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2016.02.25 Thursday 23:14【当事者研究】なぜ私は「人に会いたくない」のか?のエントリを受けて、皆さんから寄せられた「人に会いたくない理由」の当事者研究を公開する試み、4回目です。
今回は、1月28日にいただいた拍手コメントです。
初めまして、「私が人に会いたくない理由」の記事を拝見致しました。とても共感する箇所が多く読んでいて何度も頷いてしまいました。実は今現在人に会いたくないという気持ちと葛藤している最中です、なので当事者研究の3つの理由に自分の状況を当てはめて考えてみようと思います。
経済的理由 : 交通費や飲食代が無職の自分にとって大きな出費であること。
心理的理由 : 今の駄目な自分を友人に知られたくないという気持ち。
身体・健康上の理由 : 電車やバスに乗ると吐き気や動悸なと具合が悪くなる。
簡潔に書くとこのような理由があります、3つめの理由ですがひどい時には外で人混みに近付いた時にも具合が悪くなる事があり、いざ出かけようとしても駅にさえたどり着けず引き返したりもしました。これらの症状は治療が必要だとは思っているのですが、親に金銭的な迷惑が掛かることと病院への道中も体調を崩すかもしれない不安と恐怖でなかなか足が向かないのです。自分でも自分が分からず、外に出るのが怖いです。まとまりのない文章ですみません。
(読みやすくするため、適宜改行を加えさせていただきました。)
はじめまして。
とても深刻な事情をお持ちなのに、コメントの公開が遅くなってすみません。
最初に言っておくべきでしたが、私は医療や福祉の専門家ではないので、この当事者研究の場で「アドバイス」をするのは控えよう、と思っていたのです。
ですが、今回は禁を破ってアドバイスします。余計なお節介かもしれませんが、よかったら読んでください。
コメント主さんの「電車やバスに乗ると具合が悪くなる」というのは、病院へ行って相談するべき症状じゃないか、と思います。
たぶん、メンタルクリニックとか、心療内科とか、「こころの病気」が専門のお医者さんに診てもらうのがいいのでしょうね。もしかしたら、薬を飲めばよくなる症状かもしれませんし。
ご家族に事情を説明して、付き添ってもらうのがベターです。一人で病院に行くより、ご家族と一緒の方が、安心できるのではないでしょうか。
もしかして、車やタクシーなら、気分が悪くならないのでしょうか?
その辺りの事情はわからないのですが、親御さんと一緒に、なんとか病院に行く方法を考えてみてください。
問題は、どこの病院がいいのか? ということですが……メンタルな病気の場合は、医師との相性も大事ですから、「この先生とは合わないな」と思ったら、別の病院を探したり、してみてください。
上に書いた通り、まずは病院で相談、が第一です。
ですが、もしかして、金銭面の心配や、親御さんに相談しづらい、とコメント主さんが思われたときのために、第二案、第三案も書いておきます。
お住いの地域の「保健所」や「精神保健福祉センター」といった行政機関に、「こころの問題」について相談する場がないか、ウェブ検索で探してみてください。
例えば、私が住んでいる愛知県には、こんなサイトがあります。
→ http://www.pref.aichi.jp/soshiki/master/0000014030.html
このサイトのトップに、「こころの健康に関する相談」の電話番号がかいてあります。お住まいの自治体の公式サイトを調べて、こういう相談窓口がないか、探してみてください。
公共の機関なら、無料で相談できるはずです(通話料はかかりますが)。
あるいは、愛知県保健福祉センターでは、「ひきこもり相談」「メンタルヘルス相談」がメールで相談できるようにもなっています。
→ https://www.aichi-pref-email.jp/top.html
このようなメール相談も、お金はかかりません。上に書いたようなことを、ぜひメールで相談してみてください。私のような素人ではない、専門家が回答をくれるはずです。
相談しただけですぐに解決、というわけにはいかないかもしれませんが、「次に何をするべきか」というアドバイスはもらえるかもしれません。
自治体によって支援体制は異なりますが、コメント主さんのお住いの地域外の自治体であっても、相談を断られることは、まずないと思います。
これらの相談は、病院に通うのと並行してやってみてもいいと思います。
というか、ぜひ並行して、いろんなところに相談してみてください。もちろん「いろんなところ」と言っても、怪しげな業者には引っかからないでくださいね! 最初はまず、公的な機関を探してみてください。
病院にソーシャルワーカー(ケースワーカー)がいる場合は、そこでも相談するのもいいと思います。
あるいは、現在は、精神保健福祉士(精神科ソーシャルワーカー)のいる「地域活動支援センター」も各地に整備されています。
あと、女性会館などでも、「女性のための悩み相談」窓口が設けられていることもあります。
自分の経験上ですが、「相談先は複数あった方がいい」と思うんですよね。
一カ所で相談して、そこで解決しなくても、また別のところで相談する。
そういったことを繰り返してみてください。
そうやって相談を重ねていくうちに、「どこで、誰に、何を相談すればいいか?」が、段々ぼんやりとわかってくると思います。
自分が困っていることを相談すること自体、大事な社会体験です。
もちろん、いきなりいっぺんにやるのはしんどいでしょうから、ゆっくり、自分のペースでいいので、チャレンジしてみてください。
自分の体をいたわりながら、できそうなことから始めてみてくださいね。
こちらのエントリについて、ご意見やメッセージ等がありましたら、ご自由にコメント欄や拍手コメントでお寄せください。
いただいたコメントは公開する可能性があります。拍手コメントでいただいたご意見は、コメント欄に転記させていただくかもしれません。公開を希望されない場合は、「非公開で」とお書き添えください(拍手コメントの場合は、「レス不要」にチェックを入れてください)。
特に、コメントされた方と同じような悩みをお持ちの方や、「ここに相談するといいよ」みたいな情報をお持ちの方は、ぜひ教えてください!
