2020.09.12 Saturday

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2015.08.29 Saturday 23:16
お待たせしました。前々から予告していた、オフ会の日程です。

10月10日土曜日の午後、名古屋市内で「お気に入りの本を紹介し合うオフ会」を開催します。
タイムスケジュールとしては、午後1時過ぎに名古屋市内の某所に集合。「本を紹介し合う会」をする。
その後、夕方5時頃から、希望者は一緒に「名古屋めし」を食べにいきましょうねってことで。

今回のオフ会は、これまでに当ブログのコメント欄、拍手コメント、ツイッター等で何度かやり取りをしてきた方限定にしたいと思います。すごく迷ったのですが、やはり最初のオフ会は、参加者の皆様が安心してお話できる集まりにしたいので、これまでにネット上で交流のあった方限定とさせてください。

というわけで、参加を希望される方は、下記のメールアドレスに、件名を「オフ会参加希望」として、お名前(いつも使っているハンドルネームでOK)を添えて、DMでお知らせください。

fanatic_sweets666【あっとまーく】yahoo.co.jp
(【あっとまーく】を@に変えてください)


申込みメールには、オフ会参加者向けに、簡単な(数行程度の)自己紹介を添えてください
自己紹介の内容は、ハンドルネーム・居住地・年代・性別・好きな本のジャンル等を、差し障りのない範囲で書いていただければ幸いです。もちろん、お仕事やその他のこと、ご自身のブログやツイッターのアカウントを書いていただいても構いません。ただし、このブログに来てくださっている方は、病気その他いろいろと事情をお持ちの方も多いでしょうから、書きたくないことは書かなくてOKです。
いただいた自己紹介は、オフ会前にまとめて、参加者の皆様にメールでお届けする予定です。

参加を希望される方は、9月末までに参加申込みいただけると嬉しいです。
メールで参加申込みをいただいた方には、折り返し、集合場所・集合時間等をお知らせします。


その他、皆様へのお願いです。

◆人数は、多くても6〜7名までってことにします。いきなり大人数のオフ会を仕切るのは難しそうなので。希望者が多い場合は(まずそんなことはないと思いますが)、先着順とさせてください。

◆持ち寄る本は、小説でも漫画でも写真集でも画集でも雑誌でも、本なら何でもOKです。おそらく1冊だけでは時間が余ると思うので、複数冊ご用意いただければ、なお良いかと(遠方から来られる方は、荷物にならない範囲でお持ち寄りください)。

◆オフ会中は禁煙で。あと、参加者の写真撮影は禁止ってことで、よろしくお願いします。

◆夜、場合によっては「お酒を飲む場所」に行くことになるかもしれませんが、お酒を飲む・飲まないは自由です。私自身、お酒が飲めない人なので。

◆たぶん大丈夫だとは思いますが、万が一、オフ会当日にブログ主が急病でドタキャンになってしまったら……という懸念があります。遠方から来られる方で、 チケットを前もって予約されていた場合、キャンセル料がかかっちゃうかもしれないですが、ブログ主としては、土下座してお詫びする以外何もできません。もしそうなったら本当に申し訳ないのですが、ご了承くださいませ。

◆参加希望の皆様も、メールで参加申込みをした後でご都合が悪くなった場合は、キャンセルされても特に問題はありません。キャンセルされる場合は、早めにご連絡いただけると有り難いです。

◆参加申込みのメールを送信して、一週間経っても返事が来ない場合は、お手数ですが、当エントリのコメント欄または拍手コメントでお知らせの上、再度送信してください。


・・・とまあ、こんな感じでやっていきたいと思ってます。
何だか注意書きがものすごく多くなっちゃって申し訳ありませんが、ご理解ください。
私もオフ会を主催するのは初めてなので、いろいろと戸惑うことも多いのですが、楽しいオフ会になるよう、皆様にもご協力いただけると嬉しいです。

では、皆様からの参加申込み、お待ちしています!






| ●月ノヒカリ● | オフ会などの参加者募集 | comments(4) | trackbacks(0) |
2015.08.21 Friday 22:32
久しぶりに日記の更新。
タイトルだけでは何のことだか分からないでしょうから、順を追って説明します。

前々から、「椅子が欲しいな」と思ってたんですよ。
私は普段あんまりテレビを見ないけど、たまにDVDを見るときなんか、床に座って見てるんですよね。そういうときに、ちょこっと座れる椅子があったらいいな、と。

