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2011.07.31 Sunday 23:59ここしばらく頭がぼんやりしているのは暑さのせいに違いない、と思っていたけど、涼しい日も頭がぼんやりしていたので、暑さは関係なかったんだなーと思い知らされました。天然ぼんやりの月ノヒカリです。
え〜先日の「ブログ二周年企画」にご参加いただいた数少ない皆様、本当にありがとうございました。
「二周年企画」は、多くの皆様が華麗にスルーしてくださったおかげで、月ノヒカリは特に舞い上がることもなく、心穏やかにダメダメライフを送ることができました。
そんな中、回答をお寄せくださった少数の方々、二周年お祝いの言葉をくださったさらに少数の方々には、心から感謝しています。皆ありがとう〜〜〜!!
ご紹介いただいたサイトは、いずれまとめ記事を書く予定でいます。
今回は、恒例の拍手コメントへのレスです。
通りすがりでコメントくれた人が、ここを読んでるかどうかわかんないんだけどね。ふと立ち寄ってレスを見つけてくれたらいいな、と願いつつ。
↓からどうぞ。 -
2011.07.26 Tuesday 23:54夏は嫌いです。暑いから。
冬も嫌いです。寒いから。
春も嫌いです。花粉が飛んでいるから。
秋も嫌いです。必ずと言っていいほど風邪をひく季節だから。
そんなわけで、私には好きな季節なんてないのですが、やっぱり夏はとりわけ苦手です。
うっかり昼間に外へ出たら、太陽が人を殺しかねない勢いで照りつけてくるから、油断ができない。かといってエアコンが効きすぎているところも苦手だし。
・・・などと書いていたら、ここ数日なんだか涼しい日が続いているので、この文章も思いっきり外しているのかもしれません。
が、せっかく書き始めたので、このまま続けます。
「暑い夏だからこそ、楽しめるもの」を見つけませうね、というのが今回のテーマです。
夏の楽しみといえば、山や海や花火大会・・・などと答えるリア充は、このブログに訪れたりはしないでせう。そうであると信じる。
ブログ主にとっての夏の楽しみ―――それは、素麺(そうめん)がウマイ!ということです。
カーッと暑いときにキリッと冷たいそうめん。これは黄金の食卓でしょう。
そうめんは食べる直前にゆで、氷水でキンキンに冷やすのが肝心。
私は普段、食べるのが専門で、料理は取り立てて好きではないのですが……麺類をゆでるのだけは、絶対に他人には任せません。
というのも、ウチの母はアバウトな性格のせいか、麺のゆで時間は適当、麺がのびても平気な人だったんです。
遥か昔、まだ私が(比較的)幼い頃のことです。母がそうめんの上に、できたて熱々の錦糸卵をのせるのを見て、私は怒りに打ち震えました。せっかくの冷たいそうめんが生温かくなるじゃん!
あれは生まれて初めて、本気で家出を決意した瞬間でした。
私が麺類をゆでるときは、ストップウォッチを使って秒単位で監視します。
この世の中で何が許せないかといったら―――のびきったうどん・ゆで過ぎたそうめん等、とにかくしゃきっとしてない麺類は犯罪に等しいのです。
自分はグニャグニャにのびきってるくせに……というツッコミはさておき。
お気に入りのそうめんは「揖保乃糸」です。
近所のスーパーで入手でき、コストパフォーマンス的にも満足のいく品。
本当は三輪そうめんが好きなんだけどね。あれちょっと高いんだよなあ。
麺つゆは、ペットボトルのそうめんつゆとごまだれの二種類。
麺つゆは自分でもつくろうと思えばつくれるんだけど、面倒なので買ってます。
ごまだれは、しゃぶしゃぶ用のを使ってる(木曽路のレトルトごまだれ)けど、これもまた、そうめんに合うんだなー。
薬味として揃えたいのは、万能ネギ、大葉、ミョウガ、おろし生姜、梅干。
薬味って地方によって違うみたいですね。自分は絶対にこれを入れる!というこだわりのある人はぜひ教えてください。
そんで氷水でキリッと冷やしたそうめん。暑い夜にこれを啜るのは、至福の時ですな。
そんなわけで、暑いのは嫌いなんだけど、そうめんはウマイからね、まあそれなりに夏も楽しかったりします。
あと麺類なら、冷やし中華とか、ざるラーメンなんかも、夏ならではの醍醐味です。
デザートは水ようかん、あるいはクリームぜんざい。冷たいあずきもたまらなく好き。
結局、「夏の楽しみ」といっても食べ物の話ばかりなんですが―――インドア派(=ヒキコモリの美称)には、他にとりたてて楽しみがあるはずもなく。
月ノヒカリは、そうめんがあればこの暑苦しい季節も、とりあえず生きていけるのです。
そうめんの夏。日本の夏。
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2011.07.22 Friday 23:50
