2020.09.12 Saturday

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | - | - |
2010.10.29 Friday 22:11
今月は、尖閣諸島をめぐる問題で、中国・日本双方で、ナショナリストによるデモが行なわれたみたいですね。
このブログでは、ブログ主自身がたいして興味がないこともあり、こういう話題は避けてきたんですが……だってさ、ああいうデモで沸き上がる人は、日本人・中国人の中でもごく一部で、まずたいていの人は冷静でしょ?
日本に住んでる中国人だっていっぱいいるし、そういう人と知り合ったら、「中国人を排除しろ」なんて思わないじゃん。
というわけで、普通にスルーしてたんですが……。

先日、2ちゃんねるからちょっと面白いプロジェクトが立ち上がってることを知りました。
中国では、「日本鬼子(リーベングイズ)」という言葉が、日本人に対する蔑称として、反日デモ等で叫ばれているそうです。
それを逆手にとって、2chでは「日本 鬼子 (ひのもと おにこ) 」という萌えキャラを作って、中国人を鬼子ちゃんで萌え萌えにしよう!計画が発動している、というのです。

詳しくはこちら↓
■日本鬼子って萌えキャラ作って中国人を萌え萌えにしてやろうぜ まとめ@wiki
2chスレからの引用。
○スレの趣旨
日本鬼子ってキャラを作り、日本鬼子に別の意味、概念を作る事

その新しい概念が定着した人間が反日デモ、暴動見たとき 
日本鬼子! って旗持った奴が顔真っ赤にしてシュプレヒコール挙げてたらどう思うか?
日本鬼子ってなんだろうってググったら萌えSSやかわいい鬼子ちゃんがTOPででてきたらどうだろう?

反日暴動の画像みたら萌えオタが暴動起こしてるように見えるんじゃないか?
「日本鬼子」って言葉に別の概念をつくっちゃうだなんて、これは「コンセプチュアル・アート」と呼んでもいいんじゃないか?
2chのこのズラし方、好きだなあw
「クール・ジャパノロジーの可能性」ってこういうことだったんですね!

絵師たちが次々に「鬼子ちゃん」イラストを投稿してるんですが、それらのイラストを手っ取り早く見たい方はこちらへ。
私はNo.001No.015No.136の絵が好きだな。


さらにこちらのブログ記事にも注目。
■「日本鬼子」中国オタクへ侵攻開始 (「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む)
ここでは、鬼子ちゃんプロジェクトについて、中国人側からの反応が紹介されてるんですが、これが面白い。
以下に一部紹介します。全部読みたい人は↑のブログ見てね。
●これが「日本鬼子」って……こんなとき、どんな顔をすればいいか分からない……orz

●こう来るとは全く思いもしなかった。あの国はやはりよく分からん……

●こんな手を打ってくるとは。あの国はまずオタクから何とかした方がいいんじゃないか?

●やべぇ……日本はやっぱりやべぇ国だよ。ちょっと負けを認めるべきなのかもしれない。あ、基本は黒髪ロングでお願いします。

●やつら絶対萌えで世界征服する気だろ。
何かこう、脱力しつつ笑えますねw

オタキング岡田斗司夫さんもTwitterで、このプロジェクトを「「たったひとつの冴えたやりかた」だよねw」と評してますが、こういう楽しい戦争ならもっとやれwですね。
さらに岡田斗司夫さん、こんなこともおっしゃってます。
現代版の最適外交戦略とは、「ヘタリア」をもっと魅力的にして、世界中に無料・無制限配信することだと思う。オタク国防論、これマジメに言ってるよ。
 http://twitter.com/ToshioOkada/status/28951431891
これ実現したら楽しいだろうなあ。ヘタリアみたいに、できれば腐女子向け萌えも欲しいところです。

鬼子ちゃんのイラスト投票、ここで実施されたんですけど、第二回めの投票が、30日(土)0:30〜31日(日)23:59まで行なわれるそうです。興味のある人は参加してみてね。
今回の投票は、二次創作発展のためのデフォルトとなる「代表デザイン」を決める投票らしいです。ということは、これから鬼子ちゃんが活躍する漫画とか、ヘタリアみたいにネットで読めたら楽しいことになるだろうな〜と期待してます。