そうは言うものの、ワタクシもウサギ小屋の住人ですので、これ以上家具は増やしたくない。
だから最初は、クッションでも買おうかと、考えたんです。
何でも無印良品には「人をダメにするソファ」というモノがあるそうで(これです→http://matome.naver.jp/odai/2139718821156900401)。
これ、すごく気持ちよさそう、なのですが。
しかし、ブログ主はすでに現状、「人類失格」の烙印を押される程度にはダメなので、これ以上ダメになってどーする!? という問題もありましてですね。

てなわけで、人をダメにしない、なおかつあまり場所を取らない、そんな椅子を求めて、ネットリサーチをしていたところ。
見つけたのが、「バランスボールを椅子代わりにする」というサイトでした。
例えばこことか→ http://www.mukyoyo.com/entry/balanceball

もともとはエクササイズ用のバランスボール。
そのバランスボールを椅子代わりに使うと、姿勢が良くなって、体幹トレーニングの効果もあって、座ってるだけでダイエットできちゃうという、一石三鳥のシロモノらしい。
お値段も千円〜とお手頃。使わなくなったら、空気を抜けば場所を取らない。

そんなことが書いてあるサイトに触発されて、バランスボールを購入したのが、昨年のことです。ええ、購入したのはずいぶん前なんです。
購入してしばらくは、ビニール臭がきつくて、使えなかったのです。
表面を水拭きして、屋外で陰干ししても、なかなか臭いが消えない。無臭になるまで3ヵ月くらいかかりました。

というわけで、こちらがAmazonで買った、直径65cmのバランスボールです。

ボールのサイズは、自分の身長に合わせて選ぶよう推奨されています。私の場合、55cmか65cmかで迷ったのですが、65cmにして正解でした。大きめのボールに、やや少なめに空気を入れた方が、座るときにラクなのです。
座ったとき、膝の角度が直角になるように、空気を入れるのがコツ。

せっかく買ったんだから、バランスボールを使ったエクササイズもできないかな? とネット検索してみたところ。素晴らしく充実した動画サイトを見つけました!

■バランスボールトレーニング(27種類) (筋トレTV)

このサイトはすごい!
動画に出ている27種類のトレーニングを一通り試してみた結果、「プルオーバー」というトレーニングが一番のお気に入りになりました。
■プルオーバー/バランスボール/腹斜筋
「バランスボールの上に背中を置き、手に持った小ボールを頭の方に振りかざした体勢から、体をひねり上体を起こす」動作です。
最初に動画を見たときは、「こんなのできるかいっ!」と思ったのですが……やってみたら、案外できちゃいました。最初はスゴイ筋肉痛になったんですけど、腹筋が鍛えられそうだし、背中がのびーる感じが、何とも心地良いのです。

ただし、準備運動は入念にしておかないと、腰を痛める可能性があるのでご注意を。

準備運動は、上記トレーニングサイトのいちばん最初の動画にあります。
これはテレビを見ながらでもできますね。

そんなわけで、テレビを見るときは、このバランスボールに座って見ることにしたのです、が。 座ってるうちに、だんだん疲れてきて、ボールにもたれかかったり、ボールの上に乗っかってプカプカして遊んだり、し始めちゃうんですね、これが。最終的には「人をダメにするソファ」とたいして違わない使い方に収束してしまうあたり、ダメダメ星人のダメダメ星人たる所以であります。

ちなみに、プルオーバーの動画で手に持っている、直径20cmくらいの、小さいボール。
このボールも、Amazonで購入して、たまに使ってます。

XYSTUS(ジスタス) ピラティスボール200(青) 20cm H-9345B
TOEI LIGHT(トーエイライト)
売り上げランキング: 644

こちらも本来はエクササイズのためのボールですが、ダメダメ星人向きの使い方もあります。
ボールに半分くらい空気を入れて、腰の下あたりに置いて、その上に仰向けに寝るのです。その状態で、ボールを左右にゴロゴロ動かすと、腰が伸びて気持ちいいんですよねー、これが。

実は以前、高熱を出して寝込んだとき、この小さい方のボールは重宝しました。何日か寝込んでると、だんだん腰が痛くなるのですが……時折ボールを腰の下に入れてゴロゴロ動かすと、腰のストレッチになるんですね。
これは腰痛対策におすすめ――なのですが、ガチで腰痛持ちの方には、刺激が強過ぎる可能性もあるので、ご注意を。最初のうちは、ボールに入れる空気の量は少なめにした方が楽です。慣れてきたら、空気を多めに入れると、もっと負荷をかけることができます。


