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2020.09.12 Saturday
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2018.06.23 Saturday 20:35前回の更新から、また間があいてしまいました。
抗がん剤治療、なかなかにハードです。
まだ親知らずの件が解決していないというのに……というか、抗がん剤&骨転移の治療中に歯の治療をするのは難しいらしくて、どうしかものかと思案中です。
毎週のように病院通いが続くのはまあ仕方ないとして。
先日なんか、8時半〜17時過ぎまでずっと病院にいたという——昼食も抜きで。
血液検査→診察→抗がん剤治療→歯科受診で、丸一日かかったんです。最後の方はもう、意識が朦朧としていたような。
でも、入院するよりは、通院の方がまだマシかなあ。
前回のエントリにも書いたんだけど、退院したあと、かかりつけの精神科を受診したんですね。
で、精神科の主治医に、「こういう抗がん剤治療をやっていて、薬が効いている限り治療はエンドレス。でも、薬が効くかどうかはわからない」という話をしたら、すごくビックリされて。
そして、
「退院してすぐ抗がん剤の予定を入れられたけど、お願いして一週間延ばしてもらった」
と話したら、その精神科の主治医は、
「最近の医者って、そんなに患者の全身の状態を見てくれないの!?」
と呆れたように言ったのでした。
その言葉を聞いて、ちょっとドキッとしたというか、実は私自身も似たようなことを思っていたので、「う〜ん、精神科医から見ても、外科医の判断って、そんなふうに見えるんだな」と。
今の私は、ほぼ「治療のために生きている」ような状態で、ずっと微熱が続いていて、「自分の楽しみのために外出する」ことは本当にできなくなっていて。
でも、家で本を読んだり、好きな音楽を聴いたり、家事や身の回りのことはそこそこできるし、お風呂にも入れるから、入院するよりはマシだと思うけれども。
正直に言えば、「ちょっと抗がん剤治療を休みたい」という気持ちでいっぱいです。
でも、外科の主治医は、「余程のことがなければ抗がん剤は続行する」という立場で、なんだか怖くなりました。
もうね、「抗がん剤で殺されるんじゃないの?」という感じで。
もちろん、癌が転移した肝臓の状態がよくないから、外科の主治医としては抗がん剤治療を強く勧めるのだろう、というのは理解しているつもりなんだけれども。
そして、外科医は「画像診断や血液検査の数値を見て判断している」のだけど、精神科医はそうではなく、患者との会話の中で判断している。そこに差が出てくるのかな、とも思う。
私個人としては、当然「全身の健康状態ができるだけ良い状態で過ごしたい」わけで。
癌の進行は抑えられても、「寝たきりで食事もままならない状態」になるなら、抗がん剤治療の意味って何なの?などと考えてしまいます。
これで、抗がん剤が効いているならまだ良いんだけど、腫瘍マーカーは迷走中で、効果もよくわからない。
今後、遺伝子レベルの分析が進めば、「効く抗がん剤と効かない抗がん剤が、あらかじめわかるようになる」はずで——今の私のように、「抗がん剤が効くか効かないかは、実際に試してみないとわからない」なんてことは、将来的には無くなるのでしょうけど。
そういう時代が早く来てほしいですね。
悩みは尽きないですけど、今回はこの辺で。
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