高森さんはアスペルガー症候群の当事者でもある。
この本が特異なのは、発達障碍をテーマにした本としては例外的に「社会政策への提言」が柱になっていることだ。(何度も言うようですが、ブログ主は「障害」ではなく「障碍」と表記します。)
最近は発達障碍についての本も多く出版されているけど、たいていの本は「どうすれば当事者が社会に適応できるか」という内容で、「当事者や家族の自助努力」に力点が置かれている。それはそれで必要なことだと思うけど、やっぱりそれだけでは解決しない問題も多いのではないだろうか。
この本の第4章(「グレーゾーン」の若者たちは、どこにいるのか)で湯浅誠氏の言葉が引用されているんだけど、「軽度の知的障害・精神障害を持つ人たち、ボーダーライン上にいる人たちが雇用のネットにも乗り切れず、社会保障の対象にもならず、真っ先に貧困化している」(『「生きづらさ」の臨界』より)というのは、重要な指摘だと思う。
重篤な疾患・障碍を持つ場合は、病院・作業所・デイサービス等、社会の中に「避難所」が用意されている。しかし「グレーゾーン」の障碍者には、どこにも「受け皿」がないのだ。(軽度の障碍者のことを、この本では「グレーゾーン(の人たち)」と表現している。)
この「グレーゾーンの障碍者」問題は、ワーキングプア、若年ホームレス、ニートの問題とも地続きになっているのではないだろうか。つまり、軽度の障碍者=グレーゾーンの人たちが、社会構造の矛盾のしわ寄せを真っ先に受け、社会の底辺に追いやられているという現実。
この本で扱われているのは、発達障碍・知的障碍・精神障碍者のみだけど、身体的な疾患をもつ「グレーゾーン」の人々も、同じように困窮しているのではないだろうか。私自身、アトピーや癌といった身体的疾患(でも障碍者とは見なされない)を持ち、同病の患者さんと接してきた経験から、そう感じてきた。
労働市場にも福祉にも「居場所がない」グレーゾーンの障碍者たち。
高森さん曰く、これは「労働の問題でもあり、福祉の問題でもある」のであって、どちらか一方に責任をなすりつけて済む話ではない(P.121)。
つまり、福祉政策(=健康で文化的な最低限度の生活保障)と、労働政策(=個人の適性や健康状態に応じて働ける場所をつくり出す)、双方に働きかけなければ解決しない問題だと思う。
私は、自分がアスペルガーではないかと疑いつつ、医療機関での診断を受けてはいないんだけど……この本の前半部分に書かれている、著者自身の学校時代のいじめ体験や、離転職を繰り返すしかなかった職業体験には、痛いほど共感した。
個人的には、この本で提起されている問題は「特殊な障碍を持つ一部の人たち」だけの話ではないように感じる。
高森さんは、的を射た表現を発明するのが上手い人だと思うけど、私がとりわけ感心したのは、「道徳的暴力」と「負の社会性」という言葉だ。
ここで一つずつ説明してみる。
(続きは折り畳みます。) -
2011.07.16 Saturday 20:41太陽が眩しすぎる光を降り注ぎ、アスファルトの大地からはゆらりと熱気が立ちのぼり、通り過ぎる人々もどことなくぼんやりと蜃気楼のように揺れる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
暑さのせいか、いつも以上にうすぼんやりな月ノヒカリです。
さてさて、いつも当ブログを読んでくださっている物好きな皆様、本当にありがとうございます。
この7月☆日、当ブログは二周年を迎えます。
一年前からこのブログを読んでくださっている方はすでにお馴染みでしょうが、恒例の「ブログ二周年企画」を開催したいと思います。
ジャジャジャジャーン!!
このブログを「お気に入り」に登録してくれている読者様というのは、多めに見積もっても20人いるかなあ、という感じですが。
でも冷静に考えると、すごいことだと思うんだよね。
有名人でもなんでもない、まったくのド素人が書いた文章を、知り合いでもなんでもない人が読んでくれて、ときには共感してくれたり、反応を返してくれたりするなんて。
二十年前にはこんなテクノロジーが存在するなんて、まったく想像もしていなかった。
それどころか二年前までは、自分がブログを書いて、それを読んでくれる人がいるなんてことは、まったく考えたこともなかったです。
いや〜世の中どうなるかわかんないもんだね!
ここで、いつも読んでくださる数少ない読者の皆様に、ちょっとしたお願いです。
え〜、昨年の「ブログ一周年企画」にご参加いただいた方におかれましては、すでにご存じのことかもしれませんが―――このブログの記念日には、読者の皆様が月ノヒカリにプレゼントを贈るというのが定めなのです!!