まあしかし、本当のことを言うと、これらのボール、いつもは部屋の隅に転がってるだけで、使われることは滅多にないんですけどね。
ネットで検索すると、「バランスボールのおかげで姿勢が良くなった」とか「バランスボールでダイエットできた」とか、そんなサイトがいっぱい見つかります。
けど、ダメな人はやっぱりダメなんですね。せっかく買ったボールも、部屋の肥やしにしかならないんですね。

そうだとしても、ダメな人なりのラクチンな使用法もあるのが、このボールの素晴らしいところ。
これからスポーツの秋に向けて、エクササイズに励むのもいいけど、「ダメな人のためのボールの使い方」を開発するのも一興かと思います。
安上がり健康法、皆様もお試しあれ。




※ただ、この手のボールは、使い方を間違えると、怪我や事故につながる恐れもあるので、よくよく注意書きを読んで、正しい使い方をマスターしてから使ってくださいね!




| ●月ノヒカリ● | 日記・雑感 | comments(0) | trackbacks(0) |
2015.08.04 Tuesday 23:30
ドキュメンタリー映画『ルック・オブ・サイレンス』を観てきた。
昨年このブログでも取り上げた、『アクト・オブ・キリング』の続編にあたる作品だ。
いつも参考になる町山智浩さんの解説はこちらに。

『アクト・オブ・キリング』は、1960年代後半にインドネシアで起こった大量虐殺事件について、今も罪に問われず安楽に生活する加害者たちの姿を撮影したドキュメンタリーだった。

今作の『ルック・オブ・サイレンス』は、虐殺された被害者の遺族たちに――今も沈黙を強いられ、怯えて暮らしている被害者側に寄り添ったドキュメンタリーだ。といっても、さすがはオッペンハイマー監督、ステレオタイプな展開にはならない。

実は、昨年書いた当ブログの『アクト・オブ・キリング』評について、「やらせ」という検索ワードでの訪問が少なからずあった。私もまたそれ以来、「ドキュメンタリーとは何か」ということを、改めて考え直すきっかけとなった。
ドキュメンタリーは、単に「事実を切り取ったもの」ではあり得ない。そもそもカメラを向けること自体「現実に干渉する」ことになるし、撮影した映像を編集する際には、作り手の主観が入り込む。だから、「やらせ」と「演出」の境界線を引くのは難しいのだ。

オッペンハイマー監督の『アクト・オブ・キリング』及び『ルック・オブ・サイレンス』は、撮る側の作為も含めて観客に提示する手法のドキュメンタリーだった。どちらも「過去の歴史」を探究するのではなく、被害者・加害者の「現在」を描き出そうとする試みだ。


今作『ルック・オブ・サイレンス』の主人公は、60年代の虐殺で殺された被害者の弟・アディという40代の男性である。
アディは、オッペンハイマー監督のカメラと共に、虐殺の加害者に会いに行く。アディは眼鏡屋で、加害者に「眼鏡を作りますよ」と言いつつ近づき、検眼しながら、世間話をするようなトーンで、過去の虐殺について問いかける。
虐殺の加害者は、今も政権側にいる人たちで、自らが過去に犯した殺人について自慢気に話す様子は、『アクト・オブ・キリング』でも映し出されていたとおりだ。

しかし、アディが「自分の兄も殺された」と打ち明けた途端、加害者は動揺し、態度を変える。
ただ、加害者から出てくる言葉は、悔恨ではない。「私は命令に従っただけ」という開き直りだった。この加害者の姿は、アイヒマン裁判を、ハンナ・アーレントの語る「凡庸な悪」を想起させる。

アディが訪問した加害者の中には、年老いて認知症になった者、すでに他界している者もいた。その場合、アディ(及びオッペンハイマー監督のカメラ)は、加害者の妻や子どもと対面し、虐殺について話すことになる。加害者の娘や息子ら(40代のアディと歳はそんなに変わらない)は、「今さら話を蒸し返すな」と怒り出す。あるいは「父を許してあげて。過去のことは水に流して」などと言う。
もちろん、加害者の子どもたちには、直接の罪はないだろう。そうであっても、「過去のことは水に流そう」だなんて、少なくとも加害者側が言うセリフじゃないよな、と思ってしまうわけで。