ひとつ懸念するのは、まとめwikiには「※日本鬼子(ひのもとおにこ)ちゃんの政治利用(含:他国への中傷、個人の政治的主張をキャラクターに代弁させること)を固く禁止します」と注意書きしてあったのですが(10/28時点。その後変わったみたい)、鬼子ちゃんを政治的なメッセージに利用することについて、2ちゃんねるでも意見が分かれてることですね。
個人的には、
483 :創る名無しに見る名無し:2010/10/29(金) 12:54:55 ID:rmL1EycV
右翼左翼、親中嫌中、嫌右翼、嫌左翼

とは違う価値観の、「親萌派」って事で、
この人たちとは国境や宗教や体制を超えて繋れるという話だよね。

この価値観を中心すれば、これ以上ぶれないと思うんだけど。

 【荒しは】萌キャラ『日本鬼子』制作 6【スルー】スレより
この意見に賛成です。
住んでいる国・政治思想は人それぞれ違っても、「萌え」によって繋がっている!っていうのが、楽しくていいんじゃないかなあ、と。

……とまあ、ここで終わってもいいんだけど、蛇足ながら、ちょこっと中国側の反日デモについて追加情報。
続きを読む >>
| ●月ノヒカリ● | オタク | comments(7) | - |
2010.10.26 Tuesday 23:16
つい先日、地味〜にアクセス数が増えた日があって、アクセス解析見てみたら、どうもまた2ちゃんねるにリンクを貼られたらしい。『クォンタム・ファミリーズ』の感想に。
でも、どこのスレに貼られたのか、検索してもわからなかった。

このブログ主は、2chにリンクを貼られると飛び上がって喜ぶイタイ人なので、貼った人は報告してもらえるとたいへん嬉しゅうございます。
あと、これまで何度も書いてることだけど、このブログ主はリアルに友達のいない、PCが唯一の友達という、2ちゃんねらも真っ青の孤独なヒキコモリなので、コメントもらえると泣いて喜ぶんだよ!
2ちゃんねる経由で来た人は、きっとこんなとこ読んでないでしょうが……もし読んでる人がいたら是非、拍手コメント等で存在をアピールしてください。どういう読まれ方をしてるのか、すごく気になるのよ。自意識過剰のヒキコモリとしては。

さて、今回のお題は、「色」に関するちょっと不思議なお話。
| ●月ノヒカリ● | 日記・雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |
2010.10.22 Friday 23:45
就活―――自分にとって、目眩がするほど苦手なものでした。
私自身は、以前にも書いた通り就職に破れた敗残兵で、たぶんもはや一般の人と同じ土俵で競うことはできない、真性ダメ人間の落ちこぼれなので、以下に書くことは負け犬の遠吠えにしかならないかもしれません。

でも、やっぱり今の就職活動って変だと思うし、企業文化に適応できない人がいるのも、当然だという気がするのです。
今のシステムを不条理だと感じた人は、黙って通り過ぎずに、その疑問を持ち続けてほしい、という願いをこめて、いくつかの記事をご紹介。
| ●月ノヒカリ● | 社会 | comments(6) | trackbacks(0) |
2010.10.20 Wednesday 20:42
迷ったときは原点に帰るべし。
というわけで、「そもそもなぜ私はブログを書こうと思ったんだろう?」というあたりを、もう一回確認しようと思います。
| ●月ノヒカリ● | その他雑文 | comments(11) | trackbacks(1) |
2010.10.16 Saturday 21:04
いったん風邪で寝込むと、頭の中がリセットされちゃったみたいで、ブログに書く予定だったことが、すっかり消えてしまった。
普通だったら「たかが風邪」なんだけど、もともと病んでいる人間にとっては、風邪ごときでも結構な大打撃、ヘビー級パンチくらいのダメージを受けたりする。

今さらだけど、私は「前向き教」が嫌いだ。
人間、そんなにいつも前向きでいられるわけがない。
生きていれば、声も出なくなるようなつらい出来事にだって遭遇する。
そんなとき「前向きになれ」という言葉は、まったく無意味で、空虚だ。
かといって、愚痴とか後ろ向きなことばっかり言う人は、やっぱり鬱陶しいと私も思う。

