2017.05.23 Tuesday 00:05
先週、病院でCT検査してきました。
X線で身体の輪切り画像を撮影する検査です。

CTって以前は、「被曝するの嫌だなあ」とか「造影剤入れるの、体に悪そう…」とか思ってしまって、忌避感があったんですが、今はもう慣れっこになってしまいました。癌が再発して以来、もう何度目かわからないくらい検査してるし。
造影剤を点滴で入れたとき、体がぐわーっと熱くなるのも、特に驚かなくなりました。

ゴールデンウィーク明けから病院通いが続いて、近所の内科、皮膚科、精神科、そしてCTの検査と、すでに4箇所回っています。
あと月末に、脳のMRI検査をして、来月初めには結果が聞けるはずです。

先月末から、体がふらつく感じがあって、癌の脳転移の症状だったらどうしよう〜と、不安で不安で仕方なかったのですが……精神科の医師に相談したところ、精神的なストレスが原因で体がふらつく症状が出る人は結構いるとのことで。
頭痛も前よりは軽くなってきてるし、単に精神的なストレスの問題だったらいいなあ――というのも変な話ですけど、もう本当に、癌が進行していないことを祈るばかりです。

共謀罪がどうとか、不穏なニュースが流れていますが……とりあえず今の私は、自分の健康回復に専念するしかできない状況です。
以前ツイッターで、「社会が殺しにきているなら、生きてるだけでものすごい社会運動だ」とツイートされた方がいて、ジーンときたのを思い出しました。

実は今頃初めて、石牟礼道子の『苦界浄土』を読み始めたのですが、水俣病の症状の描写が、やけにリアルに迫ってきたりして。
漁師の町で、ささやかな日常生活を送っていただけなのに、理不尽にも公害事件の被害にあって、その運命を引き受けなければならなかった人たちの、痛みや苦しみ。
自分が病気になって良かったことがあるとすれば、彼らのような、ささやかな日常を奪われた犠牲者の痛みを、少しだけリアルに感じることができるようになった、ことかもしれない。
読むのがつらいときもあって、少しずつしか読み進められないんだけど。

そんなこんなで、「生きてることが社会運動」を合言葉に、順調に(?)病人生活を送っています。






| ●月ノヒカリ● | 病気 | comments(2) | trackbacks(0) |
2017.05.05 Friday 00:07
7年以上続けてきたツイッターのアカウントを削除しました。

理由は、不正アクセス等の嫌がらせ行為が続いて、頭痛や吐き気、ふらつき、アトピー悪化といった、深刻な健康被害が生じたからです。
私は再発がんの患者なので、健康は本当に大切だし、今回は「命」の危険を感じるレベルのストレスがあったので、アカウント削除を決めました。

長年相互フォローしてくださった方々と離れるのは残念ですが、退会前に懐かしいフォロワーさんと久しぶりにメッセージのやり取りができたので、それは不幸中の幸いだったと思うことにします。

一応確認しておくと、私のツイッターアカウントは、炎上もしてないし、表立って批判されることは全くなかったです。

ただ、「不正アクセス」と「コミュニケーション操作系のいじめ」はありました(「コミュニケーション操作系のいじめ」というのは、社会学者・内藤朝雄氏による定義で、悪口を言う、シカト(無視)する、くすくす笑い、デマを流す、といった非暴力系のいじめのこと)。

表立って批判されることはなかったけど、私からは見えないところで、陰口のような形で何か言われているのかな、と感じました。陰口のコミュニティは、私にとっては健康を害するレベルで苦痛なので、近づかないようにするしかない。きっと表立って批判できないから、陰口で発散するのかなあと、想像するしかないんですけど(とりあえず私は、そこまで悪く言われるようなことをした覚えは、全くないので)。

もちろん、そんな悪口ばかりではなく、「月ノヒカリ」のツイッターを好意的に見てくださった方も存在するであろうことは、理解しています。直接お礼を伝えられなかった方には、この場を借りて、感謝の気持ちを、送らせてください。

一方で、ツイッターへの不正アクセスという「違法行為」については、どうしても受け入れることができないです。
私はこれまで、愚直に生きてきて、万引き一つしたことがないので、平気で違法行為ができる人の気持ちは、よくわからない。
ただ、自分自身が犯罪に手を染めることがなかったのは、そこまで自分が(少なくとも経済的には)追い詰められることがなかったから、だと思ってます。
だからこそ、犯罪に手を染めてしまう人は、何かそうせざるを得ない事情があったのかな、と想像力を働かせて、できるだけ理解しようというスタンスでやってきました。

