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2020.09.12 Saturday
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2011.10.27 Thursday 22:06
そしてこの2年くらい、勝手に師と仰いで(ネット上でだけど)追いかけてきた人だ。
私は岡田さんの著書を、これまで10冊以上は読んだはずだけど―――この本は私にとっていちばん、バリッバリに「役に立ってる」本。
ちょっと大仰なタイトルだけど、自分流のタイトルに変えていいなら、「面白い人になるためのノート術」かな。
このノート術、私は一年半くらい前に、岡田さんのサイトにあった動画を見てからずっと、自分なりに続けてきた。
そして今の私にとって、「ノート」は何よりの精神安定剤になっている。
「紙に書くことを重視する心理療法」といえば、認知療法が有名だ。
だけど私には、認知療法は向いてないみたいで、続かなかった。
認知療法というのは、認知の歪み(例えば“全か無か”思考etc.)を正すことを目的としているんだけど、その目指すべき「合理的思考」がすごくつまんないと感じちゃうんだ。
でも、岡田式ノート術=スマートノートは、もっとラクで、楽しい。
何よりも異なる点は―――
認知療法をマスターしたら、行き先は「普通の人」。
でも、スマートノートをマスターすると、「面白い人」になれるんだ!
帯コピーには「最低でも岡田斗司夫程度にはなっていただきます(笑)」と書いてあるんだけど、私がノート術を始めた動機はまさに、「岡田さんみたいな面白い人になりたい!」というものだった。
このノート術のキモは、「ノート見開き右ページから書き始めて、右側に論理、左側に面白い話を展開する」ことかな。
なんで右ページから書き始めるのかっていうと―――答えはぜひ、本書で確認してみてください。
実は私、ずっと「左ページを空白にしておくなんてもったいない」と思ってて、左ページ上から順に埋めていた時期もあったんですよ。
でもそれ、ダメだったみたい……。この本を読んで、やっと理由に納得できました。
「右ページから書き始める」というのは、武道の型みたいなもので、ちゃんと守らなきゃいけないルールだったらしい。
スマートノートは今や私にとって、日常生活でもブログを書く上でも、なくてはならないものなんだけど……具体的なノートの使い方は、ここでは詳しくは書かない。
ぜひ動画を見るか、本を読んでください。
動画5→6→7を見るだけでも、概要はつかめると思う。
あと、こちらのサイトで、まえがきを試し読みできます(「天才」の定義はここに書いてあります)。
個人的に、特にこのブログを読んでくれている悩み多き方々に紹介したいのは、岡田斗司夫公式ブログにも載っているように、このノート術は「ウツ治療のツールとして使える」ということだ。
以下は、ずいぶん前に岡田さんがツイッターでつぶやいたのを読んで以来、私が精神的にしんどくなったときにやってること。
(1)右ページに、悩みを箇条書きにする。
(2)左ページに、その考察を書く。
(3)そして悩みはノートに預ける。ノートが解決してくれると信じる。
まあ解決するものはするし、しないものはしないんだけどね。
悩みを頭の中でジャグリングすると、こんがらがって、悩みがこじれてしまう。だから一度、紙の上に出してみる。その方が自分を冷静に見ることができるんだ。
そして「箇条書き」というのも、シンプルなんだけど、いやだからこそ、効果があるみたい。 「自分は悩みが多すぎる」とかねがね思ってたんだけど、箇条書きにすると、せいぜい20〜30個くらいだった。
ノートは今や私にとって、メンタル面での心強い味方であり、しんどいときの精神安定剤でもあり、自分を励ましてくれる友達でもある。
悩みが多い方、メンタルな病気でお悩みの方は、スマートノートを試してみる価値はあると思う。なんせノートとペンだけで、手軽に始められるのだから。
このスマートノートの効果は、単なる精神安定剤どまりではなく、もっとすごい展開がこの本には書かれている。もっとでっかいスケールで、スティーブ・ジョブズみたいに「世界を変える」レベルの話なんだけど……私はまだ、そのレベルまで到達していないので、これ以上は書きません。
ひとつ強調したいのは、この本はいわゆるライフハックみたいに「効率」を求めるものではない、ということだ。
もっとアバウトで、楽しくて、ムダを重視するツールなんだ。
これから先、ノートを何冊も書き続けて、脳の筋肉を鍛え続けたら、この本の最後に書いてあることも、理解できるようになるかもしれない。
それはもう、長い道のりなんだけど。
いつか岡田斗司夫を越える「面白い人」になる日を夢見つつ、月ノヒカリは今日も明日もあさっても、ノートにちょっとヘンテコな、自分なりの論理を積み重ねていくのです。
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2011.10.20 Thursday 23:19
動物が主役の脱力なごみ系ギャグ漫画、といえば桑田乃梨子の『だめっこどうぶつ』がMyバイブルなんだけど、『しろくまカフェ』もなかなかのものだ。
シロクマくんがマスターやってるカフェを舞台に、常連客のパンダくんやペンギンさんらが醸すのほほんとしたギャグは、まったり和むんだよなあ。
シロクマ・パンダ・ペンギンが並んでジェンカを踊るシーンなんかは、なんともシュールでいい味出している。
特に、パンダくんが素敵すぎる!