だから私は、6:4くらいの比率で前向きなら、それでいいんじゃないかと思ってる。「100%前向き」というのは無理だから。
で、このブログ上で私は「6:4くらいの前向きさ」を目指して、文章を書いてきた。
ところがどっこい普段の私は、8:2くらいの割合で後ろ向きな人間なのですよ。
だからブログを書くときは、前向きと後ろ向きの割合を、よっこらせと逆転させなきゃいけなくて。これが結構な力仕事なんだよね。
病み上がりのだるい身体には、なかなかにしんどい作業だ。
気持ちが後ろ向きなときは、仕方ないから後ろ向きに歩くしかない。

というわけで後ろ向きな話。
つい先日、私が愛読しているブログ「腐フェミニスト記」の、
人は長いこと病んでいる人間には冷酷だ。
終わりに見える病には寛容だけれども。
から始まる一文に、共鳴してしまった。
病気を抱えていることの苦しみって、どうやっても他人には理解されないし、誰かが肩代わりしてくれるわけでもないし、自分で引き受けるしかない。それが慢性の病気だったりすると、病気への対処だけで疲れ果ててしまう。それは、身体的な病気であっても精神的な病気であっても同じなのだろう。

ひきこもりの問題もたぶん似たような構造で、何が障壁になっているのか、他人にはわからないんだろうなあ。何の支障もなく外出できる人には、外出すること・人に会うことに伴う不安や恐怖、肉体的苦痛なんて、想像もつかないのだろう。

こんな愚痴っぽいこと、本当なら言わずにすませたいんだけど、やっぱり自分一人で抱え込むのはしんどいから、ここに書くね。

私は、「癌に負けずに明るく元気な人」だの、「難病でもバリバリ働いている人」だの、「ひきこもりから脱出して成功した人」だの、その手の美談が大嫌いだ。
もちろんそういうのが好きな人もいるだろうし、そういう話に励まされる人もいるのでしょう。
でも、病気に負けて動けなかったり、どんなに頑張っても立ち直れなかった人間にとって、この手の美談がどれだけストレスになるか。

泣きたいときだってあるのに。
弱音を吐きたいときだってあるのに。

「難病に負けずにがんばる明るい患者」というストーリーが大好きなマスコミの方々には、そういうイメージを垂れ流すことによって、かえって病気の人を苦しめることになっているかもしれない、ということを、ちょっとでも想像してもらえたら嬉しいな、と思います。

とは言っても、ブログ主が病んでいるからといって、周囲の人まで病む必要はまったくないのであって、だから、皆さんはできるだけ元気でいてくださいね。元気でいてくれたらいいなあって思います。

あと、拍手コメントで風邪によい食べ物を教えてくれた人、ありがとう。
月ノヒカリは、優しい読者に恵まれて、本当に幸せ者ですね。
だから次からはまた、「6:4くらいの前向き」に戻って始めようと思います。
終わり。

| ●月ノヒカリ● | 病気 | comments(6) | trackbacks(0) |
←新しい記事 1/2 pages 古い記事→
Search
Profile
Category
Recommend
Recommend
私の幸福論 (ちくま文庫)
私の幸福論 (ちくま文庫) (JUGEMレビュー »)
福田 恒存
たとえ不幸のうちにあっても、私たちが「幸福である」ために
Recommend
新版・小説道場〈4〉
新版・小説道場〈4〉 (JUGEMレビュー »)
中島 梓
わが人生の師。全4巻
Recommend
敗北からの創作
敗北からの創作 (JUGEMレビュー »)
明川 哲也
9・11テロ後「敗北」した私たちにできる「創作」とは?
Recent Comment
Recent Trackback
Links
Admin
Calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< October 2010 >>
Latest Entry
Archive
【WEB拍手】
応援してくれる人、拍手ポチッと押してね↓↓↓
↓ブログ主に小銭を!
note 瑞木理央
https://note.com/waterfield5
(自作短歌置き場です)
Analytics
Sponsored links
Mobile
qrcode
無料ブログ作成サービス JUGEM