなくて。
むしろ「残酷で苦痛に満ちたもの」と思うことがある。
恋に「光」ではなくて、「暗黒」を見てしまう。

「バニーガール」は、恋の暗黒の面を、暗く重々しく―――ではなく、コミカルに、ユーモラスに歌い上げた曲だ。
だから恋をしているときではなく、冷めているときに聴いても、味わいがある。

しかしこれ、歌詞を何度読んでも、設定がよくわからない。不思議な歌だ。
彼は彼女に、振られたのだろうか? 「君に消される」とか言ってるし。
それともまだ、出会ってすらいないのかもしれない。
あるいは夢の中で出会ったのだろうか?

「君と落ちて」いったり、「青いカプセルをかみくだいた」り、なんとも「病んでいる」感じがたまらなくイイ!!
晴れでも土砂降りの雨でもなく、「曇りの日」のラブソングなんだね。
とびきりハッピーでもなく、かといって救いようのない暗さも存在しない。
落ちていった先で「ゴミ袋で受け止めて」とかね、決して幸せな恋とは思えないけど、悲惨な感じもしない。
歌詞を読んでもさっぱりストーリーが描けないんだけど、「わからない」からこそ、妙にこころ惹かれる。そんな歌だったりします。

ラブソングなんて嫌いなあなたも、バニーガールを歌いながら、一緒に落ちていきましょう。
きっと誰かが、ゴミ袋で受け止めてくれる、はず。



バニーガールは『インディゴ地平線』というアルバムに収録されている模様。
| ●月ノヒカリ● | 音楽・映画 | comments(2) | trackbacks(1) |
2010.06.20 Sunday 22:59
もう去年の話なのですが。
2009年10月8日の朝日新聞オピニオン欄に、「自殺防止」というテーマで白夜書房編集局長・末井昭氏の主張が掲載されていた。
「見て見ぬふりせず死者悼め」という題のこの文、私が去年「自殺について」カテゴリを書いていた際、何度も何度もくりかえし読み返したものだった。今でもときおり読み返したりする。それくらい胸を打たれた文章です。

全文引用するのは著作権的にどうなんだろう?と思ったのですが、これは最初から最後まで通して読んでこそ、価値のわかる内容だと思うので、以下に全文書き記しておきます。
ぜひ読んでみてください。
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| ●月ノヒカリ● | 自殺について | comments(16) | trackbacks(3) |
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