今回、私のツイッターに対する不正アクセスを繰り返した人たちが、何を考えているのか、私にはわからない。
私の中には、「権力や権威を批判するのはいいけど、弱い者いじめは恥ずかしい行為だ」という価値観が、揺るぎなく存在するから。

このブログを通じて、病気や障碍の当事者の方、生活保護受給者の方と、交流を持つ機会がありました。その方々は、自分が苦しい立場にあっても、「マイノリティ差別」や「弱者叩き」に参加する人たちではなかったです。

フォロワー数300人台の素人ブロガーに過ぎない「月ノヒカリ」に対して、執拗に違法行為を繰り返した人たちの間に、どんな闇が存在するのか、私にはわかりません。 「もしかしたら、こんな感じなのかな?」とぼんやり想像することしかできません。
以下に引用する文章は、そんな想像の一部です。

 社会は逸脱者を必要とする

 これが議論の出発点である。犯罪者であれ、アンダークラスであれ、ニートであれ、発達障害者であれ、社会によって逸脱者とされた人々は社会にとって望ましくない存在として、否定的に語られる。それが政策化すれば、 時に撲滅運動及び治療の対象者とさえなるだろう。

 しかし、そうした政策的な取り組み及び言説とは裏腹に、社会はむしろ逸脱者を必要としている。もちろん、最初に述べたように逸脱者が発現しない社会には変化と創造は起こらないという次元での必要性もある。しかし、 それとは逆の意味で、逸脱者はなくてはならない存在なのだ。

 社会の中で声高に非難の対象とされているのに、必要とされるとはどういうことなのか。意外に思われる読者もいるかもしれない。しかし、その理由はデュルケーム及びその影響を受けた社会学者、人類学者たちの見解によってある程度明らかにできる。彼らの考えによれば、いかなる社会も人々の不安、傷つき、怒りを鎮めるための破壊すべき想像上のシンボルを必要とする。この役割を社会の内部で担う者こそが、社会によって作り出された逸脱者なのである。

 グレーゾーンへ(38) 社会は逸脱者を必要とする .法璽範世泙箸

上記のブログ記事は、数年前クラウドシティという有料SNSに参加していたとき、幾度も読み返した文章です。

「市民社会モード」にある大人たちから見ると、学校生活を送る生徒たち(特に、いじめが発生している学校の生徒たち)は「無秩序」で「無軌道」に見える。また、「モラルや規範意識が欠けている」「人間関係が希薄だ」「幼児化している」と思えることもある。
 教室で悪ノリして空騒ぎを繰り返したり、いじめによって被害者の生徒を虫けら扱いしたり、いじめを咎められてもまったく反省するそぶりを見せなかったり、被害者が自殺しても加害者が平然と学校生活を続けていたりするためだ。
 ところが、実際に生徒たちが置かれているのは、「無秩序」とは正反対の状況だ。
 学校は、全体主義に支配された国に似ている。

(中略)

 本章冒頭で、「学校モード」における「良い悪い」は、「市民社会モード」の「良い悪い」とまったく違うと述べた。それを象徴するような2つの事例を見ていただきたい。
【事例1】
「一年のとき、クラスで“仮死ごっこ”というのが流行ったんです。どちらかが気絶するまで闘わせる遊びなんですが、私は『ひょっとしたら死んでしまうんじゃない? やめなさいよ』と止めました。そしたら男子が『死んじゃったら、それはそれでおもしろいじゃん?』というんです。バカバカしくなって止めるのをやめました」
「ほんとに死んじゃったら遊んでいたみんなはどう思うんだろう?」耐えかねたようにひとりの教員が言った。
「あっ、死んじゃった、それだけです」別の生徒が語りはじめた。「みんな、殺すつもりはないんです。たまたま死んじゃったら事件になってさわぐけど、その直前まで行ってる遊びはいっぱい学校の中であります」
 彼らは、どちらかといえば、“優等生的”に振るまう、普通の中学生たちだった。
(青木悦『やっと見えてきた子どもたち』あすなろ書房)

 (内藤朝雄『いじめ加害者を厳罰にせよ』pp.43-47)