このシーンを見て、連想することがあった。
そう、先の戦争の加害者としての日本と、被害者としての東アジア諸国との関係だ。

家族を虐殺された遺族は、今も傷が癒えることはなく、怯えて暮らしている。そんな両親の姿を見て育ったアディ。
一方、加害者は、自己正当化を繰り返し、「過去のことを蒸し返すな」と言いつつ、のうのうと暮らしている。
被害者と加害者の間にある、圧倒的な溝。
それを目の当りにして、妙に腑に落ちるものがあったのだ。

「この映画を、遠い異国で起きていることを映し出す『窓』ではなく、自分自身の姿を映し出す『鏡』だと感じてほしい」。
映画のパンフレットには、オッペンハイマー監督のこんな言葉が収録されていた。

私たち日本人は、先の戦争において、東アジア諸国に対しては、加害者側の人間だ。
しかし、現代に生きる私たちの多くは、戦争に直接関わった経験はない。
そうであっても、加害者側の子孫として、先の戦争について、被害者側に対してどういう態度を取るべきか(あるいは取ってはいけないのか)、この映画から学べることはあると思う。


さらにもう一歩進んで、私個人の問題として、考えてみる。

私自身は、子どもの頃から反戦平和教育を受けてきた。
空襲や原爆といった「被害者としての日本」だけではなく、「加害者としての日本」の残虐な行為についても、子どもの頃から繰り返し聞かされ続けてきた。「加害者としての日本を直視せよ、反省せよ」という主張は、ごく当たり前のものとして受け入れてきた。
そういう子ども時代を経て、成長してから、小林よしのりの『戦争論』を読んで、衝撃を受けたのだ。「そういう視点があったのか」と、ものすごく新鮮に感じたのだった。

かといって、「加害者としての日本を直視せよ」という主張を「自虐史観」として退ける気にはなれなかったのは、自分の中で、バランスを取る力が働いたからだと思う。
うろ覚えだけど、当時の斎藤美奈子さんの書評に、こんな一節があった。 「新しい歴史教科書をつくる会」なんて言うけど、戦後史として見ると、小林よしのりの『戦争論』等で提示される考え方はむしろ「古い」考え方で、「加害者としての日本を直視せよ」という考え方のほうが、新しく出てきたものだ、と。
それを読んで、ああそうだったのかと思い、その後の小林よしのりに対して強い違和感を抱くようになった結果、私は「ゴー宣」から離れることになったわけだが。

でも、そういう自分の生育史を振り返ると、自分が子ども時代から受けてきた反戦平和教育には、「加害者としての日本を直視せよ」と主張する側にも、何かが欠けていたんじゃないか? と思わざるを得ない。

それについては、映画のパンフレットにあった森達也監督の解説から、ヒントが得られそうだ。
森監督は、『ルック・オブ・サイレンス』を読み解くために、二つの補助線を提示してくれている。

一つは、親鸞の『歎異抄』だ。森監督は、『歎異抄』から、次のような一節を引用している。
親鸞が弟子の唯円に「私が『人を千人殺せ』と命令したら、お前は殺せるか?」と問うた。唯円は、「師の命令であったとしても、私には一人も殺すことができません」と答える。親鸞は言う。「これで分かっただろう。心が善いから殺さないのではない。業縁がなければ、師の命令であっても人を害せるものではない。また、害そうと思わなくても、もしそこに業縁があるならば、人は百人千人をあっさり殺してしまうこともあるのだ」と。
それを受けて、「分ける境界は善悪ではなく『業縁』なのだ」と森監督は説く。

あともう一つ、森監督は、「殺す男たちは個人ではなく、常に集団だ」という視点も示してくれた。
一人称単数である「私」や「俺」が、「我々」とか「我が党」とか「我が国家」とかに肥大した結果、述語が乱暴になり、一人称単数に依拠する躊躇や逡巡や悔恨が薄くなる、というのだ。

単に善悪で裁くのはない、「業縁」という視点。
一人称単数である「私」の躊躇や逡巡も含めて、先の戦争を捉えなおすこと。
そういった見方で、私たちの間にある対立を乗り越えることはできないか。

自分の身内が、自分の祖父母が関わった戦争犯罪と向き合うことには、苦痛が伴う。
それでも、そういった痛みを経由しないまま口にされる「反省」という言葉を、私は信じることはできない。

『ルック・オブ・サイレンス』というドキュメンタリー映画を観て、そんなことをつらつら考えたのだった。






| ●月ノヒカリ● | 音楽・映画 | comments(8) | trackbacks(0) |
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