今回のテーマはこれ↓
「面白サイトを教えてください。」
……といきなり言われてもピンと来ないかもしれないので、まずは私が、自分のブックマークに入れてるお気に入りサイトを晒します。
■引きこもり、イタリアで急増…(痛いニュース(ノ∀`)))
■名作文芸・ここがアヤシイ(←腐女子向け、注意!)
どっちも2chじゃん!というツッコミはさておき。
前者は、日独伊三国同盟が復活しそうなノリが素晴らしいです。
後者の「名作文芸萌え」については、私は断然『こころ』と『車輪の下』ですね。『こころ』のカップリングは「K×先生」ね。
あと以前にもリンク貼りましたが、白田秀彰先生の原発文学史も、たまに読み返すくらい好きです。
ついでに、以前ふなぼりすたさんから拍手コメントで教えていただいたサイトを紹介しておきましょう。
■これが「棒の手紙」だ!
■「月をなめるな」
■DHMOの恐怖
「棒の手紙」は笑いました。でも私、「不幸の手紙」ってもらったことがないんだよね。それは決して人徳などではなく、幼少期から友人が少なかったためと思われます。
「月をなめるな」は、ギリギリ笑えるかどうか……ってラインですね。ブログ主みたいな理系オンチの頭のレベルでは。ただ私、「アポロ月面着陸陰謀論」は大好きなんですよね。「円谷プロが撮影に協力した」なんてエピソード、夢があっていいじゃないですか!
私も『トンデモ本の世界』は愛読書だったので、こういうネタは嫌いじゃないです。
え〜、こんな感じで、あなたのブックマークに入っているちょっと面白いサイトをひとつ、教えていただけたら嬉しいなー、というのが今回の企画の趣旨です。
さて今回、月ノヒカリにプレゼントを贈る際には、一周年企画のときと同様に、
あなたの ●年代・性別 ●住んでいる地域 ●属性 ●何処からこの辺境ブログにたどり着いたか? ●このブログ内で好きな記事 etc.も書き添えていただけると嬉しいです。(書ける範囲で結構ですので。)
回答は、
☆コメント欄
☆拍手コメント
☆メール(fanatic_sweets666あっとまーくyahoo.co.jp)
のどこに送っていただいても結構です。
面白サイトは、あとでまとめて発表させていただく予定です。
一般に公表したくない秘密のサイトをコソーリ教えてくださる場合は、「非公開で」とお書き添えください。
もちろん、「俺のブログは世界一面白い」と自負されている方は、ぜひ自ブログのアドレスを書いて送ってください。
いやそうでなくても、ブログ主は、このブログを見にきてくれる人がどんな人なのか知りたくて知りたくて仕方ないので、ブログを書いている人はどんどんアドレスを晒しましょう。
そして「俺のツイッターは世界一(以下略)」な人は、遠慮なくご自身のツイッターIDを書き込んでください。
もし、全然まったくひとっつも反応がなかったら、月ノヒカリは絶望して、泣きながら故郷のダメダメ星に帰るのがこれまでの習わしなのですが……現在、地球のあまりの暑さに嫌気がさしたため、月ノヒカリはすでにダメダメ星に帰省しています。
ですので、特に回答期限は設けておりません。
気が向いたとき、暇なとき、面白サイトを見つけたときにでも、マターリとコメントを送っていただけると嬉しゅうございます。
それでは、たくさんの皆様のご参加をお待ちしております〜〜〜♪☆♯♭
←拍手はこちら
【お詫びとお知らせ】
前々回の記事に、「節電」「エアコンなしで」「涼しくなる」といった検索ワードで訪問してくださった皆様、ご期待に添えず大変申し訳ございませんでした。(たぶんこんなとこ読んでないでしょうが。)
ご意見・苦情等ございましたら、ダメダメ星☆までお気軽にお寄せください。 -
2011.07.13 Wednesday 23:05
不思議な読後感の本である。
スッキリと「何かがわかった!」というわけではない。
わかるような、わからないような、雲をつかむような内容だけど、「ここには、何かある」と感じさせてくれる。
ページをめくると最初の方に、「一生懸命だけでは何かが違う」「必要なのは努力とは異なる工夫」なんて書いてあって、いわゆる努力教に疑問を感じている人なら、ピンと来るものがあるのではなかろうか。
いま必要とされているは、「飽きる力」だと著者はいう。
一般的にはあまり良い意味で用いられない「飽きる」という感性に、もっと大きな可能性を見出し、実践的な能力として使ってしまおう、というのがこの本のテーマだ。
(続きは折り畳みます。) - ←新しい記事 1/2 pages 古い記事→