 しかしながら、われわれはこれらの非難から、ソピステースだけが特別に悪いものであったように考えるなら、それは大へんな間違いである。プラトンはギリシア芸術の精華である悲劇作品を否定して、その作家たちを理想国から追放しようとしたのであるが、その取り扱いは人々に苛酷と感じられるものであった。しかし、事情はソピステースの場合でもそれほど違ってはいなかったのである。プラトンの厳しい理想主義的要求の前には、当時の国家社会の政治も文化も一切がとうてい吟味に堪えうるものではなかったのである。しかも事情は今日でも違ってはいない。われわれはさきにソピステースの徳育や弁論術が、べつにわれわれから軽蔑されたり、嘲笑されたりするようなものではないことを述べた。無智はかれらだけのことではなく、むしろわれわれにおいていっそう暗黒だからである。誇張された言葉で正邪善悪を云々する声は天下にみちみちているけれども、われわれはそれが何であるかを深く考えたことはないのである。

 (田中美知太郎『ソフィスト』pp.172-173)


退会前にもツイッターに書きましたが、ツイッターは私にとって、自分と同じように病気や障碍で苦しんでいる方々と繋がれる大切な場であり、生きるために必要な情報を得ることができる有益な場でもありました。
そのアカウントを削除するのは、身を切るような痛みを伴うものでした。

でもそれ以上に今は、健康面の不安が大きいです。
不正アクセス等の嫌がらせ行為が続いたのは、体調が悪くなるレベルのストレスだったので。

今月、再発がんの検査(CTとMRI)をする予定です。
今は自分の健康問題だけで手一杯なので、まずは体調回復に努めようと思ってます。

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| ●月ノヒカリ● | 日記・雑感 | comments(9) | trackbacks(0) |
2017.04.25 Tuesday 20:10
体調がすぐれないため、しばらくツイッターお休みすることにしました。
その代わりに、ブログを更新します。久しぶりに、社会勉強のエントリです。

こんなニュースがありました。

■芸能人のSNS不正アクセス、容疑の26歳男書類送検(日本経済新聞 2017/4/25)
芸能人の交流サイト(SNS)に不正にログインしたとして、福岡県警は24日、福岡市博多区の無職の男(26)を不正アクセス禁止法違反容疑で書類送検した、とのこと。 容疑者は「他人の私生活ののぞき見が楽しく、パスワード解読にハッカーのような優越感があった」などと話しているそう。

ここを読んでくださっている皆さんも、ツイッター等のSNSを利用されている方が多いのではないでしょうか。

もし誰かが、自分のツイッターのパスワードを不正に取得して、勝手にのぞき見しているとしたら……?
怖いですよね。不気味ですよね。
自分は特に何も悪いことはしていなくても、見られて困るものは何もなくても、平気でプライバシーを侵害する人がいるということ自体、不気味です。

さて、他人のSNSをのぞき見する行為は、どんな法律に触れるのでしょうか?
というわけで、今回は「不正アクセス禁止法」について調べてみました。

まずはこの、富山県警のサイトにあった解説がわかりやすいので、こちらで予習しました。
■不正アクセス禁止法について(富山県警ホームページ)

ざっと概略を掴んでから、いよいよ「不正アクセス禁止法」の条文を読んでみます。

■不正アクセス行為の禁止等に関する法律(略称:不正アクセス禁止法)

「ツイッター等、他人のSNSのパスワードを不正に取得して、ログインすること」は違法行為になるのか?
不正アクセス禁止法から、該当箇所を抜き出してみました。

(不正アクセス行為の禁止)
第三条  何人も、不正アクセス行為をしてはならない。

(他人の識別符号を不正に取得する行為の禁止)
第四条  何人も、不正アクセス行為(第二条第四項第一号に該当するものに限る。第六条及び第十二条第二号において同じ。)の用に供する目的で、アクセス制御機能に係る他人の識別符号を取得してはならない。

(不正アクセス行為を助長する行為の禁止)
第五条  何人も、業務その他正当な理由による場合を除いては、アクセス制御機能に係る他人の識別符号を、当該アクセス制御機能に係るアクセス管理者及び当該識別符号に係る利用権者以外の者に提供してはならない。

(他人の識別符号を不正に保管する行為の禁止)
第六条  何人も、不正アクセス行為の用に供する目的で、不正に取得されたアクセス制御機能に係る他人の識別符号を保管してはならない。

 「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」より引用

上記条文の主語は「何人(なんぴと)も」なので、すべての人に適用される内容です。

まとめると。
(1)他人のパスワードを、無断で入力するのは違法行為(不正アクセス)。
(2)無断で他人のパスワードを第三者に教えるのも違法行為。
(3)不正アクセス目的で、不正に取得された他人のパスワードを保管するのも違法行為。
ということになります。

罰則は以下の通り。
(1)の不正アクセス行為は、三年以下の懲役又は百万円以下の罰金(11条を参照)。
(2)と(3)は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金(12条を参照)。