パンダくんは、いつも家でゴロゴロしていて、しょっちゅうしろくまカフェに遊びにくるんだけど、どうやら彼はニートらしい。
厳密には週2日、動物園でアルバイトしているので、フリーターになるのかな。
その動物園でのバイトというのが、な、なんと―――「パンダ」のバイトなのです!
なんとも意表をつく設定である。
それにしても羨ましい。
動物園でゴロゴロしながらおやつ(竹の葉っぱ)を食べてるだけのバイトなんて、おいしすぎる。そんなバイトがあるのなら、私もやってみたい……けど自分はパンダじゃないから無理っす。
ゴロゴロしてるだけで「カワイー♡」って言ってもらえるのって、パンダの特権だよね〜。
他にもいっぱい動物が出てくるんだけど、動物の絵はわりとリアルに描かれている。それでいて動物たちが「表情豊か」に見えるんだから、この作家さんの表現力は、結構すごいのではなかろうか。
午後の日だまりのなか、のんびりコーヒーでも飲んでいるような気分を味わえる漫画です。
動物好きの方、まったりなごみたい方は、昼寝のお供にぜひどうぞ。
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2011.10.15 Saturday 21:34自分は自己評価が低い。それもかなり、異常に低い方だと思う。
わかりやすく言えば、「自分に自信がない」ということになるのかな。
自己評価というのは、高ければいいというものではないと思う。やけに自信満々な人って好きになれないし。
たぶん「健全な自己評価の高さ」みたいなポイントがあって、適度の自信を持ってるのが、マトモな人間というものだろう。
でもその「適度な自己評価」というのが、私にはわからない。
自分のスペックと言えば、メンヘラ無職非モテ友人ナシ。この状態で自己評価が高かったら、そっちの方が異常じゃないか?
「自己評価」って、なんだかんだ言っても「他人からの評価」で上下するものだと思うし。
いちばんわかりやすい、世間に流通している「評価」のツールと言えば、「仕事」か「恋愛」でしょう。そこから排除されていたら、自信を持ちにくいのは当然だ。
そんな私でも、ブログを書き始めて反応をいただくようになってから、ちょっぴり自己評価がUPしました。
それでも普通の人に比べたらずいぶん低いと思うけど、レベルゼロの状態よりも、レベル1か2の方がまだいい。
で、ここまでは前置き。ここからが本題なんだけど。
自己評価が低い人って、自分がツライだけで、他人に害を与えないかというと、そうでもない。 (おそらく自己評価が高すぎるタイプの方が、より迷惑な存在だと思うが。)
私が常々ダメだと思っているのは、自分は「人からのほめ言葉を素直に受け取らない」ところがあって、それが自己評価を押し下げてるんだと思う。
人にほめられたとき(そんなの滅多にあることじゃないけど)、「お世辞じゃないのか?」とか「この程度のことで……」とか、額面通りには受け取れないんだよね。私は。
でもこれ、場合によっては相手に失礼なことだ。
逆の立場になってみればわかる。
自分が心からの賛辞を贈った相手に、「どうせお世辞だろ」みたいな受け取り方をされたら、どうだろうか?―――それけっこう傷つくよ。ショボーンだよ。
反対に、ほめ言葉を素直に喜んでくれる人は、こっちも嬉しくなるものだよ。
そのことに気づいてから、私はできる限り、「ほめ言葉や感謝の言葉、自分へのプラスの評価をもらったら、素直に喜ぼう」ということを、心がけてきた。
そして受け取ることができたら、次は「伝える」ことも。
誰かや何かを好きだと思ったり、嬉しかったときは、好意や感謝をきちんと伝えること。
それを実践するようになってから、私に見えている景色は、ずいぶん変化したと思う。
それもこれも、ネット上でしかできてないけどね。今のところ。
(「ネット上でもできてないじゃん」という意見もおありでしょうが、これでも以前よりはずいぶんマシになったんです。)
こんなこと、普通の人にはできて当たり前なことかもしれないけど。
自意識過剰の非コミュにとっては、なかなかに難しいことなのだ。
自己評価が異常に低い人のためのライフ八苦―――なんてふざけたタイトル付けたけど、これはわりとマジな話。
「自信をつけるためにナンパしろ」みたいな無茶なアドバイスをする人もいるけど、そんなの非コミュには無理ですって。
そんな無理しなくても、自分へのプラス評価を、どんな小さなものでもちゃんと受け取って喜ぶことができれば、ずいぶんと世界は変わるよ。
・・・ということを、自分と同じくらい自意識過剰で重度非コミュの人のために、書いてみました。
「ライフ八苦」というのは「ライフハック」のもじりです。念のため。 -
2011.10.11 Tuesday 22:44最近、自分のイメージがわからなくなってきました。
というか、このブログを読んでくださってる皆様が、月ノヒカリにどんなイメージを持っているのか、わからなくなったんです。
これまで月ノヒカリは、訪問者様に「男だと思った」とか「さすがダメ神の化身」とか「ダメ人間には見えません」とか、まあいろんなことを言われてまいりました。
が、ここらではっきりさせておこうと思います。
題して、「月ノヒカリの実像に迫る!」ジャジャーン!!