※追記
ブログ主は来週いっぱい、リアル生活がやたらハードなので、次回の更新は再来週以降になります。
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2016.02.19 Friday 23:19【当事者研究】なぜ私は「人に会いたくない」のか?のエントリを受けて、皆さんからいただいた「人に会いたくない理由」の当事者研究を、順番に公開させていただいてます。
今回は、1月11日にいただいた拍手コメントです。
私も持病がいくつかあるので、「身体・健康上の理由」で「人に会いたくない」場合が多いです。
でも信頼できる数人には、病気のことを(いきがかり上でしたが)ぶっちゃけてしまったので、付き合いが少しラクにはなりました。
ただ、相手に重荷を背負わせてしまったかもしれないなと後悔も少しあります。なので今は人に自分から言うことはしないように気を付けています。精神的な病気の方の話ですが。
再発している子宮筋腫のことは言える、というよりも言っておかないと生理のことって女性同士でも理解してもらえないことが多いんですよね。言うと決まって「そんなにひどかったんだ」と驚かれます。
まぁ、ひどいときは人に会わないので驚くのも無理はないと思いましたが。
あと、私の場合「人に会いたくない」には波があります。すごく積極的(私なりのですが)に連絡をとれるときと、いっさい連絡をとらない(とれない)ときと。うーん。これが私のテーマなのかな。「なぜ波があるのか」。
ってこれは医者に言えって感じのことでしょうかね?難しいです。考えたのですがいまひとつ答えが出ません。
気持ちのON・OFFをしようとしているのかな。
他の選択肢ですが、すごく単純に「もともと一人で家にいることが好き」ということもあります。ええと、ようはナマケモノですね。ダラダラ大好きです。ってのはダメですかねぇ。
すみません。なんだかまとまりない考えをつらつら書いてしまいましたが、これ以上のことが今は書けないのでこれでお許しを〜<(_ _)>
当事者研究になっていますでしょうか?
ありがとうございます! ちゃんと当事者研究になってると思います。
持病についてですが、ここに挙げられているのは「精神的な病気」と「子宮筋腫」なので、この二つについて考えることにしますね。
まず面白いなーと思ったのは、いや面白いというのは失礼かもしれませんが、「身体・健康上の理由」を一番に挙げていることですね。「精神的な病気」があっても、「心理的な理由」で人に会いたくないわけじゃなくて、「身体的な理由」が一番大きい、ということですよね。
これは他の方からのコメントも含めて感じたことですが、精神的な病気を抱えている人は、「ものすごく疲れやすい」とか、「からだがしんどい」と訴える人が多いように思います。 でも、世の多くの人にとって、精神的な病気は、単に「気持ちの問題」として扱われているような気がするんですよね。「気持ち」だけじゃなくて、「からだ」がしんどいんだ、ということは、私自身も声を大にして言いたいところです。
そしてもう一つ、生理(月経)の問題ですね。
婦人科疾患のせいで「生理が重い」っていうのは、私自身も経験があるので言いますが、あれも相当厄介なモノだ、というのはよくわかります。
今回、私の当事者研究に、生理について書かなかったのには、理由がありまして。実は乳がんが再発した後、治療の一環として、注射で生理を止めてるんですね。だから今の私は、生理の問題からは解放されているんです。がんが再発してよかったことがあるとすれば、それですね。もっとも、今やってる治療が終わったら、また生理でグッタリ、が復活するのかもしれませんが。
婦人科疾患に罹ってないとしても、生理って面倒なものだと思うんですよ。私も十代の頃から、毎月うんざりしてました。
けど、子宮筋腫になってからは、「うんざり」では済まなかったですね。私の場合、過多月経が主な症状でした。特に生理開始から2、3日目は出血多量で、しょっちゅうトイレに行かなければならない。下痢したときのようにトイレの住人になるんだけど、流れるのは血ですからねー。貧血でからだはフラフラ。貧血のときって、体に力が入らないんですよね。でもって、階段を上るとか、お風呂に入るだけでも動悸が激しくなって。だから、毎月のように婦人科を受診しなければならない。
つまり、生理が重いってことは、ひと月のうち4分の1、もしくはそれ以上、体調不良でグッタリしている状態なわけで。
そんな状態のときは、「人に会いたくない」どころか「外出もしたくない」ですよ。