被害にあったときに、「それは違法行為だ」とはっきり認識できるよう、法律を押さえておくのは、大事ですね。
違法行為の被害にあったときは、「法テラス」等、無料法律相談を行っているところがありますので、相談してみるといいかもしれません。

以上、SNSを利用している皆様にも、何かの役に立つかもしれないと思って、書いてみました。

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| ●月ノヒカリ● | 社会 | comments(0) | trackbacks(0) |
2017.03.28 Tuesday 22:56
えっと、前にも書いた通り、これから先、新作短歌は、まずは紙媒体→その後ブログに転載、という順で発表するつもりでした。

でも今、ここを読んでくださっている皆さんに、どうしても伝えたいメッセージがあるので、発表することにしました。

これが、短歌ブログで発表する作品の第一弾になります。
「小さな手紙」です。
はてなブログ「あすも短歌の花が咲く」へのリンク

これまでに何度か、固定ハンドルネームで当ブログにコメントくださった方に、感謝の気持ちを込めて、ハンドルネームを短歌に詠み込んでみました。

こちらにも転載しますので、ご自身のハンドルネームを探してみてください。

桜餅の葉にふくまれた塩分があした私の涙にかわる

ノラ猫に生まれかわって来世では煮干しが泳ぐ海辺で暮らそう

薄闇の底に光はしらしらとあなたの石を照らしはじめる

家じゅうを探しまわって見つからず開けた窓から来る青い鳥

冬の日のこころの淵につもる雪 月には月の道があるから

絹さやのすじを引きつつきららかな緑の風をわたしに招く

渡り鳥のように世界を翔けめぐる未来の文字も雨に滲みるか


ハンドルネーム、気づいてくださった方はいるでしょうか。
桜餅の葉っぱさん、ノラさん、しらさん、(旧HN)青い鳥さん、雪月さん、絹さやさん、ミルカさん――皆さんのことを思い浮かべつつ、短歌にお名前を入れさせていただきました!

それなりに長期にわたって、固定ハンドルネームでやり取りをしてきて、それぞれのお人柄もある程度理解しているからこそ、できた作品です。

実名でコメントくださった方、短歌にしづらいハンドルネームの方は、残念ながら作品にはできませんでした。
そうであっても、コメントくださったこと、励ましの言葉をかけてくださったことに、心から感謝しています。
本当にありがとうございました!!

月ノヒカリ/都樹野ひかりは、このブログを読んでくださって、コメントくださった皆様に育てられました。

自分の短歌を自分で評価するのは難しいのですが、これが、今の私にできる精一杯です。
この先、どういう作品を発表することになるのか、自分でもよくわからないのですが、今回の作品は、一つのマイルストーンになるんじゃないか、と感じています。

体調面の不安を抱えながらの活動になるので、のんびりペースの更新しかできないと思いますが、今後もお付き合いいただけると嬉しいです♪






| ●月ノヒカリ● | 短歌 | comments(4) | trackbacks(0) |
2017.03.18 Saturday 23:51
カフカの「掟の門」(道理の前で)という短編がある。
(青空文庫で読めます→http://www.aozora.gr.jp/cards/001235/files/47213_28180.html
ひきこもっている人が社会参加するときの状況ってまさにこんな感じ、と説明したのは、斎藤環だったか。
私にとっても、実感としてよくわかる話だ。

「社会参加につまずく」というのは、「就活でつまずく」のと必ずしもイコールではない。私にとっては、それ以前の問題だった。
まず、病気のしんどさが家族に理解されないでしょ。
ずっと一人で抱え込んでいたのを、たまたま病院で知り合った患者さんに、患者会のことを教えてもらって、「病気のしんどさを、同じ病気の人と共有できると、こんなに楽になるんだ」と知った。そこに至るまで、何年かかったことか。

で、病状が少し落ち着いて、仕事を探そうとしたら、「履歴書の空白をどう説明するか問題」に悩んだり。「病気のことを正直に話したら雇ってもらえない。かといって病気のことを隠して働いたら、無理を重ねて結局は倒れる」というジレンマに陥ったり。

昔はネットで得られる情報も少なく、たまたま新聞で見つけたひきこもり支援団体に電話したら、「今は満員で受け入れられない」だの「親と一緒でなければ話は聞けない」だのと言われて、空振りに終わったり。
「ひきこもっていた人が、良い支援者に出会えて、社会復帰できました!」という体験談は、おそらく実際にあることなんだろうけど、私には別世界の話としか思えなかった。