―――まずは、百科事典で調べてみましょう。
◎ダメダメ大百科より
◇月ノヒカリとは:ダメダメ星出身のダメな生き物。月に棲息し、拍手とコメントを主食に、チーズスティックをおやつに食べて生きている。たまに地球にやってきて、「人類の未来のために日夜時間の浪費に勤しむサイレント・テロ」活動を実施中。
・・・これで少しはイメージが伝わりましたでしょうか。
これまで誤ったイメージを持っておられた方は、ここらで修正していただけるとありがたいです。
さて、恒例の拍手レス。
またもや長くなってしまいましたが、↓からどうぞ〜。 -
2011.10.08 Saturday 23:01秋も深まってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
前回の記事(思想地図β vol.2の感想)、執筆者のひとりの方がツイッターでつぶやいてくださったため、ブログのアクセス数が急増して、ビビったり舞い上がったりした月ノヒカリです。
が、それも、はかない夢マボロシでありました。
一夜明ければアクセス数も元通り、あっという間に過疎地の辺境ブログに逆戻りでございます。まあその方が落ち着くのさ。と負け惜しみを言ってみたり。
えっとツイッターで呟いてくださったからではなく、『思想地図β vol.2』収録の津田大介氏の被災地ルポ、マスメディアでは伝えられなかった避難所の話とか、すんごい読みごたえがあります。
……と本来なら前回の記事に書くべきだったんですが、話の流れ上どうしても書ききれず、それもこれもブログ主の力不足です。
『思想地図β』は、アマゾン以外では、一部の大手書店にしか置いてないようですが、機会があれば手に取ってみてください。
さて、以下はこのブログをご覧の皆様に、ちょっとしたお知らせです。
まずひとつ目。
先日から、トラックバックを「このブログ記事への言及リンクのない場合は拒否する」設定にしました。
理由は、スパムがあまりにも多いから。
これまでこのブログでは、トラックバックを歓迎してきましたし、私自身もトラックバックを送ってきました。が、ここまでスパムが多いとねぇ……削除するのもひと苦労でして。
ただ、コメント欄は今まで通り開放していますので、トラックバックしたい記事があるのでしたら、お気軽にコメントくださいませ。
ふたつ目。
えっと、このブログ主はたまに、死にたいだのなんだの書いてるせいか、更新がないと心配してくださる方がいるようで……なんともはや、申しわけない限りです。
ブログ記事を書くのは、まあこんなヘタクソな文章でもそれなりに時間がかかるので、更新が滞ることもありますが、ツイッターにはもうちょっと頻繁に現れます(ほとんどがしょーもない独り言ですが)。
というわけで、ブログ右柱にツイッターへのリンクボタンを付けました。(携帯からは見えないかもしれません。スミマセン。)
ブログ主の生存を確認したい場合は、ブログ右柱中ほどにある「Twitterやってます!」ボタンから、月ノヒカリのツイッターに飛べます。
……しかしもし、ツイッターにもブログにも月ノヒカリが登場しない日が続いていたとしても、お葬式の準備をしたり、追悼文を書いたりするのは、気が早すぎるというものです。
このブログはしょせんダメ人間のブログ、「更新はのんびり、ときには放置もあり」がお約束です。どうか生温かく見守ってください。
あと最後に、蛇足ですが。
つい先日から、ブログの広告欄に、某宗教団体の本の宣伝が載るようになりまして……。
ブログ記事に広告がつくのは、まあ無料でブログサービスを使ってるから仕方ないのですが、ちょっと宗教団体は勘弁してほしいなあ、と個人的には思うんですけどね。
無印良品の広告なら、まだよかったのになぁ。
むーん、どうしたものか……。
考えてもしょーがないので、別の広告に変わってくれるように祈ってたら、育毛剤の広告に変わりました!(いや、それもちょっと……広告が選べたらいいのに。)
まあ仕方ないです。
次回は、拍手レスをUPする予定。
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