からだがしんどいときは、「人に会いたくない」のは当然のことだと思います。
・・・とまあ、自分のしんどかったときのことを思い出して、熱く語ってしまいました。確かにこういう話、女同士であっても、生理が軽い人とは共有できない悩みかもしれないですね。
あと、「波がある」という問題について。積極的に連絡をとれるときと、とれないときがある、とのことですが。
これについては、心身ともに全くの健康体だったとしても、「今日は誰とも連絡を取りたくない気分だ」という日があってもおかしくはないと思うんですよね。
「もともと一人で家にいることが好き」というのも、私自身もそういうタイプなので、それも別にいいんじゃないかと思いますし。
ということは、こちらのコメントに書かれた当事者研究については、「人に会いたくない」問題というより、「身体および精神の病気」に付随する悩みがある、ということじゃないかな? という印象を受けました。
本当に、病気を抱えていると、「普通に外出できる日」がものすごく限られてしまうと思うんですよね。
ということは、必然的に、健康な人より「人と会うチャンスが減る」ということになるわけで。
まず「病気がしんどい」という大きな悩みがどーんとあって、それに付随していろいろな問題が生じてくる、ということじゃないかな? というのが、上記の当事者研究を読ませていただいた私の感想です。
さて、こちらのエントリについても、ご意見やメッセージ等がありましたら、ご自由にコメント欄や拍手コメントでお寄せください。
いただいたコメントは公開する可能性があります。拍手コメントでいただいたご意見は、コメント欄に転記させていただくかもしれません。公開を希望されない場合は、「非公開で」とお書き添えください(拍手コメントの場合は、「レス不要」にチェックを入れてください)。
よろしくお願いしまっす!
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2016.02.14 Sunday 00:03更新が滞ってしまいスミマセン。
先日、リアルに「人と会う」修行をしてきたのですが、えー、予想してたよりずっとヘビーな修行体験となりました……。本っ当に疲れ果てましたー。ぜーはー。
さて、皆さんから拍手コメントで送っていただいた「なぜ人に会いたくないのか?」についての当事者研究、これからまた順次UPしていく予定です。
が、その前にちょっとお願い。
2月5日に拍手コメントで、「まだ多くの人とそこまで共有できないので今回はレス不要にさせてもらいます」と前置きして「人に会いたくない」当事者研究を送られた方に。
この当事者研究、公開しませんか? というお願いです。
なんでかっていうと、そのコメントに書かれていた内容がね、私が「人に会っても楽しくない」と感じていた理由とまったく同じじゃないか、と感じてしまったからです。率直に言うと、めちゃくちゃ共感しました。
だから、非公開なのはもったいないなーと思ったんです。
「ハンドルネームは伏せて公開」ということもできますし、もし嫌でなければ、ブログに公開させてほしいです。 もちろん無理にとは言いませんが。
コメントの公開を希望されなかった場合、私自身がいずれ同じような内容のことをブログに書くかもしれません。っていうか、実は書く予定でした。
つまり、今回送られた当事者研究については、「多くの人と共有できない」としても、少なくともブログ主とはある程度共有できている、みたいなんです。
・・・ってことは、あなたの書いた当事者研究を公開すれば、読んで共感される方が他にいてもおかしくない、と思うんですよね。他の皆さんと共有する価値がある、と私は思うんです。
というわけで、2月5日にコメントくださった方、ここ読んでくださってたら、お手数ですが、もう一回拍手コメントで、当事者研究公開の是非についてご連絡いただけると嬉しいです。「ハンドルネームを伏せて公開」も可能です。
もちろん無理強いはしません。「やっぱり公開してほしくない」と思われるなら、そのお気持ちは尊重します。
ただ、公開を希望されないとしても、あのコメントに書かれていたことと同じような気持ちを、ずっと私自身も抱いてきたということは、お伝えしておきたいと思いました。
当事者研究については、コメントいただいた順番に公開していくつもりなので、公開するとしても、当分先の話になりますが……ちょっと考えておいていただけると嬉しいです。よろしくお願いしますー。ぺこり。
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