自分もネットで発信するようになってから、受け取る情報も増えて、自分も動いているうちに、「どこへ行けば、どういう相談に乗ってくれるか」ということが、ぼんやり理解できるようになった。
去年このブログ上でやっていた「人に会いたくない」当事者研究(第4回)へのレスポンスとして、幾つもの相談先を列記したのは、自分がそれだけたくさんの試行錯誤を繰り返してきたってことで。
私にとっては、「ただ生きる」ということが、ものすごく大変なことだった。

自分の受けてきた傷や、自分の病気の特性を理解して、それを癒しつつ、人にちゃんと説明できるようにすれば、もう少し生きやすくなるんじゃないか。それをブログに書くことは、自分と同じように悩んでいる人にとっても、なんらかのヒントになるんじゃないか。そういう思いがあって、ブログを書き続けてきた。それについては、ある程度の成果はあったと思う。


で、去年の夏に、癌の再発がわかったとき、ちょっと肩の力が抜けたというか、「もうジタバタするのはやめよう」と思ったんですよ。
おそらくあと数年くらいで自分は死ぬのだろうから、もう残り時間は余生、隠居老人のように生きていくつもりでしたよ。
「座右の銘は恬淡」とも言ったような。

でもって、短歌を作ることなら、地味〜に無理なく続けられるかなあ、と思っていたんですけど……またもや今、「掟の門」が目の前にある状況みたいで。

えっと、「短歌を作って、人に見てほしい」って、すごーくささやかな望みだと思ってたんだけど、実は結構大変なことだったようです。
すでにとんでもなく消耗して、頭痛やら吐き気やら体調不良で卒倒寸前の状態ですが、なんとかまだ生きてます。
「この頭痛が癌の脳転移の症状だったらどうしよう〜」と不安になったのですが、去年も同じように心配して脳のMRI検査しても、結局何ともなかったので、来月まで様子見することに。
えー私はこれから先、生きていけるのでせうか?

短歌って、私にはよくわからない世界です。
いや、「短歌の作り方がわからない」とか「作品がうまく読解できない」という問題なら、勉強すればいいだけの話ですよ。
でも、今の私が直面してるのは、それとはちと違う問題のような……。
短歌の世界、「歌壇」と呼ばれる場所には、私のこれまでの常識では理解不能な、暗黙のルールがあるみたいで。
で、よくわかんないときは、「とりあえずやってみて、失敗から学ぶこと」というのを教わったのも、このブログで、だった。
(過去記事:「空気」、読めますか?

というわけで、短歌の世界がどうなってるのか、私にはよくわからないけど、「とりあえずやってみる」ために、短歌専用の新ブログを作りました。
こちらです。→「あすも短歌の花が咲く
いかにも適当につけたっぽいブログ名なので、もっといいタイトルを思いついたら、後で変えるかも。
はてなブログです。一度は使ってみたかったブログサービスなので、いい機会かな、と思いまして。中身はこれからです。
やっぱりね、せっかく短歌を作ったなら、感想なり批評なり、良いなら良い、ダメならダメって言ってほしいよね。

短歌用のペンネームは、「都樹野(つきの)ひかり」に決まりました。
このブログで長らく使用してきたハンドルネーム「月ノヒカリ」に愛着があるので、名前の読みはそのままで、多少なりとも人間らしい名前にしようと考えた結果、こうなりました。
「都樹野ひかり」というのも、ビミョーにキラキラネームっぽくて、自分の美意識からはやや外れるのですが……仕方ないです。
だってこのブログを始めるとき、自分が短歌を作ることになるなんて、予想してなかったもんねえ。そのつもりだったらもう少し、日本人らしい普通のハンドルネームを名乗ったんだけど。
改めて今見直すと、「石井ゆかり」とか「中島梓」って超いい名前だよね。今さら後悔しても遅いけど。嗚呼。

「都樹野」って、たぶん簡単には変換できないだろうから、皆様はこれまで通り、「ひかりさん」「ヒカリさん」「つきのさん」「ツッキー」等々、お好きなようにお呼びください。

実は「都樹野ひかり」名義で、ツイッターアカウントも作ったんだけど、そっちはもう少し置いておきます。
「同時に新しいことを二つ始めない」というのが、精神科医・中井久夫先生のアドバイスだったので。

体調面の不安を抱えながらなので、少しずつしか進めていけませんが、のんびりお付き合いいただければ幸いです♪






| ●月ノヒカリ● | 日記・雑感 | comments(10) | trackbacks(0) |
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