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2020.09.12 Saturday
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2016.12.26 Monday 20:13このあいだの休日の午後は、主にエレベーターで上がったり下がったりして過ごしました。
私は一体何をやっているのでせうか。
その日のことを、日記風の短歌にしてみました。
写真と一緒にご覧ください。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
透明な種として過ごしたい街で個体識別されて冬空
高層ビルの窓に映った青空と雲と高層ビルがまぶしい
シースルーエレベーターに運ばれてこのまま一人で昇天したい
あすの朝ゴジラに変身していたら私がビルを踏みつぶす番
二〇〇メートル下りれば歩道を人類があるいていたので私もあるく
いつの日か廃墟となって堕天使がはしゃぐ駅前バベルの塔よ
ビル風に殴られながらシャッターを押すゆびさきが無言のままだ
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
写真はすべて、名古屋のランドマークです。
名古屋駅近辺と栄近辺で撮影しました。名古屋人なら、全部の場所を特定できる、かな?
以下に短歌のみ、再掲します。透明な種として過ごしたい街で個体識別されて冬空
高層ビルの窓に映った青空と雲と高層ビルがまぶしい
シースルーエレベーターに運ばれてこのまま一人で昇天したい
あすの朝ゴジラに変身していたら私がビルを踏みつぶす番
二〇〇メートル下りれば歩道を人類があるいていたので私もあるく
いつの日か廃墟となって堕天使がはしゃぐ駅前バベルの塔よ
ビル風に殴られながらシャッターを押すゆびさきが無言のままだ
これが今年最後のブログ更新になると思います。
皆様よいお年を。
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2016.12.19 Monday 21:58この世界には、二種類の人間がいる。
飲み会が好きな人間と、そうでない人間だ。
私は飲み会が苦手だ、ということは、このブログにも幾度か書いてきた。
でも世の中には、存在するんですね。飲み会大好きな人種が。
知り合いの知り合いが、「今の時期は、週に2回忘年会がある」と言ってたという話を小耳に挟み、驚愕しました。週2回って……そんなに飲み会に行きたいか? 私だったら、飲み会なんて年1回、どころか4年に1回であっても、参加したくないとゆーのに。
なんで私は、こんなに飲み会が嫌いなんだろう?
と考えてみるに、まず第一に思い浮かぶ理由は、「お酒が飲めないから」というものだ。これは大きい。
いや、学生時代から思ってたんだけど、飲み会って結構お金かかるよね。自分はウーロン茶かジュースしか飲まないのに、なんでこんなに高くつくのか? お酒をガブガブ飲んでる人の分まで払わされてるんじゃないか? 理不尽である。
お酒が飲めないって、ものすごく損してるんじゃないか。
・・・と、そう思う一方で、お酒が飲めないことのメリットもあるんじゃないか、と考えたりもする。
私のこれまでの境遇を思い返すと、アルコール依存症になっていても不思議ではないくらい、ヘビーな挫折体験の連続だったと思う。
でも幸い、私はアルコール依存症になることはなかった。アルコールに弱い体質の上、たいしてお酒が好きでもなかったので(甘酒以外)。
その代わり、チョコレート依存症やアイスクリーム依存症になってる気もするけど、これについては、医学的にも社会的にも、さして問題にされないらしい。
でもさ、疑問なんだけど。みんな本当に、お酒おいしいと思って飲んでるの?
私よりはお酒が飲めるウチの母ですら、「赤ワインとウェルチのグレープジュースと、どっちがおいしいと思う?」と尋ねたら、母は「ウェルチのグレープジュース」と即答したんですけど。
カルーアミルクとかさ、普通にコーヒー牛乳飲んでる方がいいんじゃない?
もう一度問いたい。
みんな、本当にお酒をおいしいと思って飲んでるの?
で、お酒が飲めないこともそうだけど、一般的にはマイナスの属性であっても、別の局面でプラスに働くことも、人生にはあるように思う。
これも何度も書いてることだけど、私は持病のアトピーのせいで、苦労することが多々あった。
でも一方で、アトピーのおかげで救われている面もあるんじゃないか、と考えることもある。とりわけ、ひきこもり状態だったときは。
仄聞するところによると、ひきこもってる人って、一週間お風呂に入らないとか、何ヶ月も部屋を掃除しないとか、あるらしいじゃないですか。
それ、アトピー持ちには考えられないです。
お風呂は毎日、部屋の掃除も週に一度は必ずする。アトピーを悪化させないために、これは必須条件だから。
でも、もし私がアトピーという病気を抱えていなかったら――部屋の掃除をサボって家をゴミ屋敷にする、なんてこともやりかねなかった、かも。掃除後3日にして雑然と散らかった我が部屋を眺めつつ、そう思う。
閑話休題。
私は飲み会より、お茶会の方が好きだ。
お酒よりもお茶(とケーキ)の方が美味しいし、飲み会より安上がりだし、酔っ払いもいないし。いい事づくめじゃないですか。
「お酒が飲めないけど、飲み会は好き」という人って、存在するのだろうか?
一人だけ、思い当たる人がいる。その人は、飲み会トークが得意で、いつも場の中心を仕切るタイプだった。そういう人なら、お酒抜きでも、飲み会を楽しめるのかもしれない。
逆に、「お酒は好きだけど、飲み会は嫌い」という人は――普通に存在するんじゃないかなあ。
私はもしお酒好きでも、おそらく飲み会は苦手だったと思う。
つまり私が、飲み会を避けてお家でゴロゴロ、というのは、好きでやってることなんだよな。
念のため一応断っておくと、若いうちは、嫌でもなんでも、飲み会くらい経験しておくべきじゃないかと、私は考えている。
私は過去、修行僧の気分で、何度も飲み会なるものに参加して、結果としてそれは苦行でしかなかったので、「自分には飲み会は向いてない」と悟ったわけで。
本当にしょーもない苦行ではありましたが、しかし「飲み会はつまらない」という結果がわかっただけで、良しとせねばなるまい。
でもね、そうは言いつつ、実は、心のどこかで、想像することもあるんですよ。
この広い世界のどこかに、お酒が飲めなくても楽しめる飲み会が、秘密結社の儀式のようにひっそりと行われているなんてことも、あるんじゃないかって。
野望を内に秘めた大人たちがひそかに集って、ウーロン茶やオレンジジュースで乾杯しながら、世界征服または人類ダメ化計画実現に向けてマターリ密談を重ねる飲み会。
そんな夢のような飲み会があるなら、私もぜひ参加したい。
心当たりがある人は、私にこっそり教えてください。
それとも、自分で開催しようかな。人類ダメ化計画推進を掲げるダメダメ星人のための飲み会。
飲み物は珈琲か紅茶かジュースで。あとケーキとかケーキとかケーキとか。
それはもはや飲み会ですらない気もするけど、細かいことを気にしてはいけません。
今年のクリスマスイヴの夜には、ダメダメ星人のためのダメダメ飲み会が実現するよう、サンタさんにお願いすることにします。
それでは皆様、お酒を飲んでも飲まなくても、どうか楽しいクリスマスを!
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